杉田・スティーベンソン・真理子|for Cities

一般社団法人for Cities共同代表。"都市"を扱うデザイナー…

杉田・スティーベンソン・真理子|for Cities

一般社団法人for Cities共同代表。"都市"を扱うデザイナー、リサーチャー。都市デザイン、街づくり、建築関係の企画・ディレクション、場づくりなど。世界の都市の事例を研究しに、一年の半分くらいは海外にいます。各種リンク👉https://is.gd/Fz50Df

マガジン

  • 都市に関する活動記録

    「都市」をテーマに編集者・ライター・リサーチャー・キュレーターとしての活動の記録と、都市・建築・まちづくり分野で面白いと思ったトピックについてざっくばらんに書き溜めます。

  • アフリカのスマートシティ開発

    アフリカの各都市に滞在しながら各国の都市・建築・まちづくり分野で活動を行う現地のイニシアティブを訪ね歩く筆者が、アフリカ各国で進行中のスマートシティ開発や、都市での生活前半について学んだことの忘備録。

  • 海外リモート生活忘備録・アドバイス

    東京でのフルタイムの仕事を辞めて独立してから、アメリカ→カナダ→メキシコ→南米→日本(京都)→ヨーロッパを夫婦で移動しながら働くリモートワーカーの忘備録とアドバイス。

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    20 ways to stay cool in Ho Chi Minh City

    Living on an increasingly warmer planet, it’s an urgent need to cool down the urban spaces without heavy energy consumption. In Ho chi Minh City, I’ve noticed some unique items, behaviors, and design principles to cope with the heat in the city. Then, I made a casual zine to showcase 20 ways to stay cool without using AC in Ho Chi Minh City - hot summer is coming - maybe we can learn from them! -----日中の一番暑い時間帯はそもそも外に出なかったり、夜の時間を活用したり、布や植物などのアイテムをうまく活用して影を作っていたり。毎日むちゃくちゃ暑い熱帯の気候で、ベトナムの人は自分の身体と天候の関係性と限界をきちんと理解して、うまく対処している気がする。それは、グッツだったり、振る舞いや行為だったり、空間的なデザインの工夫だったりする。これから気候変動の関係でどんどん熱くなっていくであろう日本の街でも、参考にできるアイデアがあるかもしれない。そんな想いで、1ヶ月ホーチミンの街中で観察した”涼むためのテク”を、冊子にまとめてみました。
    ¥1,500
    Traveling Circus of Urbanism
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    Traveling Circus of Urbanism ZINE Volume 0 &1 Set

    Traveling Circus of Urbanism ZINE Volume 0 - Thesishttps://travelingurbanism.stores.jp/items/5eb3f4b1bd21787fd6209405Traveling Circus of Urbanism ZINE Volume 1 - I Was Therehttps://travelingurbanism.stores.jp/items/5efc3db1ea3c9d076aaeec362冊の割引セットです。------A discounted set of two volumes;Traveling Circus of Urbanism ZINE Volume 0 - Thesishttps://travelingurbanism.stores.jp/items/5eb3f4b1bd21787fd6209405Traveling Circus of Urbanism ZINE Volume 1 - I Was Therehttps://travelingurbanism.stores.jp/items/5efc3db1ea3c9d076aaeec36
    ¥2,000
    Traveling Circus of Urbanism
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    20 ways to stay cool in Ho Chi Minh City

    Living on an increasingly warmer planet, it’s an urgent need to cool down the urban spaces without heavy energy consumption. In Ho chi Minh City, I’ve noticed some unique items, behaviors, and design principles to cope with the heat in the city. Then, I made a casual zine to showcase 20 ways to stay cool without using AC in Ho Chi Minh City - hot summer is coming - maybe we can learn from them! -----日中の一番暑い時間帯はそもそも外に出なかったり、夜の時間を活用したり、布や植物などのアイテムをうまく活用して影を作っていたり。毎日むちゃくちゃ暑い熱帯の気候で、ベトナムの人は自分の身体と天候の関係性と限界をきちんと理解して、うまく対処している気がする。それは、グッツだったり、振る舞いや行為だったり、空間的なデザインの工夫だったりする。これから気候変動の関係でどんどん熱くなっていくであろう日本の街でも、参考にできるアイデアがあるかもしれない。そんな想いで、1ヶ月ホーチミンの街中で観察した”涼むためのテク”を、冊子にまとめてみました。
    ¥1,500
    Traveling Circus of Urbanism
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    Traveling Circus of Urbanism ZINE Volume 0 &1 Set

    Traveling Circus of Urbanism ZINE Volume 0 - Thesishttps://travelingurbanism.stores.jp/items/5eb3f4b1bd21787fd6209405Traveling Circus of Urbanism ZINE Volume 1 - I Was Therehttps://travelingurbanism.stores.jp/items/5efc3db1ea3c9d076aaeec362冊の割引セットです。------A discounted set of two volumes;Traveling Circus of Urbanism ZINE Volume 0 - Thesishttps://travelingurbanism.stores.jp/items/5eb3f4b1bd21787fd6209405Traveling Circus of Urbanism ZINE Volume 1 - I Was Therehttps://travelingurbanism.stores.jp/items/5efc3db1ea3c9d076aaeec36
    ¥2,000
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    Traveling Circus of Urbanism ZINE Volume 1 - I Was There

    中身の確認はこちら👇https://www.youtube.com/watch?v=MaSUjHZAGrAサイズ:A5ページ数:96言語:英語 + 日本語翻訳印刷:リソグラフィ、2色刷り「Traveling Circus of Urbanism(アーバニズムの旅するサーカス)」は、旅と越境、移動のなかで「都市」を観察し、その物語を集めて共有する試みだ。このZINEでは、「I was there(私はそこにいた)」をテーマに、世界中から8名のアーバニストに、同じセンテンスで始まるエッセイを書き下ろしてもらった。夕食を共に囲みながら同じテーマで会話をしているようなスタイルで、個人のパーソナルな経験から、都市の多様な姿を紐解くストーリーテリングの試みだ。世の中は、コロナ禍の外出自粛と渡航制限の時代。家で過ごす時間が増えて、都市はずいぶん静かになってしまった。ふらりとどこかに旅に出て、知らない土地で知らない文化に触れる自由は絶たれ、何事もオンラインで完結してしまう。「ここではないどこか」への想像力や、「ここにいる」「あそこにいた」という場所感覚が、どんどん希薄になってしまってはいないか。そんな時私は、誰かの、個人的で些細な、ちょっとしたエピソードに耳を傾けたいなと思う。テルアビブでバスの到着を待つ都市コンサルタント。愛媛の限界集落で住み込みの研究を行うフランス人学生。ジェントリフィケーション前のベルリンに想いを馳せるデザイナー。「I was there(私はそこにいた)」から始まる個々のエピソードから、彼らの愛する都市について、こっそり教えてもらった。------------This is how it looks inside👇https://www.youtube.com/watch?v=MaSUjHZAGrASize:A5Page count:96 Language:English with Japanese translationStyle: Lithographic printing with 2 colorsTraveling Circus of Urbanism is an experiment intended to help you navigate and read cities in a way that evokes both a sense of adventure and a global sense of place. Each volume of this magazine has a topic sentence fragment — all articles begin with the same words, as an exercise in storytelling. In this volume, we focus on “I Was There.”We live in a time of quarantine and global travel restrictions. We began spending more time at home, and suddenly, life between the buildings in our cities disappeared. Traveling elsewhere to learn a new culture and experience something new became nonsensical, and the importance of “being there” slipped away over a video call.In this volume, flaneurs, artists, designers, and researchers from around the world are gathered around our imaginary table, having conversations to share their stories about their personal experiences in cities. We hope to contribute to a return to “being there”, getting back an imagination for cities that exist as much “out there” as they do “in here”.
    ¥1,500
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最近の記事

都市・建築動向 / ロンドン・パリ・マルセイユ・リスボン・バレンシア / 2023夏

2023年6月〜8月中旬にかけての約2ヶ月間、ヨーロッパ4カ国の各都市に行ってきました。目的は色々あったけれど、一番大きかったのはセカンドホームベースの下見。良い物件は見つかりませんでしたが、今後のキャリアパスについても考えさせられる良い旅でした。 10年ぶりのロンドンや、友人が多い6年ぶりのパリも含めて、駆け足で巡ったなかで見えてきた都市・建築・街づくり・アート・デザイン関係の動向などを忘れる前にここにまとめておきます。やったこと、行った場所、会った人の情報に加え、カジュ

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      Still not myself / ナイロビのストリートを歩く

      • アフリカ最大のスラム・キベラを訪問したら、400万年の人類史を歩いた気分になった

        日本人にとっては馴染みがないかもしれないけれど、ケニアの首都・ナイロビはとても発展していて、ショッピングモールや高層マンションがゴンゴン街中に立ち並んでいる。私も含めて、駐在などでナイロビに住む外国人は、温水プールやジム、24時間体制のセキュリティがつくモダンなマンションに住むことが一般的だ。Uberや車で職場やレストランに移動するから、ストリートを歩くことはほぼないし、勤め先によっては通りを歩くこと自体治安の関係で禁止されていることも多い。だから、見たくないものは見なくても

        • Sound of Nairobi: ナイロビの音を拾い、ビートを、ヒートを掴む

          カメルーンでのプロジェクトを終えて、3月にケニアの首都・ナイロビにやってきた。ナイロビについては国連関係の支部や本部があることくらいしか知らず、あまり下準備もしないまま出発日となってしまい、何を期待したら良いかも分からないままやってきたのだが、来てみて驚いた。 モダンな高層ビルにショッピングモール、温水プールとジム付きのマンション。移動はUberでどこにでも行けるし、近代的なスーパーも多い。おしゃれなギャラリーやカフェ、コワーキングスペースにも事欠かない。そして到着してから

        都市・建築動向 / ロンドン・パリ・マルセイユ・リスボン・バレンシア / 2023夏

        マガジン

        • 都市に関する活動記録
          7本
        • アフリカのスマートシティ開発
          7本
        • 海外リモート生活忘備録・アドバイス
          2本

        記事

          語学留学をするなら、欧米ではなくアフリカに行くべきだと思う

          アフリカに来てから早いもので4ヶ月が過ぎた。最初の数ヶ月を過ごしたトーゴとカメルーンはフランスの旧植民地で、今でも公用語がフランス語なため、毎日コツコツとフランス語を勉強していた。3月にケニアに移ってからは一気に英語環境に切り替わり、英語は特に不自由ないので便利に暮らしているのだけど、東アフリカのもう一つの公用語・スワヒリ語と、ブリティッシュ寄りのケニア英語のイントネーションに慣れる必要がある(ケニアはイギリスの旧植民地)。それに加えて、地域や部族毎の現地の言葉もあったりして

          語学留学をするなら、欧米ではなくアフリカに行くべきだと思う

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          カメルーン・ヤウンデで過ごした2ヶ月を写真で振り返る

          カメルーン・ヤウンデで過ごした2ヶ月を写真で振り返る

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          カメルーン発の空間情報解析プラットフォーム。アフリカで空間情報を扱うということ

          トーゴ・ロメでのプロジェクトを終えて、カメルーンの首都・ヤウンデにやってきて早くも2週間経った。ロメを振り返っての感想や、カメルーン1週間目の所感などは、Good News for Citiesのポットキャストでもざっくばらんに話をしているので、是非聴いてみてもらえると嬉しい。 アフリカに来てからは今日でちょうど2ヶ月。まだやりたいことは山ほどあるし、フランス語も上達させなければいけな一方で、経験したことをまとめたりシェアしたりもしたいしで時間がなく毎日きりきりしつつ、楽し

          カメルーン発の空間情報解析プラットフォーム。アフリカで空間情報を扱うということ

          トーゴ・ロメで過ごした2ヶ月を写真で振り返る

          2021年12月〜2022年1月までに滞在したトーゴの首都・ロメでの様子を写真で振り返ります。詳しいプロジェクトの内容については、英語になりますがwebサイトの方からご確認いただけます。

          トーゴ・ロメで過ごした2ヶ月を写真で振り返る

          アフリカ各都市で進行中のスマートシティを訪ねる、リサーチキャラバンを始めました

          12月中旬から西アフリカの小国・トーゴの首都・ロメに滞在している。2月からはカメルーン・ヤウンデ 、4月にはケニヤ・ナイロビ、6月にはモロッコ・マラケシュに移動し、2ヶ月ずつ、アフリカの各都市を行商しながら、現地の都市・建築・まちづくり分野の組織やスタジオと短期のコラボレーションを行いながらアフリカで複数走るスマートシティ開発についてリサーチを行う。企業や大学とは関係なく、全て自主企画・自主資金のプロジェクトで、2019年に台湾で出会ったフランス人建築家 / ジュリアン・カポ

          アフリカ各都市で進行中のスマートシティを訪ねる、リサーチキャラバンを始めました

          開始から9カ月でジャパン・ポッドキャスト・アワード2020にノミネート。振り返りとティップス

          ポッドキャストを始めて約9ヶ月が経過した。「都市」に関するさまざまなトピックをざっくばらんに話すポッドキャスト番組「Good News for Cities〜都市に関する炉辺談話」では、相棒の石川由佳子と共に、都市に関するプロジェクトやトレンド、本、雑誌、スポット、音楽など、気になるテーマを取り上げて紹介している。 収録環境に失敗して音質が聞くに耐えないほどになってしまったり、トークのテーマが決まらず頭を抱えたりすることは未だにあるが、おかげさまでリスナー・再生数共に順調に

          開始から9カ月でジャパン・ポッドキャスト・アワード2020にノミネート。振り返りとティップス

          夫婦揃って海外ノマド・リモートワーカーとして過ごした3年間の振り返りと8つのチップス。

          完全リモートワークが日常となりつつあるコロナ禍の現在。夫婦・カップル揃って家で仕事をしている人も多いと思う。 東京でフルタイムで働いていた私たち夫婦は、2018年に同じタイミングで会社を辞めて独立し、そこから今まで、北米・中南米・日本・台湾・ヨーロッパなどを転々としながら、リモートワーカーとして生業をたててきた(現在はオランダ・アムステルダム)。「どうしているの?」と最近よく聞かれることが多いので、興味がある方へのティップスを備忘録も兼ねてご紹介したい。 筆者:都市・建築

          夫婦揃って海外ノマド・リモートワーカーとして過ごした3年間の振り返りと8つのチップス。

          アムステルダムでスタジオを立ち上げました。コロナ禍でひっそりとオランダに移住した経緯と今後の予定。

          日本でも緊急事態宣言の延長が決定され、希望を持って迎えた2021年も結局歯痒いニュースに埋もれる昨今。 FacebookやPodcastなどで少しずつ近況報告はさせて頂いていたが、オランダに移住して早いもので半年経ち、無事滞在申請やビジネス登録も済んだので、改めてこれまでの経緯と現状、今度の予定をここでもシェアしておこうと思う。 筆者:都市・建築・まちづくり専門編集者、リサーチャー、キュレーター杉田真理子(Instagram / Twitter) なぜオランダに来たのか

          アムステルダムでスタジオを立ち上げました。コロナ禍でひっそりとオランダに移住した経緯と今後の予定。

          「都市」に関するトピックをキュレーション してお届けするニュースレターをはじめました

          ポッドキャスト「Good News for Cities」を石川由佳子とはじめてから、3ヶ月経ちました。予想以上に多くの方に聴いていただいているようで(各エピソード約100回くらい再生されています)、ありがたい限りです。 それと並行して、次はニュースレターに挑戦することにしました。 ニュースレターとかメールマガジンとかちょっと古いようなイメージが今まであったのですが、一周回って、今また、波がきてるんじゃないかと思っていて。 13歳の女の子がはじめたニュースレターThe

          「都市」に関するトピックをキュレーション してお届けするニュースレターをはじめました

          アーバニスト・イン・レジデンスとは。ベルリン行きを前に、「旅」と「都市」について思うこと。

          2019年12月に、京都の左京区にある一軒家に引越してきた。築年数は約70年程度、ぎりぎり「町家」と呼べるのだろうか。京都の文脈でいうと全然古くはない物件だけれど、戦後の建物なのに京間できちんと造られている、質の良い家だ。この家を夫と2人で改修しつつ住みはじめてから、早いもので6ヶ月目に突入した。 アーバニスト・イン・レジデンスとは セルフリノベができる物件を探す目的でアメリカから日本に帰国してから、家を持った暁には、住む以外の機能も、なにかつけたいと思っていた。京都を選ん

          アーバニスト・イン・レジデンスとは。ベルリン行きを前に、「旅」と「都市」について思うこと。

          渡航制限の時代に、空港という空間について、改めて考える

          今年5月にNetflixでリリースされたばかりの、ベルギーのTVドラマ「イントゥ・ザ・ナイト(Into the Night)」を観た。突然太陽が異常を起こし、飛行機に乗った少人数のグループが太陽を避けて西周りに飛び、生き延びようとするシナリオだ。普段、終末ものSFスリラーはあまり観ないけれど、空港と飛行機への妙なノスタルジーが募り、ついハマってしまった。 コロナウイルスの影響で、各国が渡航制限を出し、外出自粛を進めるなか、「飛行機に乗ること」、「飛行機に乗って遠い世界を旅す

          渡航制限の時代に、空港という空間について、改めて考える

          建築系の独特の言葉の翻訳は、本当に難しい

          都市・建築・街づくり分野で編集・ライティングの仕事に関わる私は、日本の事例を日本語で取材・リサーチして、それを英語で海外メディアで発表したりPRをお手伝いすることが元々多いが、最近、翻訳の依頼も増えてきた。具体的には、建築事務所のHPの事例翻訳や、冊子・書籍の翻訳など。最初は、機械的に訳すのであればそこまでクリエイティビティが求められない仕事だなと思い、できるだけお断りをするようにしていたけれど、最近になって、都市・建築・街づくり分野での翻訳の面白味が掴めてきた。というより、

          建築系の独特の言葉の翻訳は、本当に難しい