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アーティストステートメントの書き方④

アーティストステートメントの書き方④

ここ最近お陰様で
いくつかアーティストステートメントのチェックをお願いされることが増えました。

これまでの書き方記事はこちら

僕の経歴的にも、誰かのステートメントを添削できるほどではないと思うんですが、
あまり細かな主張はせずに、客観的に見てベースラインの正誤判定や、交通整理をさせてもらっているような感じです。
こういう作家を見たら良いんじゃないかとか
こここう直した方がいいとか
日本語が変だ

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作家として在るべき姿の話

作家として在るべき姿の話

これはコンテンポラリーじゃない美術家の人にも当てはまるのかどうかはまだ考慮してないけれど…
もしかしたら当てはまらないかも知れません。

コンテンポラリーをやってる僕がどう思うのかという意見になるのかな、と思って読んでみてください。

ギャラリーが作家を
プッシュする事についてギャラリーは作品を売る作業を、アーティストの代わりに請け負うよっていうだけじゃなくて
いくつか役割を持っています。
その

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作品は売れる方がいいのか?

(この話ってもっと業界にどっぷりの人はもっと詳しい観点で話す事ができると思うんですが…
今勉強中という感じで温かい目で見て頂けると助かります。)

アーティストにとって作品を売るかどうかというのは、一番簡単な理由で言うと、「お金が必要だから」というのは大きいはず。

多くの作家や学生にとって一番の目下の目標というのは、「作品の収益のみで生計を立てられる」です。
ご飯食べられる、家賃払えてバイトしな

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いい作品と共通言語の話

いい作品と共通言語の話

いい作品とはどういうものか?
という議論は常日頃行われていて、それぞれの論点があります。
この人の作品とかっていう限定的な話ではなくて、もう少し大まかな括りの話。

ことコンテンポラリー、現代美術についてはある程度わかりやすい答えの一つがあって
それはまず
「美術史の線上に乗っているかどうか」
であることは間違いないはずです。

これを今回はもう少し解体して考察してみましょう。

美術史の線上に乗

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海外で活動することは正しいのか part 2

海外で活動することは正しいのか part 2

前回の続きでこちらはPart2です。
Part1はこちら

https://note.com/masakihagino_art/n/n2e8e3bdb0bd8

前回は欧米と日本を比較して、どちらかというと欧米側のアドバンテージに触れてみました。

今回は日本の優れてるとこに目を向けてみよう。

アートという和製英語このBlogではよく取り上げますが、カタカナのアートというのは、本来の意味から離れ

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海外で活動することは正しいのか part1

今日は海外での活動について。
今では私も含めて海外に留学する人や、活動の場を広げている人も多いです。
日本では特に欧米、アジアに向かう人が主だとは思いますが、実状を少し考えてみましょう。

留学面と、作家活動面にわけて考えてみます。
海外と言いつつ欧米、もっというとヨーロッパを念頭に置いて話しているので、この国では当てはまらないということがあると思うのであうが、ご容赦ください。

なぜ海外に留学す

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某アイドルの展示について思うこと

某アイドルの展示について思うこと

皆さんこんばんは。正月ムードが過ぎ去って、通常モードで仕事に追われている方も勉強に追われている方も多いのでは。

さてさて。
なにやらネット界隈で少し話題になってることを、たまには題材に話をしてみよう。

某元国民的グループの、某男性アイドルの絵画展が日本で巡回するというニュース。
ネットにはいろんな意見が飛び交っていた。もちろん超人気の彼だから、ファンの数は桁違いだ。その一方でアーティストとして

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どうやったら絵が上手に描けますか?

どうやったら絵が上手に描けますか?

2022年にはいくつかの小学校や中学校で、講演をさせて頂きました。
日本のアートリテラシーの低さを何とかしたいな、ドイツで学んだことを還元したいなという思いからスタートして、色んな方との繋がりで実現させて頂いています。
海外で夢を叶えるためには?みたいな夢を追うことについての話をついでに頼まれるので、それとセットに美術の話をさせてもらっています。(低学年だと美術だけで1時間は難しそうということもあ

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【有料記事】個人で出展できるドイツアートフェアリスト【前編】

【有料記事】個人で出展できるドイツアートフェアリスト【前編】

この記事下部では、【前編のみ】ご購入頂けます。
【後編】は別記事よりご購入頂けるようにしています。

今回は初の有料記事を書いてみました。
『個人で出展できるドイツアートフェアリスト』と題しまして、
アーティスト個人で応募・出展可能なドイツ国内を中心としたアートフェアの情報をまとめた記事です。

ドイツを中心にアーティスト活動をして10年、契約ギャラリーをいくつか通して、アートフェアにもたくさん出

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【有料記事】個人で出展できるドイツアートフェアリスト【後編】

【有料記事】個人で出展できるドイツアートフェアリスト【後編】

この記事下部では、【後編のみ】ご購入頂けます。
【前編】は別記事よりご購入頂けるようにしています。

今回は初の有料記事を書いてみました。
『個人で出展できるドイツアートフェアリスト』と題しまして、
アーティスト個人で応募・出展可能なドイツ国内を中心としたアートフェアの情報をまとめた記事です。

ドイツを中心にアーティスト活動をして10年、契約ギャラリーをいくつか通して、アートフェアにもたくさん出

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