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体内の違和感を丁寧に捉える

心の状態を把握するためには、さまざまな感覚を感じ取ることが必要です。ロジックだけでものごとを捉える生活をしていると、感覚が鈍くなります。きょうのランチで何を食べたいかも、分からなくなります。さらに酷くなると人生に行き詰まってくると、ヒーラーの寺尾夫美子さんは書いています。

(引用はじめ)
頭で理解する行為だけで過ごしていると、人間の能力・機能を、ほんの少ししか使わないで生きている状態になります。

その結果、感じることに鈍感になり、自分が何をしたいのか、どんなことが好きなのか、またどんな才能があり、何のために生きているのかがさっぱりわからなくなって、人生に行き詰まってしまいます。

少しのストレスでダメージを受けやすくなり、心も不健康な状態になります。風邪ひきや下痢は、体からのメッセージです。”エネルギーが古くなっていますよ””そこに滞りがありますよ”と体が知らせてくれています。それは、心がバランスを崩している証拠。心の健康が損なわれているのです。
(寺尾夫美子、ヒーリングレッスン)

寺尾夫美子さんが言うエネルギーとは、気のことです。気を見ることができる人たちも少なくありませんが、見ることができない人たちが大多数でしょう。気は見えなくても、感じ取ることができます。

こどもの頃、体に痛みがあるとき、母親が手を当ててくれたことがあるでしょう。あの時に感じた温かみ、それを与えたものが気です。先日、私が通う鍼灸院で眼精疲労を取り除くマッサージをして貰いましたら、その最後に施術師さんが両手の親指を私の両眼に当てました。この指が熱いのです。これも気ですね。

ご自分の体内の違和感を丁寧に捉え、気の滞りを解放すると、心身が整っていきます。

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