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スーパーの良し悪しではなく、もう変わってしまったのだ。食物連鎖のパーツを見つけるということ。

毎日、否応なしにスーパー・コンビニで買い物をしなければならない。そうでなければお店で食べるかケータリング。私達は「食品」市場の一部となっている。僕は地元のお気に入りのスーパーに行く(注)。毎年仕事でいろいろな土地を回るが時折素晴らしいお店が有る。そんなとき、少しだけホッとするのだ。医師や栄養士は食物連鎖を弱肉強食といい、ヒトが頂点に立つという。やっぱバカである(注)。

食物連鎖のコピー

食物連鎖のコミュニティが、この50年で大きく変わった。

医者や栄養学者はその変化をっみようともしない。気が付かないのかバカなのか故意なのか、その傲慢さが私達を苦しめる生活習慣病の「下手人」だ。

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かつては、小さなお店が歩ける生活圏内にあり、手に入れることのできる商品は、豊かであった。農家や養鶏養豚場・漁港と市場がつながり、食卓を通じて私たちの内部の海へと流れ込み、汲み取りトイレと肥溜めを通じて大地へと戻っていった。この長い連鎖こそが身土不二であったのだ(注)。

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昨今はスーパーはと言っても「商社の販売窓口」でしか無い。新潟の2大チェーンが新発田には有るが仕入先は同じだ。小さな商店が消えて、仕入先が狭められていくのだ。それは食卓に直結して、身体と言うコロニーに満ちている海の代謝傾向を決める。

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ほんの昨日まで海を泳いでいたスズキである。こんな素敵な宝物が880円である。


饅頭の顔は違うがあんこは同じ、余り嬉しいことではない。バイヤーと言われる仕入れ担当者がその地域で高く売れるものを安く仕入れる。販売店に競わせて結局利益は卸が総取りする。コンビニも同じだ(注)。最近はコンビニでも老人向けの商品が多く見ることができる。孤独に暮らす老人の姿が垣間見える。

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僕らに接する人たちは単に時給で働き流通の一パーツでしか過ぎない。かつてのお店は店主や先代から買いに来る人を知っていたし、仕入元の人達を知っていた。

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食べ物さんの連鎖に「かかわる人たち」はみな知り合いで食卓から大地までつながっていたのだ。

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注)ヒトが頂点に立つ食物連鎖

真面目な話、栄養学の教科書の『食物連鎖』の項目を見るとひどいものである。生命の単位は細胞のサイズなのだ。そして、適切な温度と湿度が維持される場所でマイクロバイオームは代謝を行う。大事なことは常温での元素組成の変化であるということだ。

この話は根深い問題を持っているのでまた今度。

燃焼と代謝の違いもわからない医師や栄養士がいる。火をつければ「燃焼」して酸素と水素が結び付き崩壊熱で次々と「燃焼」が進む。しかし、体内で起こる「代謝」は2種類の化合物が接する所でより強い原子結合が起こり、別な物質に変わるのだ。代謝系というのはそれの連続なのだ。そしてミトコンドリア内でADPとPを結びつけてATOPにする代謝が動く。その時にH2OとCO2が安全に遊離水素と遊離炭素を体外に運ぶ。それが呼吸である。

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注)長い連鎖こそが身土不二であった

一番の問題は、窒素固定であった。タンパク質はその分子構造の内に窒素を持つが、自然界では、ほぼ窒素は遊離して空気中に有るのでどうやって植物がその内側に取り込むのかが分からなかったのだ。現在では、植物の根に窒素固定を行うマイクロバイオームが確認されている。

肥溜め絵を通じて人糞が大地に戻りまた植物を通じて食物連鎖のがスタートするのであった。循環型農業というのは正確に言えば、既に無い。水洗トイレが水に流したのである。

僕が小さい頃は雷が窒素を固定したということになっていた。まだマイクロバイオームが見えなかったのである。

二次大戦の時代に火薬を作るために窒素を電気的に固定する方法が考案された。やがてそれが「窒素肥料」を生み、農業生産を飛躍的に向上させた。因みに有機水銀中毒(水俣病)を起こした「日本窒素、昭和電工、(チッソ株式会)」と言う会社は国策企業であり、公害認定が遅れた。これらの公害裁判とその救済はいまだに続いており、忘れてはならない。この裁判の家庭で東京大学の医学部の先生方は頑固に国側の弁護をして長く患者たちを苦しめた。大昔にそのことを知ってとても疑問に思ったものである。

学問はパトロンのための権威でしか無い。

医学は、大手メーカーや製薬会社の手先となって、都合の良い研究を行い金をもらう。もはや苦しんでいる人々のために何かを見つけようとする気持ちなど微塵もない。医学など信じては殺される。とはいえ、アイツラもいずれそうなるのだ。ナンマイダブツ。

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注)地元のお気に入りのスーパーに行く

関西系の資本のスーパーである。チャレンジャーという。業務スーパーという名前で結構ジャンク系の要素が強かったのだが数年前のリニューアルで魚のコーナーが出来た。かなりいいのだ。関西系の仕入れ筋なので「オリバーソース」があるのだ。これがまた嬉しい。

皆もこのお店に行こう、新発田だけどな。

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魚を捌くのはハードルが高い。僕も最初はおっかなびっくりだった。けどね、絶対に人生のためになる。一本の出刃包丁があればいい。市場の人に話を聞いて、習って人生の勉強を始めよう。

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厨房研究に使います。世界の人々の食事の価値を変えたいのです。