ソーセージ社長

指宿市で焼き鳥屋を31年やっております。文章を書きながら人生修正中。幸せな働き方を目指…

ソーセージ社長

指宿市で焼き鳥屋を31年やっております。文章を書きながら人生修正中。幸せな働き方を目指す「情弱、初老」のノートです。http //:soseijisan.wpcomstaging.com

最近の記事

地震が教えてくれたこと

常連さん:「昨日の地震、ほんヤバかったどなぁ。店ん中、大丈夫じゃった?」 オヤジ:「あぁ、びっくいしたよ。いつものごと母ちゃんと仕込みしてたら、いきなり足元がグラっときたとよ。最初は『ん?目まいか?疲れか?』っち思ったどん、すぐに地震じゃっち気づいたがよ。店ん中、調理器具がカタカタ音たてて、棚の瓶が揺れ始めたけん『こらヤバかど』っち思ったどなぁ。」 常連さん:「そらぁ、怖かったろうが。」 オヤジ:「ほんよ。『母ちゃん、大丈夫け?』っち思って見てみたら、母ちゃんが『こら何

    • 地震が教えてくれたこと

      昨日の地震はヤバかったですよね。 いつもの通り仕込みを母としてたら、突然、足元がグラっと揺れた気がしました。 「ん?目まいかな?疲れがたまっているのかな?人って倒れる時は、こんな感じで倒れるのかな?」 と勘違いしそうになりましたが、すぐに地震だと気づきました。 店内の調理器具がカタカタと音を立て、棚に置いてある瓶が揺れ始めるのを見て 「コレはヤバいかも」 と思ったんですよね。 ふと「お母さん、大丈夫かな?」と思い見てみると、「コレ何事?」みたいな顔をして、まだ状

      • 焼き鳥屋のオヤジと常連さんの会話

        常連客A:「どげんしたんですか?最近、めっちゃ老けましたね~」 オヤジ:「そげんか~、まぁ仕方なかど」 常連客B:「おい、しっかし、老けたね~」 オヤジ:「おいもお前に言われたら尾を引くがよ」 オヤジ:「女性スタッフちゃん、おいそんなに老けた?」 女性スタッフ:「お互い様じゃなかですか~、ハハハ」 オヤジ:「毎日鏡見るたびにシワや白髪が増えちょる気がすっとよ」 常連客A:「この間、同級生に会ったときも、『お前、ハゲてきたな~』って言われたと」 常連客B:「『バ

        • 「老けたね〜」と言われて

          どうしたの?めっちゃ老けましたね~」 とココ最近、チョイチョイ言われます。 「そうですか~、仕方ないっす」 とあまり気にしていなかったんですが、、 さすがに昨夜はグサッときました。 なぜなら、自分より年上の先輩に 「しっかし、老けたね~」とまじまじと言われたから。 若い子に言われる分は仕方ないと思えるけど、まぁまぁハゲてきている先輩に言われると意外と尾を引くもんだなと思いました。 あまりにも尾を引くもんだから、たまらず、女性スタッフに 「そんなにオレ老けた?

        地震が教えてくれたこと

          焼き鳥屋のオヤジと常連さんの会話

          オヤジ: 「いやぁ、いつも焼き鳥を焼いてるときにね、ふと思うんだよ。小学1年の頃の俺が今の俺の焼き鳥を食べたら、どんな顔するのかなって。」 常連さん: 「それは気になるな。やっぱり『めっちゃ美味しい!』って喜んでくれるんじゃない?」 オヤジ: 「いやぁ、どうだろうなぁ。『お父さんの焼き鳥の方が美味しい』ってダメ出しされるかもしれないよ。」 常連さん: 「それもまた面白いね。オヤジさんのペルソナが『小学1年の自分』だってこと、今初めて知ったよ。」 オヤジ: 「そうなんだ

          焼き鳥屋のオヤジと常連さんの会話

          父の焼き鳥と私の焼き鳥屋

          小学1年のぼくが今のわたしの焼き鳥を食べたらどんな顔をするんだろう?」 と想像しながらいつも焼き鳥を焼いております。 「めっちゃ美味しい!!」 と目をまん丸くするのか 「お父さんの焼き鳥の方が美味しい」 とダメだしするのか。 コレはどういうことかといいますと、わたしのペルソナは「小学1年のぼく」ということです。 明確に「誰に、何を、どうやって届けるのか?」を定めることで、自分の仕事はブレなくなるな、とつくづく思います。 父の焼き鳥と私の焼き鳥屋 昨

          父の焼き鳥と私の焼き鳥屋

          焼き鳥屋のオヤジと常連さんの会話

          常連さん: 「おやじさん、お盆が近いけど、墓掃除とか仏壇とかって、あんまりやらない人も多いよね。」 オヤジ: 「そうだなぁ。でも、感謝の心さえあれば、それでいいって思う人もいるよな。」 常連さん: 「そうそう、線香なんて焚かなくても、ご先祖様に感謝の気持ちが伝わるんじゃないかって。」 オヤジ: 「うーん、それも一理ある。でもね、言葉や行動で思いを伝えないと、相手には伝わらないこともあるんだよ。」 常連さん: 「確かに、好きだとか愛してるとか、口にしないと伝わらないもん

          焼き鳥屋のオヤジと常連さんの会話

          思いをのせる煙

          感謝の心をもっていたら 「墓掃除なんて行かなくてもいいんじゃね!?」 「仏壇、神棚を家に置く必要ないんじゃね!?」 「そもそも線香なんていらないんじゃね!?」 お盆前ということで、今日はこのようなことを考えてみました。 思いをのせる煙 お盆が近づくと、私たち日本人は自然とご先祖様のことを思い出します。 おじぃちゃんやおばぁちゃん、おじさん、おばさん、お父さん、お母さん、 いとこのおにぃちゃん、おねぇちゃんなどのご縁のある方々を、 お盆になると、線香を焚き

          思いをのせる煙

          焼き鳥屋のオヤジと常連さんの会話

          焼き鳥屋のオヤジ(オ): 「最近、集客ってSNSが大事だなって思ってたんだよな。」 常連さん(常): 「そうですね。SNSは今の時代、欠かせないですもんね。」 オ: 「でもな、インターネットだけに頼っちゃダメなんだよ。地道な努力を怠っちゃうからさ。」 常: 「確かに、何でもすぐに伝えられる便利さはあるけど、その分、効率ばかり追い求めちゃうかも。」 オ: 「そうなんだよ。最近、やずやと近所のメガネ屋さんの話を思い出してさ、やっぱり『手書きのお手紙』っていいなって思ったん

          焼き鳥屋のオヤジと常連さんの会話

          手書きのお手紙がつなぐ心の距離

          効率よく集客していくにはSNS発信って大事だよな」 と思っていました。 SNS発信は大事は大事なんですが、インターネットを過信しすぎたらダメだなと。 なぜなら、地道な努力を怠り、効率の良さにすぐ走ってしまうからです。 デジタル時代の今、私たちは何でも瞬時に伝えられる便利さを手にしています。 SNSやメール、チャットアプリは、手軽にコミュニケーションをとる手段として必要なものになりました。 今回は、私が感銘を受けた「やずや」と近所のメガネ屋さんのエピソード、「手書き

          手書きのお手紙がつなぐ心の距離

          焼き鳥屋のオヤジと常連さんの会話:感謝の量で運が決まる

          オヤジ: 「土曜日の夜だってのに、なんでこんなにヒマなんだよ~、まったくもぅ。」 常連さん: 「もしかして、5年ぶりのお祭りがあるからかもね?」 オヤジ: 「うーん、それもあるかもな。でも、コロナがまた流行ってるってのもあるんじゃないか?」 常連さん: 「そうだね。なんか、今夜は運が悪そうだなって感じがするよ。」 オヤジ: 「そうだな。でもさ、その『運』って何なんだろうな? 昨夜、ふと考えたんだけど、もしかして『運』って感謝の量に比例してるんじゃないかって思ったんだ。

          焼き鳥屋のオヤジと常連さんの会話:感謝の量で運が決まる

          感謝の量で運が決まる

          土曜日の夜だというのに、どうしてヒマなんだ~、まったくもぅ」 「5年ぶりのお祭りがあるから?」 「コロナがまた流行っているから?」 「なんか今夜は運が悪そうだな」 と感じていました。 だけど、その「運」の正体とはなんだろう? 昨夜、ふとこんな考えが心に浮かびました。 「運は感謝の量に比例しているのではないか」と。 毎日の生活の中で、私たちはたくさんのことを「アタリマエ」とカン違いしてしまいがちです。 健康でいられること、 家族が元気でいてくれること、 温

          感謝の量で運が決まる

          焼き鳥屋のオヤジと常連さんとの会話

          常連さん: 「最近、焼き鳥屋って何か新しいことやってますか?」 焼き鳥屋のオヤジ: 「おう、最近ね、うちの焼き鳥店も新しいこと考えてるんだよ。実は、今の常連さんたちに満足してもらうのはもちろんなんだけど、将来のお客さんも惹きつけたいと思っててね。」 常連さん: 「なるほど、確かに今だけじゃなくて、未来のことも考えなきゃだもんな。でも、どうやってバランスを取るんですか?」 オヤジ: 「例えばさ、最近の焼肉きんぐの話聞いたことある?あそこ、食べ放題が売りなんだけど、この前『

          焼き鳥屋のオヤジと常連さんとの会話

          伝統と革新のバランス:長期成長への道

          現在の主要顧客に全力を注ぎつつも、将来の主要顧客を惹きつけるために適度なエネルギーを配分しよう。 なぜなら、将来の成長と安定を確保できるから。 伝統と革新のバランス: 長期的成長への道 飲食業界において、長期的な成長を達成するためには、伝統と革新のバランスを取ることが不可欠です。 特に、既存顧客の満足度を維持しながら新規顧客を開拓することは、店舗の将来を左右する重要な戦略です。 この視点から、焼肉食べ放題チェーン「焼肉きんぐ」が実施した「CAMPフェア」に

          伝統と革新のバランス:長期成長への道

          チョコザップから学ぶ新しいビジネスのカタチ

          お客様が潜在的に求めている欲求とはなんだろう、と考え続けることが大切です。 なぜなら、潜在的なニーズを探り出し、それに応えることができれば 「こんなサービスが欲しかったの~」 とお客様に感じてもらえるから。 つまり、強い信頼感やブランドへの忠誠心を生むことができるということです。 チョコザップから学ぶ新しいビジネスのカタチ ライザップグループが「チョコザップ」というジムをやっていたこと知っていましたか? この「チョコザップ」の経営スタイルを知ってびっく

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          消齢化の時代:年齢の枠を超えた新しい価値観

          年代の思い込みでマーケティングを考えないことが大事です。 なぜなら、従来の「年相応」や「適齢期」は消えつつあるから。 消齢化の時代:年齢の枠を超えた新しい価値観 「消齢化」って言葉を聞いたことありますか? 「消齢化」とは、年代や年齢による価値観や嗜好の違いが小さくなってきている現象のことです。 最近のシニア層がすごく若々しいというのがその一例。 たしかに昔の50代、60代と比べると、いまの50代、60代って本当に若いと思います。 子どものころ、50代や60代の大

          消齢化の時代:年齢の枠を超えた新しい価値観