マガジンのカバー画像

2024

32
運営しているクリエイター

#生活

行きたくない

行きたくない

「行きたくない。」という感情は、
「生きたくない。」という感情に近しい。

行きたくないは、生きたくない。

目を閉じて仕舞えば、朝が来てしまう。
目を開けて仕舞えば、夜が訪れてしまう。

夜は日中に比べるとおとなしい。
少しだけ静かになった夜が、とてつもなく恐ろしかった。

「明日が来なければいいのに。」
そう願った夜が、今までに何度あったことだろう。

「明日」という存在に怯えては、その度に眠

もっとみる
もう思い出せない

もう思い出せない

あの頃の感覚や感情をもう思い出せずにいる。

それだけ時が流れてしまった、ということなのだろうか。
それとも、それだけ自分も変化した、ということなのだろうか。

”あの時” と呼ばれるモノは、いつも過去のことである。

確実に残っているのは、その時の「記憶と記録」である。
形として唯一残る方法なのかもしれないね。

”記録” として残っている写真を遡っても、
思い出せるのはその時の記憶だけだった。

もっとみる
時間(とき)が流れただけ、気持ちも動いていく。

時間(とき)が流れただけ、気持ちも動いていく。

「時間(とき)が流れただけ、気持ちも動いていく。」
というより、移り変わっていく、という例えが正しいのだろうか。

変わらないままでいるなんて不可能な話だ。
約束、なんて存在しない。

変わらないのは、当たり前じゃない。

「そのまま」なんて存在しないんだよ。

2人が同じ気持ちだなんて、飛んだ勘違いに過ぎないのかもしれない。

同じ気持ちだ、なんて誰が言ったの?

そんなのありえない話だよ。