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読みたくなる書評

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読んだ本の書評をまとめた記事です
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2021年5月の記事一覧

FREE FLAT FUN

FREE FLAT FUN

伊藤羊一さんの新作が発売されたので、早速読んでみました!伊藤さんが大切にしている価値観、FREE FLAT FUNが本のタイトルになっています。

リーダーシップとマネジメントをテーマに、現場における実践方法までを体系化した、伊藤羊一流「リーダーシップ・マネジメントの決定版」

リーダーとは、「自分を導く(Lead the self)」
自分を導くとは、「自らの意思で選び、決断する」生き方、「自分

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プロのメモ術ノート術

プロのメモ術ノート術

知り合いがお勧めしていたので、ちょっと古い本ですが気になったので読んでみました!メモやノートをどうとっているか分かり、読みやすい書籍です。

メモの活用法について語った本はほとんどない。たくさんのメモの達人を取材して得た答えは、「事後処理」の大切さ。

レオナルド・ダ・ビンチが残したメモは7000枚、精密な人体解剖図、発明品や設計図、スケッチ、日誌など、ビッシリ書き込まれていた。エジソンも3500

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52ヘルツのクジラたち

52ヘルツのクジラたち

2021年の本屋大賞 1位で、他にも多くの賞をとってるので、気になって読んでみました。

52ヘルツのクジラは、他の鯨が聞き取れない高い周波数で鳴く、世界で1頭だけのクジラで、たくさんの仲間がいるはずなのに何も届かない、何も届けられない。世界一孤独だと言われている。

他の仲間と周波数が違うから、仲間と出会うこともできない。例えば群れがものすごく近くにいたとして、すぐに触れあえる位置にいても、気付

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意思決定の理論と技法

意思決定の理論と技法

アカデミア仲間におすすめされたので、ちょっと古い本でしたが読んでみました〜。意思決定に関してとても参考になる本です。

建設的不安とは、今後進むべき方向について、打つべき手は打った。その結果がどうなるかは、不確実性の下での方向性の決定である以上、必ず良い結果が出るという保証はない。そうはいっても、やはり結果についての不安は残る。

非建設的不安は、自らの置かれた状況の枠組みや環境条件に対する不安で

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2030年 すべてが「加速」する世界に備えよ

2030年 すべてが「加速」する世界に備えよ

東洋経済の特集 ベストブック2021で1位になっていたので、これは読まなきゃと思い、買って読んでみました〜。10年後は加速する未来がわかる予測本です。

高速なコンピュータを使って開発し正のフィードバック・ループが生まれ、加速のペースが一段と加速する。カーツワイルは、「収穫加速の法則」と呼んだ。

人類が創造した中で最も強力なイノベーションがいくつもある。量子コンピュータ、人工知能(AI)、ロボテ

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ついやってしまう体験のつくりかた

ついやってしまう体験のつくりかた

勉強会に参加したらおすすめされたので、気になって読んでみました!

誰にでも、あなたにも、人の心を動かす体験はつくりだせる。心を動かす体験を作る方法を体験デザインと呼び、ビジネスにも暮らしにも応用できる。

体験は、体は関係ない。心さえ動けば、それは体験。

1.「つい」やりたくさせてしまう
2.「つい」熱中させてしまう
3.「つい」誰かに言いたくさせてしまう
この「つい」が体験デザインの持つ力

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教養としての投資

教養としての投資

アカデミア仲間の柳瀬さんが、おすすめしていたので、気になって読んでみました!投資家の思想に関する書籍です。

株価が下がって、損したなんてことはない。株価を買っているのではなく、事業を買っている。株式投資を通じて、将来、確実に成長するだろうと思える事業に投資するので、多少株価がぶれても、一喜一憂しない。

直接目にしたものは、Googleで調べるだけでは得られない自分の主張を持つことが、ビジネスで

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