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iruka、桜の船路
東京湾から船で目黒川を遡って水の上から桜を眺めるクルーズツアーがあると知った。
目黒川の桜は、それは見事だ。ゆえに花見の季節には、川沿いの遊歩道は常に人でごった返している。船上から人込みを気にすることなく目黒川の桜を楽しめるとはすばらしいではないか。調べてみると、二日後の13時の便にわずかに空きがあったので予約する。
午前中に文京区某所で所用がある。ブルーのiruka Cで家を出る。京都のコゼ
irukaと故郷に帰る
一週間ほど、東京を離れて実家に帰ることになった。
僕の故郷の静岡市は、市内の高校生の85%が自転車で通学している。公共交通機関が発達していないかわりに、コンパクトかつ地形がフラットで自転車で移動するのに適しているからだ。僕も、中学・高校時代は自転車でどこへでも行ったものだった。
そこで、irukaを連れて輪行で帰ることにした。
妻も同じ日から出張に出かけるというので、飼い犬のすみれを義母の家
さよならブラック・サバス 〜 iruka C開発ストーリー(2)
新モデルiruka C、パーツの納品遅延や納品済み部品の不良などがあって出荷が遅れていましたが、このほど日本の各販売店に到着しました。
発売のプレスリリースはこちら。
iruka C誕生のきっかけを書いた前回に続き、今回はスペック決定の経緯を書いていきます。
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やや廉価な5速コンフォートスペックのirukaを作りたいという僕のアイデアを、台湾人コーディネーターのMagumと製造パートナ
なんなら気分は獄門島 〜 iruka C開発ストーリー(1)
5速コンフォートスペックの新モデル「iruka C」を発売することを発表しました。フレームはそのままに、街乗りの快適性をさらに追求したバリューモデルのirukaです。税別国内価格は179,800円、オリジナル8速モデルより税込で約36,000円お手頃です。自分で言うのもなんですが、自信作です。何回かに分けて、iruka Cが生まれた経緯や特徴を書いていきます。
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シマノ Alfine 8の
立った立った。irukaが立った
次の写真は、2017年9月にインスタグラムに投稿したものである。irukaの試作6号車とブロンプトンが、折りたたんだ状態で壁際に並んでいる。
なぜ壁際だったのか。
実はこのとき、irukaは自立せず倒れてしまうため、壁にもたせかけて撮影したのだった。
一般的に自転車はチェーンリング、スプロケット、ディレイラーといった駆動機構が右側に付いている。さらにirukaは、ハンドルポストも右に折りたた
283、6、46。 irukaは今
noteを始めます。あ、株式会社イルカの創業者/代表取締役の小林正樹です。irukaという折りたたみ自転車を作って売っています。開発には思いがけず長い時間を要し、10年ほどかかりました。その経緯はこちらをどうぞ。今日は発売から16ヶ月が経過したirukaの現状を「283、6、46」の3つの数字を使って書いておきます。
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283 - 延べ出荷台数ひとつめの数字は「283」。irukaはこれま