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「老けたね〜」と言われて

どうしたの?めっちゃ老けましたね~」

とココ最近、チョイチョイ言われます。

「そうですか~、仕方ないっす」

とあまり気にしていなかったんですが、、

さすがに昨夜はグサッときました。

なぜなら、自分より年上の先輩に

「しっかし、老けたね~」とまじまじと言われたから。

若い子に言われる分は仕方ないと思えるけど、まぁまぁハゲてきている先輩に言われると意外と尾を引くもんだなと思いました。

あまりにも尾を引くもんだから、たまらず、女性スタッフに

「そんなにオレ老けた?」

と聞いてみました。すると、

「お互い様じゃないですか~、ハハハ」

と返ってきて、あらためて老いの道を進んでいることを突きつけられたような気がしました。

年を重ねることは自然なことですが、同時に避けたい現実でもあります。

毎日鏡を見るたびに、少しずつ増えるシワや白髪に気づくたびに、自分が老いていくことを実感します。

しかし、日常の忙しさに紛れて、その現実を見ないふりをしていることが多いのも事実です。

そういえば、同級生が集まった時、こんなことがありました。

「オマエ、ハゲてきたに~」

「バカ~、ハゲちょらんが~、オレの家系にハゲはおらんでや」

「そんな言うオマエもハゲてきてるぞ」

「エ~~ウッソ~ん」

という、ハゲてる、ハゲてないの小競り合いです…笑

老いを受け入れることは、簡単なことではありません。

「オレはアイツらよりまだまだ若い」と思いたいところですが、みんな歳には勝てんとです。

しかし、老いを受け入れることは、必ずしも悲観的なことではないと思います。

老いを受け入れることは、新たなフェーズに足を踏み入れることでもあるのかなと。

歳を重ねることで得られるものも多いからです。

たとえば、長年の経験から得た知恵や洞察力は、若いころには持ちえなかったものです。

事業に失敗して多額の借金を背負ってしまったり、、

不倫がバレて離婚したり、、

情弱すぎて詐欺られたり、、

そんな経験も老いを受け入れることで、深い自己理解につながります。

「事業に失敗したのもちゃんとお客様に価値提供できてなかったからなんだよな~」

「けっきょく、自分の利益のことしか考えてなかったんだよな~」

「不倫すると運気落とすもんなんだな~」

「自分の欲望を第一に考えていたよな~」

「オレって本当に情報弱者だな~」

「時短で稼げる、というワードに弱かったよな~」

と自分の内面にフォーカスするようになるんですよね。

で、先ほどの話に戻りますが、

「老けたね~」と言われた瞬間、私はその言葉に対してどう反応するべきか迷いました。

「仕方ないっス」と笑って流すべきか、

それとも「オマエらも老けるんだぞ!」「お互い様だろ!」と真剣に受け止めるべきか。

しかし、その言葉をきっかけに、私は自分の老いについて改めて考える機会を得ることができました。

それは、自分自身の変化を受け入れ、前向きに生きるための第一歩でもあるんだよなと思ったんですよね。

還暦を迎えることは、ある意味で人生の一つの区切りです。

それまでの人生を振り返り、これからの人生をどう生きるかを考える時期でもあります。

あとどれくらい生きられるのかわからないですけど、自分らしく、そして笑顔で生きていければ最高です。

外見の変化は避けられませんが、心の若さを保つことはできますよね。

老いを受け入れることは、過去の自分を捨てることではなく、未来の自分を見つけることです。

年齢に囚われず、自分らしく生きることで、真の意味での若さを保つことができます。

そのためには、日々の生活を楽しみ、新しいことに挑戦し続けることが大切です。

老いを恐れるのではなく、それを受け入れ、楽しむこと。

年齢を重ねることで得られる発見や喜びを楽しむことで、老いもまた一つのかけがえのない旅路になります。

だからこそ、今日も今日とて、焼き鳥です。

お客様に美味しい焼き鳥を提供しつつ、自分自身の人生を楽しむこと。

それが、私の生き方であり、老いを受け入れるための最良の方法だと感じています。

いつもありがとうございます。

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