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日々雑感

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日々思ったこと、感じたことを特にテーマを決めずに書いています。
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#障害者雇用

障害者雇用について

障害者雇用について

私がいる職場には私を含めて3人の障害者がいます。
いずれも精神障害者です。

私はこの職場での社歴が3人の中では最も長いこととずば抜けて年長であることから、お二人の業務の手伝いや、ある意味で、管理をする羽目になっています。

二人のうちの一人は週三日の勤務ですが、体調不良が理由で三日間とも出社できることはありません。
また、考えられないようなことをしてしまうため、複雑な仕事をやっていただくことはで

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双極性障害【企業における障害者雇用】

双極性障害【企業における障害者雇用】

反発を招くことを覚悟で書きます。

私は現在、企業の障害者雇用枠で働いています。

これまで働いてきて、また、職場にいる同じ立場の人たちを見て、感じていること。
それは、「障害者だろうがそうでなかろうが、お金をいただくということは厳しいものである」ということです。

障害者雇用とはどういうことか。

私は精神障害についてしか意見を持っていませんが、次のように考えています。

体調に配慮していただけ

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双極性障害【障害者雇用ということ】

双極性障害【障害者雇用ということ】

私は今、障害者雇用枠で働いています。

そして、職場が障害者への理解があることにとても満足しています。

他の職場や会社によっては障害者雇用とは言っても、実際のところ、あまり理解されず、休みがちだったり、仕事でミスをしたりすると嫌みを言われるといったことが多々あると聞きます。
しかし、私がいる職場では一切そういうことがありません。
私が休みがちでも、そして、そのために業務が滞ってしまっても、嫌みや

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双極性障害【職場への感謝】

双極性障害【職場への感謝】

私が今の会社に入社したのは2017年7月のことです。

2016年に休職のまま前職を定年退職し、1年間の社会復帰訓練を経てのことでした。
そのころ、ハローワークへ足繁く通い、求職活動をして見つけたのがこの会社です。

求人票によれば、社員のほとんどが20代、30代とのことだったので、どうするか迷ったのですが、障害者雇用枠の中で、業務内容が私の希望に沿うものだったので思い切って面接を受けました。

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双極性障害【給与のこと】

双極性障害【給与のこと】

今日、12月8日はジョン・レノンの命日であり、「トラ・トラ・トラ」の日でもありますね。

なんて言っても、若い人には分かりませんね。
それはさておき、そうであろう若者ばかりの今の職場。
こんな老いぼれにも対等に、或いは、敬意を持って接してくれる嬉しい同僚がたくさんいます。

そこに「障害者雇用」のパートで働いている私。
その会社の定年は「65歳」。
私は今、65歳。
今年の誕生日で契約が終わるかな

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迷い

迷い

迷い始めています。
今の会社で働き続けるかどうか。

パートとはいえ、私のこの年齢で雇ってくれるところはそうそうありません。
障害者にも理解があり、休んでも、早退しても嫌な顔をされず、心配すらしてくれます。
私の子どもと同じくらいの年齢の社員がほとんどの中でも皆さん親しく接してくれる。
このような点ではこんなに恵まれた職場はないと思っています。
だから、少々嫌なことがあっても、許される限りできるだ

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双極性障害【もう働けないのか】

双極性障害【もう働けないのか】

9月中旬に退院してから、疲労感が強く、気分の落ち込みも頻繁になっている。
2週間の入院の後遺症なのか。
だとしたら、いつまで続くのか。

それとも、もう働けない体なのだろうか。
常に頭の重さに悩まされ、まともに働くことができない。
仕事を休んでばかり。
いくら障害者雇用といったって。これじゃ解雇を勧告されたって文句は言えない。
おまけに最近はミス続き。
そのミスを挽回しようとしても、こう休んでばか

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障害をオープンにするということ

障害をオープンにするということ

精神障害のように表面上、障害を持っていることが判らない場合、例えば、就労にあたって、障害を明らかにして就職するか、それを言わずに就職するか、迷います。

障害者として就職することをオープンといい、言わずにいることをクローズといいます。
当然のことながら、オープンにすればハローワークでの求職も「障害者枠」で仕事を探すことになります。
そうすると、求人数は減り、仕事の内容も限定されたものになります。

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障がい者雇用

障がい者雇用

私は現在「障がい者雇用枠」で働いています。

幸いなことに、私が働く職場は私たち障がい者にとても理解があり、休みがちながらも日々気持ち良く働いています。
障がい者担当の方だけでなく、一般社員の中にも、私が体調不良で休み、回復して出社すると「もう大丈夫ですか?」「無理しないでくださいね」などと声をかけてくださる人がいます。
とてもありがたいことです。

しかし、このような職場はとても珍しいと聞きます

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精神障がい者の雇用

精神障がい者の雇用

障害者雇用促進法という法律があります。
この法律に基づき、企業は全従業員に対する一定の割合で障がい者を雇用しなくてはなりません。
その割合を満たさないと納付金が課せられ、逆に達成していると助成金が支払われます。
この「障がい者」には当初、知的障がい者と身体障がい者だけが対象とされていましたが、平成30年4月から精神障がい者が加わりました。

精神障がい者の雇用が難しい理由にはいくつかありますが、そ

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週5日勤務達成!

週5日勤務達成!

5月に現在の会社に就職してから7ヶ月が経ちました。
持病の双極性障害のおかげで休みがちですが、昨日、初めて週に5日間の勤務ができました。
1週間、休まずに働くことが、私には大変なこと。

私と親子以上に歳の離れた社員ばかりの若い職場。
私が休んでも嫌な顔一つせず、励ましてくれたり、応援してくれたりするありがたい同僚たちです。
当初は庶務的な業務ばかりでしたが、今は正社員と同じ重要な業務を任されてい

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