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プロのメモ術ノート術

知り合いがお勧めしていたので、ちょっと古い本ですが気になったので読んでみました!メモノートをどうとっているか分かり、読みやすい書籍です。

メモの活用法について語った本はほとんどない。たくさんのメモの達人を取材して得た答えは、「事後処理」の大切さ。

レオナルド・ダ・ビンチが残したメモは7000枚、精密な人体解剖図、発明品や設計図、スケッチ、日誌など、ビッシリ書き込まれていた。エジソン3500冊のノートにメモを残して、発明の苦労や思考プロセスが手に取ってわかった。

情報は、自分がわかるだけではダメ。提供する相手に分かってもらわなければ宝の持ち腐れになってしまう。読んでもらおうと相手の目線に合わせる。

スウェーデンは国民番号制度を、一人ひとりに10桁の番号で管理した。頭の6桁は誕生日、下4桁が個人に与えられた番号になる。プライバシーに触れない範囲の情報は、誰でも検索できる。

相手が電話していいか悪いかは雰囲気でわかる。都合の良い時間を◯印、悪い時間は×印をつけておけば、3〜4回で把握できる。

ソフトバンク孫正義の発明ノート
発明には3つの方法がある。
1.困ったことがあると、それを色々と工夫する「問題解決法」
2.いま不足しているモノを埋めていく「弱点の思想」
3.商品化されているモノとモノを組み合わせて新しいモノを作る「組み合わせ法」

効率が良いのは3.の組み合わせ法

情報を、ブロックに少しずつ分けて揃える。とりあえずできることから手をつけていけば、コマ切れの時間を有効活用できる。レポート作りや報告書作りに応用できる。

売れる本は、タイトルの良し悪しでほとんど決まる。タイトルを見てパッと思い浮かばない本は絶対に売れない。テレビでもイベントでも同じ。「これは」と思うタイトルに出会ったらメモする。

速記術、「中根式速記」が最も簡単な速記法。
1.すべて「ウ」をつけて長く読む
2.例外として、単音の小さい「ャ」をつけて読む
3.「ツキイチクン」法が加わる

例、ヒこキ ヒコウキ(飛行機)、そコ そうこ(倉庫)、ヤキ ヤキュウ(野球)、じス ジュース

肌身離さずテープレコーダーを持ち歩き、1日の行動をメモ。後でまとめて日記に書き直す。1日の吹き込みは15分程度

アイデアマンの知的財産は「アイデアのストック量」の多さにある。成功するタイプの人間は常に問題意識を持っているから、題材集めの目的が明確で、かつ、話題作りやテーマ選びが上手い。やるべきことがハッキリしているから、仕事の決断も速い。

野球の森監督や、孫正義、ヒット企画者など多くの人のメモやテクニックが書かれていて、とても参考になる1冊で、すらすら読めるので、おすすめです!


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