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コラコラなひとびと~自然にやさしいローカル認証~ vol.11 石垣島 月虹農園(つきにじのうえん)

0.はじめに(by 編集部)

この連載では、自然にやさしいローカル認証「コラコラ」の認証事業者さん(農・飲食・宿・リラクゼーション)を、毎回一組ずつ取り上げていきます。質問形式で、各認証事業者さんの取り組みやその想いをご紹介します。

今回は、石垣島のマンゴー農園 石垣島月虹農園さんより後藤美紀様に
回答していただきました!

1.ご挨拶

はじめまして!石垣島月虹農園(いしがきじまつきにじのうえん)の後藤美紀です。マンゴーが大好きで、その情熱からマンゴー農家になりました。移住して20数年、現在は有機農法でマンゴーを栽培しています。

自然との調和を大切にしながら、安心で美味しいマンゴーを皆さんにお届けすることを目指しています。どうぞよろしくお願いします!

2.認証を受けた分野は何ですか?

農業

『農』コラコラ認証をいただきました。

3.コラコラ認証において達成している項目は何ですか?

    ①除草剤使わない
 ②農薬使わない
 ③化学肥料使わない
 ④畑の周りの排水溝の掃除
 ⑤自然に還る資材を選ぶ
 ⑦島にある有機物(主に植物)を使った土づくり
 ⑧畑にいる生き物や草の名前が分かる
 

4.なぜ自然農法をはじめようと思ったのですか?

自然農法をはじめた理由は、とてもシンプルです。借りたマンゴーハウスがしばらく手入れされていなくて、再利用するには「有機農法で」という条件がついていたのです。マンゴーが大好きで、農家になりたいと思っていた私にとって、これは新しいチャレンジでした。

石垣島の自然に囲まれて暮らしていると、自然を大切にしたいという気持ちがどんどん強くなっていきました。自然にも優しく、私たちの身体にも安心安全で美味しいマンゴーを育てられるのは、とても嬉しいことだと思っています。

蜜蜂による受粉


5.環境に関して一番こだわっていること/大切にしていることは?

私たちの農園で一番こだわっているのは、健康な土づくりです。農薬や化学肥料を使わず、落ち葉や草を堆肥にして、土を豊かにすることを大切にしています。

さらに、マンゴーハウス内では鶏を放し飼いにし、鶏が土を耕し、糞が自然な肥料となることで、土壌の健康を保っています。
自然の力を活かしながら、環境に優しい持続可能な農業を目指しています。

放し飼いの鶏


6.ガイドライン以外でもこだわっていることがあれば教えてください!

こだわっていることは、人と人とのつながりを大切にし、農産物をただの商品ではなく、思いを込めた作物として届けることです。また、環境に優しい持続可能な農法を重視し、農園で育てている鶏たちとの共生にも力を入れています。

自然との調和を大切にし、豊かな自然と共に生きる農園作りを目指しています。

愛をこめて!


7.50年後、100年後の石垣島がどんな島になっているといいなと思いますか?また、そのために今できることや、実現したらいいなと思っていることは?

50年後、100年後の石垣島が、自然と共に暮らし、助け合いの心を大切にする温かい島であってほしいと願っています。

お金だけでなく、昔からの「ゆいまーる」の精神を大切にして、物々交換やお互いのスキルを活かし合うことが当たり前になっていると素敵ですね。

野底マーペー



この記事を書いた人

後藤美紀  (農園代表)

石垣島月虹農園

(いしがきじま  つきにじ のうえん)
石垣島の北部に位置するマンゴー農園です。化学肥料や農薬を使わず、自然と調和した方法でマンゴーを栽培しています。

<HP>
毎年6月頃からネット販売の予約受付をしています

<Instagram>
石垣島月虹農園


☆コラコラ認証事業者募集中!

☆コラコラは参加型認証です。
年会費3500円でどなたでもコラコラ会員になる事ができます。
会員になることで、石垣島を中心とした八重山諸島の自然を守る事に貢献できます。

お申込みは以下のサイトから。(ご寄付も受け付けています)

「農」「飲食」「宿」の認証事業者への申請をご希望の方は 
coralcollabo35@gmail.com
 にメッセージください。


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