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PMS/PMDD家庭における夫婦の営み事情

今日は視点を変えて夫婦の営みについて少し真面目な話をさせて頂きたい。

私はある統計データを見た。
一般社団法人日本家族計画協会による「JEX JAPAN SEX SURVEY 2020調査結果」である。全国満 20 歳~69 歳の男女 5,029人(有効回答数)を対象に男女の生活と意識に関する調査を実施したものだ。

例えば
婚姻関係のある男女が1か月以内に夫婦の営みをしたか?
という問いに対して結果は、、、

年々している夫婦の割合が減りとうとう2020年度は半数以下となってしまったようです。

そして、48.1%の夫婦のうち1か月以内に複数回(2回以上)営みをする夫婦の割合は
全ての20代夫婦のうち49.4%
全ての30代夫婦のうち41.5%
 ※JEX JAPAN SEX SURVEY 2020調査結果より算出
です。20代だろうと30代であろうと1か月以内に複数回(2回以上)営みをする夫婦は急激には落ちていません。

つまり何を言いたいか?
夫婦の営みについて、セックスレスになる夫婦とセックスを頻度多くしている夫婦に2極化していると思うのです。
特に今回は、セックスレス側について少しお話したいと思います。

1.妻がPMS/PMDDの夫婦の営み事情

これまでの記事で述べてきたように、我が家の夫婦関係は冷めきっている。
本心がキライになっていないと信じているが表面上は仮面夫婦そのものだ。
同じ屋根のしたで毎日毎日生活を共にしていても子供中心の生活で夫婦の会話はなく男女という恋愛感情はほぼゼロである。(私は妻のことを女性という人格として最近尊重するようになってきた)
そんな我が家の夫婦の営み事情は、、、恥ずかしながらセックスレスである。もう何年もしていない。最後にしたのはいつだろう。。。

妻がPMS/PMDDとなり家族の会話が全く無くなる魔の2週間は当たり前のように夫婦のコミュニケーションは無い。魔の2週間以外も妻との接し方は腫れ物を触るかのようで、気軽に声をかけるのも躊躇する。

そんな会話も上手くできない夫婦関係にとって、体を触れるなんて言語同断。手が触れ合ったり、すれ違い様に体がふれただけでもすごい剣幕で嫌がれる。

いつからこんな状況になったのだろう・・・

2.グラフで見る40代夫が想う愛の変化

先日掲載させていただいた「グラフで見る40代夫が想う愛の変化」で表されるように男女愛は結婚を機に衰退してきている。
結婚前、新婚時代は、それなりに深い営みがあった。
相手の事が好きになり、大切な気持ちになり、常に一緒にいたい、宝にしたい、誰にも奪われたくない、、、そんな気持ちで一つになることはいっぱいあった。性欲を満たすのではなく、心を満たすために一つになり結果的に三大欲求の一つである性欲も満たされたものである。

しかし、結婚を機に少しずつその状況が変わって来た

3.セックスレスへのきっかけ

夫婦の営みが減ってきた原因はなんだろう。
今だから思うといくつか心当たりがある
①PMS/PMDDによる妻のイライラで接しにくい
②子供が産まれてから子供へ愛を注ぐのが一番になった
③不妊治療による精神的トラウマ
④出産の立ち合い

この4つではないかと思う。

一つ一つについては、話が長くなるので追って記事を書かさせて頂きたい。
これら4つが重なりと自分としては妻と一つになるというのが本能的に衰退してきたのかもしれない。
妻の立場とすると違った感覚もあるだろう。もしかすると、そもそもセックスに対してどれだけ前向きな気持ちを持っていたのかも正直分かっていない。

4.なぜいまセックスレスを考えるようになってきたのか?

子供が産まれたことは、それはそれはものすごく幸福であった。
もともと性欲を満たすよりも心を満たすために営みがあったことから、子供が産まれて心が満たされていれば夫婦の営みがなくても、全然耐えることができた。

でもいまは、耐えることができない。結婚して15年以上経過して、なぜこの時期に妻とのセックスレスに耐えられないのか?

それは、先に示した男女愛のグラフの通りである。
子供が成長し、だんだん子供が一人で考え行動するようになってきた。
思春期を迎え、高校、大学となれば一人で出かけることも多いだろう。
その結果、夫婦二人の時間が増えるのだ。
その時に心の不安がよぎる。このままリビングで朝も昼も夜も会話のない夫婦がずっと一緒にいることを、、、
今、子供が一緒でさえ無言の日々はもう耐えられない限界状態。
子供が巣立っていった時、そんな生活に精神的に耐えられないのが目に見えている。そのため、夫婦の関係性を見直したいのだ。今なら間に合うのだ。

夫婦の営みをすること・・・つまりラブラブのような男女愛になりたいのではない。夫婦の営みは、体のコミュニケーションであり、会話で伝わらない部分を体で伝え合う大切なコミュニケーションと分かっているからだ。

恋愛時代や新婚時代のように心を満たすための夫婦の営みをすることは、今の夫婦関係をかなり改善できそうな気がするのだ。ただ、若いころと更年期を迎えるアラフィフとは誓うかもしれない。でも夫婦関係改善に少しの望みに賭けているのだ。

5.夫婦で大切なもの

セックスレス化が進行している現在、これから結婚する人達、結婚した人達、若い世代の方々の夫婦のあり方、多様性は尊重したい。
ただ、将来同じような思いや生活にならないように、若い世代の方々には夫婦の営みについて将来性を含めては少し真剣に考えてもらいたいと思って記事を書きました。
この先の結婚生活では上記の書いた①~④の他にもいろいろと疎外関係のあるものが出てくるかもしれませんが、将来を見据えたときに夫婦として何を選択しておくべきか、どんな行動、どんな会話をしておくべきか、、、

これから先、夫婦関係改善の一つの観点として夫婦の営みについても少し深く記事を書いていきたいと思います。

最後まで記事を読んで頂きありがとうございました。


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