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真夜中のパーティ読了。

最近、児童文学ブームで、あれこれと読みまくっている。児童文学、小学生の頃にあれこれ読んだはずなのに、まるでディティールを覚えていなかったり、読んだ気になっていて読んだことのなかったものがたくさんあって、面白い。

色々読む中で、今回読んだ「真夜中のパーティ」はいたく感動してしまいました。何かと比べるのもどうかと思いますが、レイモンド・カーヴァーのような短編の数々なんだけど全て子供の視点で書いてあって、淡々としている。

全く国も違うし文化も違うのだけど、自分にも、何か同じようなことが幼い頃にあったんじゃないかと思い、思い出せない記憶が蘇る感じ。
「あぁ何かこんなことがあったよな」という感覚だけが確かにあって、記憶がバグる。

こういう、なんというか「世界の秘密に触れる」ような瞬間が描いてあるのは素晴らしいことだよなと思う。多分、これからの人生で何度か読み返すだろうと思います。

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