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障がい者雇用

私は現在「障がい者雇用枠」で働いています。

幸いなことに、私が働く職場は私たち障がい者にとても理解があり、休みがちながらも日々気持ち良く働いています。
障がい者担当の方だけでなく、一般社員の中にも、私が体調不良で休み、回復して出社すると「もう大丈夫ですか?」「無理しないでくださいね」などと声をかけてくださる人がいます。
とてもありがたいことです。

しかし、このような職場はとても珍しいと聞きます。

どうしても休みがちになる精神障がい者に対して嫌な顔をする。
段差やトイレの改修が必要な身体障がい者を敬遠する。
何度も同じ間違えをしたり、なかなか仕事を覚えなかったりする知的障がい者を疎外する、いじめる。
などなど、枚挙にいとまがありません。

また、私と同じく精神障がい者の友人の職場では、休んだときは診察の領収証か医師の診断書を提示しなくてはならないそうです。
しかし、私たちは、休んだからといって必ずクリニックや病院に行く訳ではありません。
家で静かに過ごしたり、散歩をして気分転換を図ったり、そのときどきでいろいろな過ごし方をしています。
また、診断書を書いてもらうには数千円の費用がかかります。

これでは何のための「障がい者雇用」か解りませんね。

「障害者差別解消法」はまだまだ一般には浸透していないようです。
https://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/pdf/gouriteki_hairyo/print.pdf