私の本音。
朝起きると、一番に本音が湧き上がる。今まで隠していた本音。
今日は「お母さんの面倒を見たい」と言う気持ち。
それを確認すると、空洞だった体にギュッと何かが詰まる気がした。
そして自分の体がとても愛おしくなる。
だって私を産んでくれ得たお母さんだもの、一人ぼっちで、苦しんでこの世から送りたくない。
これが本音だった。
だけどこのような柔らかくて優しい気持ちを母の前でどう表現していいかわからない。
お母さんはいつも私の素直な気持ちを受け取ろうとしない。茶化したり、からかったりするから。
だから私も気持ちを言うのが恥ずかしくなってしまう。
きっとお母さんも、受け取り下手なのだろう。
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