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Markover 50の人生後半戦を愉しむ

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人生後半戦を愉しむ! 人生後半戦を「二毛作目」と捉えて、日々挑戦する中で学んだこと、気付いたこと、時に弱音なども綴っていきます。
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2021年7月の記事一覧

存在することで影響を与える

存在することで影響を与える

私は「自分が生きていることの意味」をしばしば考えます。年齢を重ねたこと、自由時間が増えたことで、以前よりも考える頻度が上がっています。本日は、『存在することで影響を与える』というテーマで、思考の整理をしてみます。

きっかけは、ファンであるCOTEN RADIOで2019年4月放送された『【番外編 #6 】 社会に最も影響を与えるのは「行為」以上に「存在」である』を聴き直したことです。深井氏と楊氏の

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全体最適の中では、誰もが主役になれるわけではない

全体最適の中では、誰もが主役になれるわけではない

本日のテーマは、『全体最適の中では、誰もが主役になれるわけではない』です。私の思う所を、できるだけ素直に綴ってみます。内容がどのように受け取られるか、些か不安があります。

「あなたはあなたの人生の主役」 「あなたは、あなたの人生の主役です!」みたいなことばがあります。学校の始業式や会社の入社式なんかで、これから経験する出来事への期待と不安で一杯になっている人を勇気づけ、鼓舞するポジティブなことば

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米下院議員、AOCを調べてみた

米下院議員、AOCを調べてみた

本日は、今アメリカで最も人気と勢いがある政治家のひとりと言われている、民主党のアレクサンドリア・オカシオ=コルテス(Alexandria Ocasio-Cortez ”AOC” 1989/10/13-)下院議員について、調べてことを記録します。 社会民主主義(democratic socialism)の政治姿勢を標榜する31歳の彼女は、どういう人物なのでしょうか。

アメリカと社会主義私がAOCの

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観客席ではなくピッチに立ちたかった頃

観客席ではなくピッチに立ちたかった頃

本日のnoteは、『観客席ではなくピッチに立ちたかった頃』という私の思い出話です。極私的な内容になっています。

スポーツをすることで培われた価値観私は、中学・高校で陸上競技を、大学でフィールドホッケーをやりました。10代から20代前半の人格形成期に、素質や実力の差が冷酷に突き付けられるスポーツに真剣に向き合ったことは、私の人生に大いに役立っています。早い段階できっちりと「挫折」を知れたことは、大

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規模感を正しく評価する

規模感を正しく評価する

本日は、ずっと持ち続けている考えの掘り下げです。無意識の内に作り上げている規模感をもとに物事を理解しようとすると、時に勘違いや間違いの落とし穴にはまるような気がするという話です。過去にも似た記事を書いていますが、改めて整理したいと思います。

人口1.2億人の国、日本の常識私は、人口が約1.2億人の日本で生きている日本国籍の53歳の男で、日本で教育を受けて、日本企業で働いてきた経歴ですから、あらゆ

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期待外れでもいいじゃない

期待外れでもいいじゃない

本日は『期待外れでもいいじゃない』という開き直りのようなタイトルで自由作文を書いていこうと思います。着地先をあまり意識せずに書き進めていくので、どこに向かうのかちょっとドキドキします。

湘南海岸でビーチクリーン今日は朝から辻堂海岸でビーチクリーン活動に勤しんできました。好天に恵まれ、私たちのグループが清掃作業を行ったビーチも、多くの海水浴客で賑わっていました。

日焼け対策に薄手の長袖パーカーを

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1001回目の記事投稿にあたって

1001回目の記事投稿にあたって

昨日の記事投稿で、一つの目標と考えていた1000記事に到達しました! 本日は振り返りの雑記です。

2018年10月から3年近く、ほぼ毎日更新を続けてきたことは、何者でもない自分にとって、ささやかな自信になっています。noteを書く行為は、目標を見失いがちな日々の生活を支えるペースメーカーとしても機能しています。

これまでの全記事累計では25万PVを数えており、読んで下さった方々には感謝!しかあ

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数字に強い人への対処法

数字に強い人への対処法

本日は、『数字に強く、数字を何より重視する人に対処する方法』について私なりに実践してきたことや思う所を記します。

数字はことば以上に強く刺さる数字は、何千何百という美辞麗句や文章以上に強力なメッセージとインパクトを与えることのできるコンテンツです。数字を効果的に使うと、受け取る側にイメージを固定化あるいは流動化させることができ、事態を収めたり、一変させたりできます。

数字をうまく使える能力は、

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『単騎の人』がやって来る

『単騎の人』がやって来る

本日は、2021/8/8に公示予定の横浜市長選挙への立候補を表明した、田中康夫氏についての私見のまとめです。2021/7/8に行った出馬表明会見の動画を観たり、ご自身の発信などを通して、私が感じている「この人、『単騎の人』なのかなあ……」という印象を記します。私は、田中氏とは面識が無いので、あくまで外から見ているイメージです。

面白くなってきたなあ不謹慎な言い方ですが、正直な気持ちです。2021

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今ぼんやりと考えていること on 2021/7/11

今ぼんやりと考えていること on 2021/7/11

本日は、今の私が『ぼんやりと考えていること』をぼんやりと書き残すことにします。これから先に読み返して、補足をし、さらに肉付けをしていく前提で、完成形を意識せずにスタートします。

立ち止まってばかりもいられない……という気持ちは、本格的な就労機会への復帰を拒否し続けている今も、ずっと持ち続けています。ただ今に至るまで、安定した生計費を工面することだけを目的に、人生前半戦のような一つの組織、職種にフ

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マンスプレイニング

マンスプレイニング

本日は、私が本日初めて知ったことば『マンスプレイニング mansplaing』について学んだことと私見です。

マンスプレイニングとの出会い恥ずかしながら、今日まで全く知らないことばでした。きっかけは、日課で聴いている『book cafe』です。マスターの荒木博行氏が、レベッカ・ソルニット(Rebecca Solnit 1961/6/24- )の著作を取り上げた際、この語をあわせて紹介されていたの

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正しく他力本願で生きる覚悟

正しく他力本願で生きる覚悟

本日は、『正しく他力本願で生きる覚悟』というテーマで掘り下げてみようと思います。驕っていた考え方からの意識改革を図る宣言でもあります。

『他力本願』ということばへの誤解私は長年『他力本願』の本来の意味を正しく学ばないまま、間違った認識をし続けてきました。

私は、『他力本願』を2.の意味と考えてきました。自助努力で道を切り拓いていくのが人としての正しい所作であり、「他人のふんどしで相撲をとる」み

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2024年問題と2042年問題

2024年問題と2042年問題

本日は、古市憲寿『絶対に挫折しない日本史』(新潮新書2020)の中で書かれている、”2024年問題と2042年問題” P150-153 7. 日本はいつ「終わる」のか(平成~未来)という部分に感化されて、思ったことをメモします。

人口構成から考える未来予測未来予測というのは基本的にあたらないものですが、人口予測だけは例外的に、実現する精度がかなり高いと言われます。国民の出生率と寿命は、短期間で劇

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