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グラフで見る40代夫が想う愛の変化

今の生活で何か失態や喧嘩をして夫婦間に溝ができたりしているわけでもない。毎日毎日を平凡に暮らしている。
良く言えば、安定した家族を形成している
悪く言えば、刺激がない暮らしをしている
そんな中、なぜ、最近夫婦関係を気にするようになってきたのか・・・
夫婦関係を改善したいと思うようになってきたのかそんな話に触れたい。

1.愛のカタチが変化

今年で結婚16年
私も妻も同い年で40代半ば
皆さんと同じように恋愛を経て結婚し子供が生まれ今がある。
もちろん、妻の人柄が好きで、一緒にいたいと思って、一生大切にしたいと思って「恋心」が変化し「愛」に変わり結婚。
至ってごく一般的な恋愛結婚だ。
では、結婚して16年が経過するとその恋愛感情がどうなっているかというと、別にキライになった訳ではないのに残念ながら恋愛感情をどこかに置き忘れたかのようにすっかり忘れている。(妻よ、ごめん。)
その代わり、家族愛、家族の絆が増している。
同じ屋根の下で16年間過ごすと、家にいるのが当たり前となり家族の一員になっているのだ。
これを読んでくれる方が独身の方だとすれば、親、兄弟、姉妹、、、そこに恋愛感情が当たり前のように無いと思うが、それと同じような感覚に近い。
一方で、いい事も悪いことも苦しいことも嬉しいことも色んな経験や場面を家族で一緒に感じながら過ごすので自然と家族としての愛や絆が生まれている。これも、一般的な世帯と同じ、特別な姿でもない。
今の生活に不満があるのか?というと細かいことはさておき大きな目線で考えると、幸いにして安定して暮らしているので大きな不満でもない。
要は、結婚前に抱いていた「愛」という意味が全く別の「愛」に変わって安定して暮らしているのだ。

2.愛が変わった契機

これは、やはり子供の存在だろう。
妻は夫、夫は妻への愛が、妊娠・出産を機に二人とも子供への愛へシフトした。これは、全くおかしな話でもなく当たり前だろう。
二人の子供が生まれたならば、親としてとっても嬉しく思うし、全力で大切に育てたいと願う。特に我が家の場合は、不妊治療を数年間実施して生まれてきてくれた子供なので、子供への愛は誰にも負けないほど大きい。ある意味、過保護・親バカなのかもしれない。だからこそ、子供中心の生活となり、子供が成長した今、愛の姿は家族愛に変化している。
第三者から見れば、とっても幸せな家庭と思うことだろう。
それも間違ってはいない。
ご飯を食べ、遊び、学校にも行き、スクスク元気に成長し、親も子も一緒に暮らしているのが親として一番の幸せだからだ。

3.夫婦関係の将来の不安感

では、なぜ夫婦関係を改善したいと思うようになってきたのか、、、
今日の本題。
まずはこのグラフを見てほしい。

愛の変化

ざっくりと自分の想いをグラフにするとこんな感じ。
妻との男女としての愛は、結婚を機に徐々に低下。
逆に家族愛は、出産を機に今がピークとなっている。
問題は、この先のことである。

子供が成長し、一人で習い事や遊びに出掛けるようになってきた今、夫婦二人の時間が徐々に増え始めた。夫婦二人となったリビングでは、残念ながら会話がない。話しかけても「うん」「別に」「はい」「いいよ」という返事だけでキャッチボールが続かない。
このまま、子供が思春期を迎え、社会人となり、一人立ちして巣立っていった時、残る家庭の中での「愛」は何だろう?と考え始めた。
グラフに示すように、夫婦間の男女としての恋愛感情もなければ、子供中心で回っていた家庭において子供がいないと今以上の家族愛は期待できない。
見えない、情や絆がぼわーんと残っているだけで、ものすごく平凡な生活になるんじゃないかという危機感を感じ始めたのだ。
そうなると、妻は夫に対する不満、夫は妻に対する不満ばかりが目立ち、さらに夫婦関係がギクシャク、、、それが熟年離婚につながるのでは?とさらなる不安も想像できるようになってきた。

4.今から間に合う夫婦関係改善

では、どういう「愛」の姿にしていきたいのか、、、、
恋愛時代や新婚時代のようなラブラブな夫婦を求めているわけではない。
でも、子供の父・母という姿から少し脱却して一人の男と女としてお互いにお互いの人をもっと理解し尊敬し尊重すべきなんじゃないかと。
グラフにしてみるとこうだ。

将来に求める愛の姿

巣立った子供の親としても男女としても、両方をきちんと兼ね備えた夫婦間を老後に形成しておきたい。
子供はまだ巣立っていない。だからこそ今からでも遅くない。足りていない「男女愛」を引き延ばす努力をする必要があるのではないか。そして、子供が巣立っても「家族愛」を衰退させないにはどうしたらいいのか。自分自身で最近思い始めた内容だ。

で、問題なのが、妻はどう思っているのか、、、
ここが肝心。
恋心は一方的に抱けるが、愛は一人で形成できないからだ。
妻も同じような想いがないと、将来に求める愛の姿のグラフには到達できない。

妻・奥さんに聞いてみればいいじゃん。
夫婦で話せばいいじゃん。
と思うかもしれない。でもそんな事を面と向かって話せるような夫婦関係でもない。日常で会話すらないのだから、、、、
これはそれぞれの家庭、夫婦毎に違って伝わらない領域かもしれない

そんなことすらできない夫婦に希望の未来はあるのか?
どうしたら、夫婦で将来の姿を話合えるのか?
一歩一歩、口を開き、声を聴くことからやっていくしかないのかな。
まずは、そんなところからスタートする幼稚な世界。
先の長い話になりそうだ。

最後に・・・

今日はここまで。

皆さんは、夫婦間で将来について話し合ったりしますか?
それより前に、夫婦で会話をする時間やコミュニケーションはありますか?

低レベルな内容について、最後まで読んで頂きありがとうございまいた。
女性の立場からのご意見、男性の立場からのご意見ありましたら、どしどしコメント下さい。よろしくお願いします。

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