【慣れる】と【習慣】の違い~インプットorアウトプット?~

こんにちは、Ryosukeです。
リハビリテーション専門職として、
入院患者さんや対象者さんの心身の回復に対するアプローチについて考える仕事をしています。

今回は、「【慣れる】と【習慣】の違い」について書いていきたいと思います。

職場に【慣れる】とは。

今日、4月に入植した新人さんの面談がありました。
そこで通例のように「職場には慣れた?」と聞くのですが、
同様な表現として、「習慣」があります。

その両者はどのように違うのでしょうか。

私の中の解釈では、
【慣れる】とは、結果的にその環境に対して適応するという事ですが、
重要なのは、そのプロセスだと感じています。
環境から発せられる情報をインプットすることで、
環境に適応することを【慣れる】
といい、

逆に、環境に対してアウトプットすることで適応することは、
【習慣】
と呼ぶんだと感じています。

慣性とは?

その他に【慣性】という言葉があります。
これも【慣れる】という漢字を使いますよね。

慣性という言葉の意味は、
『ある物体が外力を受けないとき、
その物体の運動状態は変わらないという性質。』

です。

要は、環境によって何も刺激を受けなければ、状態は変わらないという事です。
なので、どちらかと言えば【慣れる】という、
インプットによって影響を受けるプロセスに属すると解釈しています。


習慣=慣れ?

とはいえ、
【習慣】と【慣れ】は、同一線上にあると考えていて、
まずは自分の行動を変えた状態を意識して続けることで【習慣】になり、
さらに続けることで【慣れ】になるんだと感じています。

習慣がアウトプットベースであると考える理由にはもう一つあって、
学習と勉強の違いにも通じると考えるからです。

学習はどちらかというとアウトプットベースで、
勉強はインプットベースであると考えています。

アクティブラーニングで伝えられている、
最も高い学習定着率である学習方法は、
「誰かに教える」なんです。
つまり、アウトプット
することなんです。

試験勉強で思い浮かべるのは、
単語や年表を覚えたりすること(インプット)だと感じています。

アウトプットの方が定着する

もちろん【慣れる】ことは仕事を円滑に進めるためには大切です。
そこから更に質を高めていくためには、
アウトプットしていく【習慣】が重要かもしれませんね。

今回は、「【慣れる】と【習慣】の違い~インプットorアウトプット?~」について書かせていただきました。
今回の1枚は、here_wedding1423さんにいただきました。素敵な紫陽花ですね!!!ありがとうございました(^_-)-☆

それでは今回もご覧いただきありがとうございました。
また、あした(^^)/~~~

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