マガジンのカバー画像

副業としての社会起業をする方法

183
社会課題にビジネスとして取り組む社会起業を、副業で始めるための基礎知識を書いています。
運営しているクリエイター

2017年7月の記事一覧

相手に損をさせないことが大切

誰かに協力を求めるときに、大切となるのが「損をさせない」という気持ちです。「私に協力してほしい」では人は動きません。

パワハラ被害に遭っているとき、上司に対して「ご相談に乗ってほしい」と言うのは大切なことです。ですが、同時に、それによって上司に時間や労力を費やさせることになることも確かなことです。このとき「損はさせない」と思っているかどうかによって、結果に大きな差が出ます。

たしかに、上司はパ

もっとみる

無料にするより、保証をつける。

コーチ・カウンセラーなど無形サービスを開始するとき、私達は「無料」にしがちです。

もちろん、無料にすることが悪いことではありません。申し込みをいただくステップとして、無料枠を用意しておくのは、戦術の1つです。

ただ、それよりもよいのが保証を付けることです。リスクリバーサルと呼ばれるものです。わかりやすいところで言えば返金保証でしょう。

無料も、返金保証も、大きな差はそれほどありません。お金の

もっとみる

誰に何を届けるかは、自分が決めてよい。

Twitterで、極端な意見を見つけました。

先に結論を書いておくと、私は、ブロック機能削除には反対です。(無理にでも読ませるべきというところにも反対ですが、今回の趣旨はそこではないので書きません。)

なぜブロック機能削除に反対かと言えば、それは現時点でブロック以外に、情報を得られなくする手段がないからです。

ツイッターではミュート機能というがあります。これによって、相手方が発信する情報を、

もっとみる

乗る波を探すのも、努力。

パワハラ問題に限らず、流れに乗ることは大切です。

会社でパワハラを受けていて退職に追い込まれたとしても、転職をきっかけに人生が好転しだした人は、数えきれないほどいます。一度、好転する流れに載ってしまえば、後は意識せずとも進むのです。

ただ、その流れに乗るまでが苦しい。なぜなら、そのときは逆流の中にいるからです。

逆流を、自分にとってよい流れに変えるのは、簡単ではありません。

ですから、「自

もっとみる

VALUを使って、サービスを売り出す

VALUは、さまざまな利用ができる新しいサービスです。

https://valu.is/masahiromikuni

新しい仕組みですが、難しい仕組みではありません。株式を個人でも発行できるようなっただけです。

ただ、これによって、サービス提供者には大きなメリットがいくつか生まれました。

その中でも、もっとも大きなメリットは、簡単にリスク・リバーサルができるようになったことです。

マーケ

もっとみる

ビジネスとは、アシストすること。

私は、パワハラ被害者の支援をしています。

しかし、一口にパワハラ被害者の支援と言っても、その内容はさまざまです。

パワハラによって傷ついた心を癒すカウンセリングや、パワハラに関する法的助言をしたり、法的手段のための証拠の集め方・作り方を助言したり、収入をえるための副業・起業の方法を助言したりもします。

これは、人によってゴールが違うからです。

ゴールが違えば、ゴールするためのアシストの方法

もっとみる
「誠実」がビジネスを加速させる時代になった。

「誠実」がビジネスを加速させる時代になった。

今までのビジネスは、「お金を稼ぐ」を中心としてきました。しかし、これからは「信用を稼ぐ」時代です。より柔らかい表現をすれば、誠実であることがマネタイズにつながる時代なのです。

https://lineblog.me/nishino/archives/9290146.html

【1】「信用レンズ」を乗り越えるある心理学者は、人間には3つのレンズがあると主張しました。「信用レンズ」、「パワーレンズ

もっとみる

「誠実」と「自己開示」が、ビジネスの核になる。

今後、「誠実」がビジネスを加速させることは間違いありません。

その上で、もう1つ大切となるのが「自己開示」です。自分について語ることが、大切となってきます。

より正確に言うと「心を揺さぶること」が大切となります。残念なことに、誠実なだけでは人は見てくれません。何かしら魅力的なもの、惹きつけられるものが必要なのです。

しかし、誠実なあなたは「人の心を操作したくない」と思うでしょう。だからこそ、

もっとみる

ビジネスは社会貢献だから、1日も早く取り組もう。

社会貢献をしたい人こそ、ビジネスに取り組んでほしいと思っています。

ビジネスというのは、社会における役割を果たすことです。職場における役割を果たすのではなくて、社会における役割を果たすことがビジネスなのです

ビジネスを考えるということは、あなたが実現したい社会のために、あなただけが提供できる価値は何かを考えることです。

あなたが実現を望むビジョンと、あなた以外の人が実現を望むビジョンが一致す

もっとみる

誰に貢献したいのかを、まず決める。

ビジネスは社会貢献です。ビジネスを考えることは、社会に対してどのように貢献したいのかを考えることと同じです。

ただ、一般的には最初に「貢献するべき相手」を決めることになるでしょう。私の嫌いなマーケティング用語では「ターゲットを決める」と呼ばれるものです。

まず明確に、将来のクライアントを定めます。

そして、そのクライアントが、どのような経験をして、どのような欲望・関心・目的を持ち、どのような

もっとみる