家冨 万里

東京都出身。岩手県遠野市在住。スナックトマトとぶのママ。株式会社Next Common…

家冨 万里

東京都出身。岩手県遠野市在住。スナックトマトとぶのママ。株式会社Next Commons Lab代表取締役。

マガジン

  • 実録スナック

    スナックママが記録する、スナック文化人類学。

最近の記事

A HAPPY NEW YEAR!2023

新年のご挨拶、遅ればせながら失礼します! お世話になるみなさま、明けましておめでとうございます。そして今年もどうぞよろしくお願いします〜〜〜! 2022-2023年にかけての年末年始は「休む」に専念する、と決めていたのでほぼ何もしてませんでした。太陽の光を浴びること・散歩またはランニング・ストレッチ・お風呂に浸かるのは最低限のノルマとしてやっていたくらいなもので本当に何もしてなかったのですが、おかげさまでリラックスできてすごく肩の力が抜けた感じがしております。連絡お返しでき

    • ナニモノかに図られた、たび重なる偶然

      ある日ふと思った。私はけっこう鈍感でのんびり屋なところがあって、俊敏で過敏な人に比べると「ハッ」とした気づきを得られることが人生において少ないのではないか?と。そういう人に比べると、なんだか損してるんじゃないかと漠然と思い何となく小石を蹴りたくなった。 そんな私を見かねてか、私に気づいて欲しいナニモノの方から私の肩を叩いてくる様な、繰り返し起こる偶然的なことが最近2回あった。知らんけど。 1回目は九州に出張に行った時だ。 私は「カッパが有名だよね」と言われる岩手県遠野市

      • 良いこと、悪いこと

        ソーシャルグッド、な界隈に長らくいる。 ソーシャルグッドでなんなんだ。 ふと、何が良いことで、何が悪いことなのか、考える時がある。 悪いこと、とは違うかもしれないけれど。 やってはいけないこと、というのは法律やルールが存在していたりする。 では良いことって何だろう。 子供の時に、学校で、元気に挨拶をしなさい、お友達と仲良くしなさいと言われた。 これは良いことなのだろうか。 でもなんかどこかで違うなぁとも思っている。 もちろん悪くない話だけれど、人に定められた

        • [ゆる飲み会]6月5日(日) 東京滞在ありがとう会やります

          『もしも言葉が彼氏だったら、言葉と私はメンヘラカップル?』家冨万里のつくる起源突然ですがあなたにずばり質問です。 言葉は好きですか? 言葉とは、音声や文字によって人の感情・思想を伝える表現法、だそうです。 言いたいことが思う様に伝えられない、悔しい~~~!!!! という思いをしたことはありますか? 長らく私は言葉がとても苦手でした。 ギャルだったのでマジか~、ヤベ~!!!と感嘆表現でオッケーな世界から お話を論理的に説明する世界(社会人)に飛び込んだ時は常に心が泣いてま

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        • 実録スナック
          2本

        記事

          2拠点生活のすゝめ

          墨田区京島エリアに仮住まい 以前『これからの10年へ』という投稿をした。節目と意識して暮らしていることもあってか、上半期は少し焦るような気持ちとともに"何かしよう"と思っていた。 それに関連して5月中旬から墨田区にあるゲストハウスに仮住まいしている。なんで仮住まいしているのかはこちらにも書いたので見ていただけたら嬉しい。 いわゆる2拠点生活を計らずともしている状態で色々と気づきがあるので少し記録も兼ねて書こうと思う。 町工場や商店街、八百屋やお肉屋さん、いわゆる下町っ

          2拠点生活のすゝめ

          これからの10年へ

          2012年4月12日は私が住む岩手県遠野市に初めて降り立った日で、ここに来て、あれから今日で10年が経過したのか...と、ひとり庭に咲く黄色い水仙の群生や太陽の日差しを感じながらエモーショナルな気持ちになりました。 10年前は北東北に足を踏み入れた事もなく、新花巻駅にATMが無いことは想定外でお金を下ろせずパニックになり、乗り継ぎ2-3時間待つことに衝撃を受けました。喧騒とは真逆の静かな時の流れに妙にソワソワしたことが思い出されます。 新しい季節の始まり・新天地、というと

          これからの10年へ

          太陽が照り暖かい海の上にプカプカと浮かぶ、そんな心持ちで生きても良いのではないかという問い。

          緊急事態宣言も明けて東京へ行った。今月2回目の東京。 自分の中に、焦り、そして楽観性からくるマイペース、の共存を感じた滞在だった。前者の焦り、の気持ちだけではなく、一歩一歩自分の感性を信じて好きを束ねて前に進んでいこう、とも思える様になっていた自分に気づき成長を感じる。 "かっこ良くてすごい事"を目の当たりにすると自分の無力さとまでは言わないが、比較をするならば差がある状態というのを否応なしに突きつけられる。前提条件が違う者同士比較する必要は全くないのだが、これは学校教育

          太陽が照り暖かい海の上にプカプカと浮かぶ、そんな心持ちで生きても良いのではないかという問い。

          本がありすぎて選べない

          軽快なピアノの旋律が。そうここは新宿のルノアール。とあるベンチマークの営業マンが出した本にこう書いてあった。 森羅万象が教科書。一流営業マンを目指すなら、喫茶店へ行け。ルノアールでは商談が多い。怪しいマルチ商法系から保険系まで。聞き耳を立てろ。 1年未満だが緊急事態宣言が開けたので久しぶりに東京に来た。確かにルノアール奥深い。グループの属性を特定できない集団(6名)がコーヒーを囲んでいる。年齢もバラバラ、服装のジャンルもバラバラ、白髪の60代と思える男性が一番話しをしてい

          本がありすぎて選べない

          ワインとコース料理にはまっていることについて

          みなさんの趣味はなんですか?今日は趣味について。 国内外旅する事。 読書は少々。 文章を書く事。 日本にある動物園のコアラ達を鑑賞する事。 ボクシングを見る・やる事。 コース料理とワインのお店を訪ね味わう事。 この最後のコース料理とワインのお店を訪ね味わう事について今日は書こうと思います。 私はスナックをやっているのですがお酒がさほど強くなく、そして大して詳しくない(ごめんなさい)ため地域柄好まれる聞き慣れたお酒を主に取り扱わせてもらっています。 また、私は不器用で飽

          ワインとコース料理にはまっていることについて

          あれあれあれ

          お金はないけど仲間に支えられて幸せ、とか お金はあるけど一人で寂しい、とか 生きているけど死ぬほど辛い、とか 死んでいるけど気持ちいい、とか トンビのように空高く飛びたいと思ってみたり 轢かれた動物を貪るトンビを嫌いと思ったり 曖昧なことが嫌いで白黒つけたかったり いっそのこと曖昧にしてしまいたいことだったり リズムに体を預けてみたい時間だったり 静寂を愛してみたり 今日もぷかぷかと 境界線あたりを漂ったり 気がついたら越えてしまっていて どうしよう

          あれあれあれ

          最近の雑記:流れでたら〜アジア〜

          北京ダブリンリベリア... と聞いてエモすぎてライトめなビールと今晩のおかずは中華だ!と思ったやつは絶対友達のなれそう、今アクセスラブ〜! 最近、絶賛料理熱が過熱中。民俗学の聖地とも言える岩手県遠野市インザハウス。そこでスーパー学芸員として有名な前川さんは玄人研究者ほどアテンドする時は町のスーパーマーケットに連れて行くそうな。 旅先でローカルスーパー寄りたい欲、わかるぅぅぅ〜。自分の住む場所には無い調味料や食材、同じ物でも売り方が違った時、高まるぅぅぅ〜〜!!! かく

          最近の雑記:流れでたら〜アジア〜

          北海道アイヌ文化リサーチ旅

          21歳くらいからの夢を叶えに来た。 『夏の北海道を、車で旅する。北海道の雄大さを全身で体感する。』 姉が一時期北海道・札幌に住んでいた事もあり北海道は何度か訪れた事があったが、なぜか毎回冬に訪問する事が多かった事もあり、"ラベンダー畑がどこまでも広がる広大で壮大な北海道" というものへの憧れがずっと消えないまま十数年が既に経っていた。 比較的北海道まで近い(?)東北に住んだ事で、移動に自家用車の選択肢が入った。フェリーで青森→函館まで渡るというロマン要素も付け加える事が

          北海道アイヌ文化リサーチ旅

          7/12 小暑(しょうしょう)蓮始開(はすはじめてひらく)

          とあるイベント企画でのドリンク作りの為に。 "今"を記録すること。 コツコツと無理なくやっていこうと思う。七十二候では、7/12から蓮始開という暦になるようだ。 夏の夜、暗闇の中で蓮のつぼみがゆっくりとほころび、美しい花を咲かせます。 「蓮始開」は、そんな夏の夜の美しい営みを言葉にした七十二候です。 見る者を幽玄の世界へと誘う蓮の花は、朝の訪れとともに完全に開き、昼が過ぎるころには閉じてしまいます。そうやって3日ほど繰り返し花を咲かせたあとは、力尽きたように、そのまま花を開

          7/12 小暑(しょうしょう)蓮始開(はすはじめてひらく)

          7/11 小暑(しょうしょう)の暑風至(あつかぜいたる)

          とある企画にむけて〝今〟を記録することに。 振り返った時に何が記されていると"今"が鮮明に保存されるのか。 せっかく山の街に暮らしているから。 自然の気配は書き留めておきたい。 日本は四季がある。 刻々と季節ごとに様子が変わる。 先人たちは春夏秋冬では表しきれてない季節の微細な変化について表現する素敵な表現方法を残してくれていた。 二十四節気・七十二候など、中国から伝わった様だが、それらを日本に合う様に編集したとか。 四季の移ろいを24に分けた表現と72に分けた表現

          7/11 小暑(しょうしょう)の暑風至(あつかぜいたる)

          君のこだわり

          人それぞれ生きるうえでのこだわりってあるもんだ。 そのこだわりってのは、いったいどこから来るんだい。 よかったら教えてくれないかい。 同じものを見ていても全く同じに見えないのは何でなんだい。 出かけるまでの残り5分という時間を、 あと5分と思うのか、 まだ5分あると思うのか。 人によって感じ方が違うのって不思議だね。 田植えの季節。 田んぼに水がはったから、夜はカエルの大合唱。 ケロケロケロ、無数の和音が心地よく感じるのは君もかい? 煮すぎたブロッコリー

          君のこだわり

          スナックの現場からイベントを振り返る

          この間仕事でとあるイベント運営に携わった。 タイトルはサステナブル・イノヴェイションで不確実性の未来を拓く〜大阪・関西万博「TEAM EXPO」プログラム Sustainable Innovation Lab キックオフイベントなかなかゴツめのタイトルだにゃ。 私の仕事のひとつである Next Commons Lab では2025年開催の大阪万博の一部パートを担う予定で、5年も前の現段から仕込みがはじまっている。世界に日本の今を伝える大舞台で、どの様な事を伝えていくのか?自

          スナックの現場からイベントを振り返る