maria

女性の生き方、大人の恋愛、セックス、家庭や夫婦関係などについて書きます。

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最近の記事

夫婦の限界。本当の望み。

夫とはこれ以上近寄っていくのは無理なのかなあ、と思う。彼はスピリチュアルなことはわからないし、デリカシーがないので、言ってもわからないかなあという気がして。 家族の食卓では、夫に芸術や心の話をしてもわからないから、しなかった。皆がわかる話をし、皆が寛げる場所にしたかった。 でも私自身に癒しの場所が必要で、最近の悩みを夫に話したら、あまり共感していなさそうで、拍子抜けした。それどころか、どうしてこれのペースについてこないんだと不満そうなのだ。いつもその調子だった。 男ってそう

    • 私の存在が否定された日。

      ゴールデンウィークに家族三人で出掛けた。お茶を飲みながら、夫と娘が今はやっているゲームの話を始めた。私はよくわからない話だったが、夫と娘は乗ってきて、全く私を無視したまま二人だけのラリーが続いた。 私は自分をいないもののように扱われている気がした。ぎゅっと鳩尾が苦しくなり、三人で歩くことが苦しくなった。 そして二人に夕飯代を渡し、私だけ先に家に帰った。 次の日、私は夫にこの事を話したら、「何?精神的な話?早く自分を立て直しなよ」と言われた。私は自分の気持ちをできる限り伝えた

      • 私の本音。

        朝起きると、一番に本音が湧き上がる。今まで隠していた本音。 今日は「お母さんの面倒を見たい」と言う気持ち。 それを確認すると、空洞だった体にギュッと何かが詰まる気がした。 そして自分の体がとても愛おしくなる。 だって私を産んでくれ得たお母さんだもの、一人ぼっちで、苦しんでこの世から送りたくない。 これが本音だった。 だけどこのような柔らかくて優しい気持ちを母の前でどう表現していいかわからない。 お母さんはいつも私の素直な気持ちを受け取ろうとしない。茶化したり、からか

        • 絶対の安心が壊れる時。

          今日夫に「自分らだって、老後娘が会いにきてくれなかったら寂しいのだから、お母さんに会いに行ってあげたら」と言われた。 私は父が早死にした理由は、母が父に対し干渉しすぎたからだと思っている。そして母が来てくれといったからって、いく気になれない。今度は私がサンドバックになるからだ。それがわかっているから、夫の「私に行ってあげたら」という普通の感覚では家に帰れない。 母はなにかしてもらうことに感謝がない。どんどん要求が増してくる。今弟と一緒にいてどう何かわからないが、一つの寿司を

        夫婦の限界。本当の望み。

          「今」を踏ん張る。

          最近ストレスからか浪費したくなる。歯の矯正をしようかと思ったけど、治療費30万くらい払った後、歯科医院の医院長が詐欺で逮捕され、急遽治療を取りやめた。払った費用が全額返金される。 歯は気になっていて、治さなければと思っていたけど、お金が戻ってきてほっとしている自分もいる。もしかしたらこれは、何かのお告げではないか。 これから活動するのに資金が目ベリするのは嫌で、バイトでもしようかと思ったが、応募して派遣に履歴書を入力するのはとてもおっくうだ。 またパワハラにあったらどうしよ

          「今」を踏ん張る。

          先祖代々伝わる「呪い」と「女」

          何日か前に、母に呪われる夢を見た。「あなたの次世代の子供を呪うっていっているのよ」と、嘲笑うのだ。見てから数日間、怖い気持ちを抱えていたら、「呪い」の話は確か、祖母からも聞かされたことを思い出した。ひどい目に遭わされた人は、遭わせた相手を呪う、というのは母方に先祖代々伝わるものかもしれない。 でもこの「呪い」とは、弱者の感情で、呪う側にも依存心があったのだろう。一方的に報復する言い方ってどうなんだろう、それこそエゴイスティックな感情だなあと思う。 お金がない、だから働かずに

          先祖代々伝わる「呪い」と「女」

          賞味期限のある恋愛や人間関係を、どう育てていくか。

          昨日よく話しているV君からメッセージがきた。私の仕事がなくなりそうな話をしたら、「誰もあなたを必要としてない」と言った。これは多分私に向けられた言葉ではなく、自分に向けた言葉だ。「そんな風に人を貶めている暇があったら自分を自立させて」と言って会話を切った。 今まで私はこんなくだらない会話も聞いてきた。日常の息抜きになったから。いつもいてくれた彼にも感謝してたけど、こういう会話は自分も相手も貶めて、モチベーションを奪っていく。なぜって「愚痴」だから。 いつも話すことが義務付け

          賞味期限のある恋愛や人間関係を、どう育てていくか。

          「セックスしない人は変だ」という昭和の考え。

          私は少女の頃、周りに「長くセックス していない奴は気持ち悪い」と言われていた。学校でも彼氏彼女がいない人はおかしい、みたいな感じだったし、父にも「お前と付き合う奴は子供っぽい」と言われたことがある。だからセックス していない生活はおかしいんだ、と思うようなところがあった。 今結婚して子育てが落ち着き、夫とはどうなのかというともうセックスレスだ。 振り返ってみると、結婚当初からそんなに盛んな方でもなかった。デザインの仕事や絵を描くこと、文章を書くことに没頭している時はセックス

          「セックスしない人は変だ」という昭和の考え。

          絆はどこにあるのか?

          今日、娘がこんな夢を見たという。 「大雨が降ってきて家族で避難することになったが、なぜかママだけ残るというので、私とパパだけ逃げた。だんだん雨がひどくなり、ママが遅すぎるので、私は心配になってママに電話したら、ママが電話口で「私のこと覚えている?」と泣いていた」 この夢を聞いて私はゾッとした。さすが娘だな、と思った。 確かに私はそのようなことを考えていた。商業主義についていけず、夫と娘が私とは違う世界に行ったら、私は一人何処かへ行こうかな、と考えていたから。どうしてかという

          絆はどこにあるのか?

          何かが変わってしまった。

          3日前に夫と大喧嘩した時に、何かが変わってしまった。私が感情ぶつけた時、彼は何が何だか分からないという顔をして、とりあえず謝まった。それから困ったような降参したような感じだった。 もう愛とか、共感とか、理解とかいうものではなく、老後とにかく一緒に過ごしたい、という感じだ。 私は「3人しかいない」と思っていない。だから彼の「3人しかいない」という言葉には違和感があった。彼が不安に思っているのは分かるけど、もう今までのように気を使うことはしなかった。というか一度思っていることを吐

          何かが変わってしまった。

          利害

          時々私は家族が息苦しい。前はそんなことはなかったのだけど、ある日、夫が娘を独り占めしようとするのを見てから、私家族に不信感を持ち始めてしまった。 夫は娘に愛されたいらしい。プレゼントをよく買ってきて喜ばせるのが好きだ。しかし娘は買ってもらったものは3ヶ月もすると飽きてまた別のものを欲しがる。 おもちゃや漫画が増えると勉強をしなくなるので、私は夫のプレゼントには反対だった。しかし子供は楽しい方向に流れるもので、厳しい私から逃げるように夫の肩を持つ。 私は娘に、自立した大人になっ

          自分を生きて、周りに生かされる。

          もうすぐ夫の実家に帰省するので、義父母兄のことを聞いてみた。彼はテレビを見ながらやや不満そうな顔で、「親父はもうお年なので、耳が聞こえないから電話で話さない」とか、「義母は話す人がいないから俺に話にくる」とか、働いていない義兄のことになると機嫌が悪くなるので話題にしないとか、いろいろ問題を抱えていそうだ。そんな状態で行っていいのかと聞くと、「来て欲しいっていうから」と微笑んで、そそくさと部屋に入ってしまった。 心配だけど、状況と向き合いたくない。そんな心境なのだろう。 父が

          自分を生きて、周りに生かされる。

          人生に必要な出会いは一つではない。

          家族3人。夫、娘、私。今は仲良く暮らしている。 でも娘が小学校の時は、うまくいっていなかった。当時私は学校の言われるままに娘に勉強させたりいろんな習い事をさせていた。夫が仕事で家におらず、私の話を聞いてくれなかったし、学校の宿題に追われた娘が夫とつるんで私を仲間外れにしようとした。 当時は娘の将来のためを思って、正しいと思っていたことをやっていたのだけど、それは家族に受け入れられなかった。 中学に行った娘が勉強で落ちこぼれて、精神のバランスを崩した時に、夫が仕事から戻って、

          人生に必要な出会いは一つではない。

          20数年一緒にいた夫と、再び向き合う。

          セックス について考えるとき、私の小我を思う。自分勝手な欲望。セックス をするとき、本当に愛を持って相手と触れ合っていたのかな。心から相手を受け入れようとしていたのかな。自分が気持ちよくなりたいだけだったのかな。 子供が生まれてから、めっきりセックス の回数が減った。子供が生まれてからの私は自分の幸せにしか目がいってなかったかな。出産は私にとって大きな出来事で、私の体から生まれてきた子供が全て、のようになって、私の愛が全て、のように思っていた。 それは夫にとっては、不快だっ

          20数年一緒にいた夫と、再び向き合う。

          配偶者を幸せにするとは。

          父が死んでから、母が不安でしょうがないらしい。体が弱っていく中で、頼りになる人もなく、時々弱々しいメッセージが来る。 今までもそうだったけど、あまり愚痴を聞きすぎると止め処ないので、私は前向きで短いメッセージを返すだけだ。同時に心配がこみ上げる。 母は必死で父に寄り添っていた。いろいろ世話を焼いたけど、それは必ずしも父を喜ばせるものではなかった。父が死んだ今、空虚感でいっぱいなのだろう。 私も似たところがあるので母の気持ちがよくわかる。 母と同じことにならないように、隣に寝

          配偶者を幸せにするとは。

          セックスの岐路〜相手を丸ごと受け入れられるか

          広末の離婚報道についての記事が多く挙げられている。キャンドル氏はあのような会見をひらいたけども、広末涼子の仕事についてどう思っていたのか。「仕事について認めていなければ、一人の人間として受け入れていたとはいえない」の一文を読んで、私たち夫婦のことを振り返ってみる。

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          セックスの岐路〜相手を丸ごと受け入れられるか