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幸運な病のレシピ 2021年7月11日〜20日

『医師、栄養士、料理家、レシピ作家』とい方々の事を見ているといつも気になる。この人達は毎日なにを食べているのだろうかと思う。皆さん見た目も健康的に見える(容貌は大事な要素である)し、よっぽっど「健康に」良いものを食べているのだろうなと思いがちである。

彼らが口にする「政治的に正しい栄養学」が間違えであることに気が付かないというのは悲しいことである。老人の死に方や難病・膠原病、生活習慣病と合併症と言うフェイクな病の蔓延を見ればわかる。1980年代を分水嶺に、料理情報の洪水が始まり、「病因のない病」は恐怖の的となった。

何よりも、映される厨房が片付きすぎている。ゴミも溢れていない。撮影用のスタジオのように見える。ぼくは毎日の生活の一部として食事を作っている。そして、人生においては「食事」が一番大事だ。食事は自分の未来に続いているのだ。

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「食事情報」の見分け方はシンプルである。『自分の人生を語っているか(受け売りかどうか)、どこかの製品(お店やクリニックの宣伝)を売ろうとしていないか(スティマ・広告)』この2点に敏感になれば良いのだ。コンビニで見かけるダイエット本やレシピ本はほぼ落第である。というよりも健康に悪い。

料理技術などていうものは基本的に皆受け売りである。僕は母の姿を見て料理の大事さを知って、年老いて何もできなくなった母に「食事を出した時に見せてくれた笑顔」を思い出しながら作る。自分が喜んだように子供が美味しがる姿、それこそが大事なことなのだ。レシピを自分自身が発明したなどと言ってもお日様の下に新鮮なものはないのだ。だから、レシピに著作権を認めろなどというのは小賢しい。私達みんなにとっての財産である。一人一人が参加して作り上げていく伝承文学のようなものだ。無論、本の様な著作物になった場合はその著作物に対しては尊重はする。スポーツ選手の技を見るようなものだ。かと言って、スポーツが誰かの占有物ではない。伝統的なレシピはパブリックな財産なのだ。みんな僕のYou Tube見て(笑)。

食事なんて、栄養素の吸収なのだと考えれば、そんなものでいいだろうが、僕はそうは思わない。素材の内側の細胞やマイクロバイオームの持っている代謝系を自分の身体に合った形で受け取ること。それが大事なのだ。誰にでもっ効果のある「健康的な食事」などというものはない。人はあまりに違いすぎるのだ。2つとして同じ姿のサンゴ礁がないようにDNAが同じでも環境に適応するために異なった花を咲かせる。

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今や人々は「病因のない病」にかかり、辛い目に合う。そして、「食事」に原因が有ると直感している。だから、「食と健康」の情報にはニーズが有るのだ。レシピ本を買い動画を見ながら料理する。しかし、自分にピッタリの食事は売られてはいない。

僕は、「幸運な病のレシピ」で料理の技術を売りたいのではない。食事の価値を多くの人と共に見つけたいのだ。自分らしく生きるという事は幸せなことなのだと信じたい。

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2021年7月1日〜7月10日<ー  まとめ  ー>

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#ビール #20 %引き助六寿司

【2021年7月20日】体にいいとか悪いとか、おこがましい。ヒトは皆それぞれに人生に向き合っている。「好き嫌い」はその人なりに生きる為に大事なことなのである。体にいいことをして悪いことをするなって恐ろしく傲慢なことだ。身体という「マイクロバイオームのコロニー」の内側の代謝系は恐ろしく違う。2つとして同じものはない。食事が似ていれば似た代謝系になる。

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#丸なす味噌炒め #鳥地獄焼き #ズッキーニのオムレツ

【2021年7月20日】鳥を塩でもんでおいた。地獄焼きである。地場物の形の悪い野菜を安く売るお店がある。妻の行きつけである。ズッキーニは10円だったのでオムレツに入れた。丸茄子はひき肉と味噌で炒めた。じっくりと炒めるのがコツである。出張から帰ってきて久しぶりの厨房仕事である。とにかくやしう野菜は旬だから、生命にあふれている。ドンドン食べるとよろしい。スパニッシュオムレツは蒸し料理だと考えるといいかと思う。食材の内側にある膜タンパクや脂質、代謝系を身体というコロニーに取り込むのである。美味しさは、食事が正しいということのエビエンスである。ピンピンコロリの人生の終りを迎えたい。

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#冷やし中華 #ビール #エビフライ

【2021年7月19日】コミクスでエビフライを食べる主題のものがありスーパーでエビフライを買ってきた。しかし、違う。あの小さい頃食べたエビフライはどこに行ったのだ。妻が作った冷やし中華を食べた。麺を半分残したつもりが、勢い余って食べちまった。何でも麺には生卵を入れるとカルボナーラになる。人の作ったご飯は美味しい。ビール飲んで一眠りした。少し飲まなくていいかなと思い出した。明日は妻がパートなのでなにか弁当つくろう。先日の悪魔焼きがいい。鶏ももを塩でもんでおくとうまいようだ。今さっきもんだ。一日中厨房に夢中だ。

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#そうめん  #鳥地獄焼き #トマト  

【2021年7月19日】素麺というとナヨナヨして炭水化物流動食のように思うかもしれないが、ガッツリ鶏肉を焼いて、野菜を茹でてトマトを切って、麺はほんの一口である。うまいというのはその食材に最適な調理をしているからだ。鳥は少し前に塩つけした物を地獄焼きにした。パリッとした皮目が美味しい。妻は麺は食べないので僕が少しだけ食べた。

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#梅干し

【2021年7月19日】紫蘇は嵩くて買えない。梅の豊作の年は紫蘇が高いという。梅がすっかり発酵を始めている。香りが全く変わってきている。産膜酵母が出てきている。このまま干してもいいかもしれない。結構暑い、トラブルには一段落させて泳いできた。去年使った紫蘇をもう一回使うか。

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#ポークチョップ  #鳥半身カレー揚げ

【2021年7月18日】大阪経由で帰ったために、家屋には汚染物体扱いである。僕の食事も娘は食わないという。まあ、そもそもキモイと思われているが、仕方ない。美味しいもの作ってやる。ということでポークチョップ(?)、鳥半身のカレー揚げである。豚肉のこういう形のものははじめて見た。豆板醤と甜麺醤に醤油に砂糖で紹興酒で味を入れた。6分オーブンで弱火で、6分休ませてを焼けるまで繰り返した。ジューシーで美味しい豚バラが出来る。鶏の唐揚げは低温でじっくりだ。半身の鳥は余り出ていないので嬉しくなって買った。酒が進む。

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#スーパーのお寿司

【2021年7月17日】夜は妻のパートで何っか作るつもりだったが、タガが外れて作らなかった。酒も飲んじまった。少し難問が発生しているのだ。人生は苦痛の連続である。『首取られる時に、ヒゲの心配などしていられない』と「七人の侍」は言う。

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#生命に溢れたラーメン

【2021年7月17日】やはり外食が続いたあとは野菜が食べたい。そこでラーメンである。モヤシとキャベツをどっさり茹でて、妻が焼いたイワシを入れて、目玉焼きにチャーシュウである。野菜は生命にあふれている。細胞膜上のタンパク質も脂質も、立体構造を経っ持ちながら調理することで僕の身体でまた生きるのだ。美味しさは、その証拠だ。栄養学者は「栄養素が不足すると....」というが、僅か40種類程度の必須栄養素(次から次へと出てくるが)の欠乏症では説明がつかない。1960年代の栄養学はその時代の反映である。今の時代が「難病や膠原病、生活習慣病」いずれも自己免疫疾患である。生命というと不思議なパワーだと思うかもしれないが、「身体の内側の海に満ちて、立体構造を保持している多彩なタンパク質や脂質」のことだ。恐ろしいことに、乾燥させると全く意味がなくなる。存在も消えるのだ。「乾燥・抽出・濃縮」の工程っを通った商品化された食事は私達をゆっくりと殺す。それも時給で働かされろくなもの食えない貧乏人を狙って殺す。ニューヨークではコロナ死者が地下鉄のホームレスに集中した。ろくなもの食えない年寄から死んでいく。

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#パン #サラダ #カレー

【2021年7月17日】出張から帰ってきた。パン食べて、娘の作ったカレーを食べた。県外から帰ったので、家族には濃厚接触しないように自主隔離することになった。僕はマユのご飯だけ作るようにすることになった。出張は大変であった。

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#道具屋筋

【2021年7月16日】大阪大好きである。ナンバの道具屋筋に行って来た。なんば花月の前を過ぎて奥の突き当りになる。あれ、ジュンク堂って無くなったのか。30cmの雪平を見つけたが、自粛。この街は厨房大好きな人間にとって最高だ。東京の河童橋と対比されることが多いが、僕は道具屋筋のほうが好き。しかし、25年前に比べると遥かに店が減った。出張の帰りに大阪を回った。大阪は世界の楽園である。

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#白雲台  #鶴橋 #焼き肉

【2021年7月16日】大阪大好きである。白雲台が市場の中に本店が有った時代である。今も味は変わらない。鶴橋と言う街に初めて足を踏み入れたときは恐ろしかった。33歳だったから、28年くらい前のことだ。一人で大阪に来て、人の優しさ兄触れて、そして鶴橋で国家というのはなんだろうかと実感した。一人でどう生きていこうかと悩んでいた僕に優しく。心が癒やされていったのだ。その後も決して順調な人生ではなかったが、この街に来たことで、まだ頑張れると思い始めていた。大阪は世界の楽園である。

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#大阪八尾 #小畑陶芸教室

【2021年7月15日】20年来の友人が大阪の八尾市で陶芸教室をやっている。四日市で打ち合わせが終わってから奈良を横切ってお邪魔した。10年近く前にお邪魔して以来である。教室を始めてからお邪魔するのははじめてになる。2枚皿を造形して、ザルとサラダボールを造形して、後日焼いていただくことになった。生まれてはじめてのロクロ体験であった。サメのオブジェもあり素晴らしく気に入ったので頂いた。一緒に温泉に行って、別れた。最初に出あった頃はこんなに長く友人でいるとは思わなかった。いいやつである。人生は素晴らしい友人のかずだけ面白い。そして違う所でそれぞれに死ぬのだ。やがて自分を知っている人も消えて自分の存在も消える。

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#三重県に出張

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#鳥胸カツ #茄子とレタスの汁 #タルタルソース #

【2021年7月12日】冷蔵庫の鳥の胸肉が痛むと悪いので食べることにした。糖質制限真っ盛りの頃は鶏ハムなどと行って茹でて食べていたが、カツのほうが美味い。大豆粉を使ったりはしない(笑)。糖質制限を推進する医師が噛んでいる会社で売っているのを見ると腹が立つ。糖尿病の恐怖を煽って、サプリメントやその手のものを売り、クリニックに呼び寄せてインスリン処方して、最後は自己管理の責任と言って見捨てるのだ。そもそも、食事に問題がある。丁寧に素材から食事を作らねば本格的な重要な臓器の機能が失われる。それを合併症と呼ぶが、1960年代の身体観が生んだフェイクな病である。誰でも年取れば、身体の機能は衰えていくのだ。これは病気ではない。

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#ラーメン #サガリ味付け肉

【2021年7月12日】昼過ぎである。生ラーメンを買ってきて茹でた。お店に行っても、まあ、大して変わりない(笑)。モヤシとホウレンソウを茹でて、麺はマユと半分に分けた。母は、自分で何も作れなくなた後で、僕に出前を頼んだっけ。ぼくが小さい頃から知っている母の友人であった。生ラーメンを茹でてちょっと小綺麗に飾って持っていくと、子供のように喜んだ。どこのラーメン屋さんですか」と聞かれるので「マサヤ亭」のラーメンですというとお客さんと大喜びした。あのマーチャンがこんなに立派になってと懐かしがられるものだった。やがて、遊びに来る人も絶え、友人がいたことも忘れ、母はよく笑う小さなおばあちゃんになった。時折ラーメンを作っては一緒に食べた。まるまる一つ食べるのだった。

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#健康系のショップ #コンビニおにぎり #ビール

【2021年7月11日】今日も飲んじまった。地元に健康系のお店がある。美味しいが値段が高いということであった。行ってみたら半額お惣菜があったので買うことにした。噂に違わず、健康系である。はちみつが高いが美味しそうであった。チェーンだろうか、聞いてみたい。コンビニで酒買ったついでにおに握りも買った。今日は何もしないで夕食である。飲酒を始めとして、食事を「良い」とか「悪い」とか言いがちであるが、他に選ぶことができないのだ。仕方ないことなのだ。世の中が悪い(笑)。生活習慣病は、世界が変わったために起こっている。かつて食事は家族が作っていた。会社の社長も庶民も同じに生きていた。今は大金持ちは高級レストランで贅を尽くした健康食事に、一日中ジム行って運動する。僕ら庶民は朝から晩まで働いて時給をもらい昼はパスタに朝はスタンドコーヒーのホットドッグで、夜はス−パーの半額弁当。働けど働けど先は見えない。多分年金も足りない。こういう社会はテロで滅びる他ない。マユに生まれたかった。

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#ピザ #茶そば

【2021年7月12日】酒飲んだら、タガが外れた。これはどういう現象なのか、いつも思うがまあ、あるがままに生きよう。ピザ買ってきてもらってバコバコ食べた。せっかく契約が成ったと思ったのだが駄目であろう予想がついてしまった。どうにもやる気が出ない。料理も作りたくない。雨だからというわけではない。僕は雨が好きだ。

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#酒 #半額寿司 #茶そば

【2021年7月11日】飲酒であった。妻が安くなている寿司と刺し身を買ってパートから帰ってきたのでビールを飲んだのだが、いつもの通りおにぎり食べたり茶そば作ったりであった。足はつらなかった。神様ありがとう。ウイスキーが良かったのだろうか。しかし、世の中は上手く行かない。

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#フライパン焼きサンド #アジフライサンドイッチ

【2021年7月11日】腹が減って3時位に昨日のアジフライをサンドにした。フライパンで焼きサンドである。焼きサンドメーカーは2つ有るが、目玉焼きの上に乗せてレタスとじっくりと焼くのはこうでなくっちゃ。映画で焼きサンドをプレートで焼いているのを見てそれ以来練習している。これだとトマト乗せたり美味しい。なんか料理しているようで嬉しい。

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#サンドイッチ #枯れ葉パン

【2021年7月11日】娘がパンを買ってきた。美味しいものである。サンドイッチを妻と半分ワケした。机で食べようと思い目を離したらジャンプして引き落とした。半分取られた1/4である。見事に半分である。楽しいものである。ジャンプ力がついたのだなあ。

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#ハンバーグ #手羽照り焼き #鮭

【2021年7月11日】マユにご飯をあげる。妻がパートなのでハンバーグと手羽先のタレ焼き、鮭にサラダを切った。ハンバーグにはじゃがいもと人参を添えた。味付けはケチャップと醤油、一番美味しい(笑)。

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#ゴミ捨て #マユのご飯

【2021年7月11日】日付が変わった頃、目が覚める。後片付けをする。生ゴミの片付けが難しい。最初の頃はゴミをきれいに丸められなかった。今では達人級である。新聞紙は書いてあることは宣伝と嘘ばっかであるが水を吸うからゴミ捨てに丁度いい。マユのご飯を作る。そのまま冷やしておいて6時間後くらいにあげる。今日のご飯は先日の鳥勝がふんだんに入っている。ご馳走である。味見して鍋ごと置いておく。少し寝て、また起きて人生が始まる。

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厨房研究に使います。世界の人々の食事の価値を変えたいのです。