#エッセイ
幸せな記憶をつれてきた記録
テレビで映った場所に「もう一度行きたい」と思うことがある。
今期観ているドラマで、水族館が出てくる話が2話続いた。どちらも行ったことがあって、むしろ何度でも行きたいと思えるぐらい大好きなところ。
(これは比喩じゃなくて実際そう。いくつか年パス持ってるし、ほんとに何度も行ってる。笑)
懐かしくなって、カメラロールをさかのぼる。
これは新しいレンズを試したくて行ったとき、ずっと行きたくてわくわくしな
アクセルを踏むのが早かったのかもしれない
5月の後半に入った途端、微熱の37℃あたりをうろうろし続けて一向に下がらず体が重くて重くてまったく動けない日、ばかりで。
以前から定期的に長期にわたってアレルギーが悪さをするらしく流行り病の類ではなさそうだ、と見込んで、ただただ転がって過ごしている。
こういう時、不思議なことにすべてが良くない方向に向かってしまうもので、知りたくもないことを聞かされたり、言葉の端々にとげを感じたり、小さいことも大
何もない街の「春の風物詩」。知らなかった世界の端っこを見て思うこと
朝5時半、携帯のアラームを止めて家を出る。
まだ顔を出したばかりの朝日に向かって自転車のペダルを漕ぐ。目指すは、近くの竹林。シーズン真っ只中の筍掘りを手伝うためだ。
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先月体調を崩した時、医師から「朝、短い時間でいいから外出して太陽の光を浴びる」様に指導を受けた。元々、過眠でひきこもり傾向がある私にとって拷問に近い。案の定、眠気に抗えずに眠り続けていた。
この時期は毎週末、父が友人の筍の収穫
珍しく、だめな自分を許せなかったのかもしれない
「多分、想像だけど、星が綺麗な気がする」って思い立って、出かける前の夜に荷物の中に三脚を入れていた。
いざ到着するとうっすら曇っていて、部屋から見える星は少なくて、見えないかなあ……ってちょっと諦めモードではあったけれど。
23時半からいそいそと外に出る。ちょっと見てみるだけ、30分だけ、って思いながら。
入り口の坂をくだると街灯がなくなり、たった数分で闇に変わる。見上げてみると、想像以上の星
笑うから鏡のように、涙がこぼれたよ
「3年間で何を得たの?」
そう聞かれたのはほんの数か月前。
その時のやり取りを思い出していた。
もしかして、進んでいるどころか後退してるんじゃないだろうかと不安にかられている今日この頃。
「このままじゃまずい」と人生に対して危機感を持っていたのがちょうど3年前のこと。そこから仕事も変わって、好きな空間に身を置きたくて引っ越しもして、その頃には全然考えていなかったところまできた。
でも、どこか