滝川ながれ

理路整然と何かを評したいなぁと思って始めました。なので映画評をしたりしますが、良い悪い…

滝川ながれ

理路整然と何かを評したいなぁと思って始めました。なので映画評をしたりしますが、良い悪いより、感じたこと・思ったことの感想が多いと思います。PCを立ち上げやすい位置に置いたので、日記なんぞも書いていこうかなと思ってます。

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  • シネマの記憶

    鑑賞した映画の記憶です。

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    日々思ったことを、つらつら。

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セルフ映画二本立て上映を試みる『透明人間』『WAVES』

イオンシネマで「ワンデーフリーパスポート」なるキャンペーンを実施している。 7月いっぱい、2,500円で一日映画見放題という、コロナ禍で経営難であろうシネコンのGOTOキャンペーン。 しかもドリンク飲み放題付!魅力的すぎる… 私も7月初頭からあれこれタイムスケジュールを組んでいた。 ただ自宅から電車で1時間程度かかる距離にあり、ここ数週間の感染者数の増加に伴い、家族の目も厳しくなり…二の足を踏んでいたところ、見たい映画がどんどん終わっていく… ならば近場の劇場でセルフフ

    • 私のオールタイム・ベスト 『下妻物語』

      2004年、ちょうど高校一年生。 ガングロギャルの再流行で、金髪ミニスカルーズソックスでキメていたあの頃。eggやRanzukiの他にも、KERAとかZipperでロリータファッションや裏原系とか。 ゆとり教育が始まって「自分らしさ」を強く求められていたけれど、今より寛容じゃない。学校と家しか世界がなくて、でもインターネットではどんどん広い世界が押し寄せてくる。「なりたい自分」に追いつかないもどかしさ。 もともと嶽本野ばらの小説は読みやすくて読んでたけど、その中でも『下妻

      • 配信映画雑記:「us」「サイコ」「シャイニング」など

        いつも長文になっちゃうから、簡単に。 Amazon prime配信作品などなど、先週みたもの。 『若草物語』 『ストーリーオブマイライフ』からの映画しりとりにて。 『若草物語』ビギナーでしたので、鑑賞後すぐに視聴。 『ストーリーオブマイライフ』、かなり原作に忠実だったんだなと再確認。 ただ、髪型やファッションはさすがに現代風にアレンジされてたけど。 『若草物語 第1章』の映画化なので、時系列通り。 1949年版も一流女優が起用されており、眼福でした。 『サイコ』 『若

        • 『ストーリー・オブ・マイ・ライフ わたしの若草物語』令和時代にふさわしい女性観で気持ちいい!

          原作『若草物語』は未読。アニメや映画化もされていますが、すべて未視聴。名前だけは知っているけど、どんなお話か全く知らずにウォッチしてきました。 というのも予告編で心鷲掴みにされたから。 まずはキャストに惹かれた。 我らがエマ・ワトソン、『ミッドサマー』の怪演が光ったフローレンス・ピュー。あと鑑賞後知ったんですが、妖艶な魅力のあるティモシー・シャラメは『君の名前で僕を呼んで』にも出演していたんですね。 あとは予告編の「結婚だけが女の幸せなんておかしい。…でもどうしようも

        セルフ映画二本立て上映を試みる『透明人間』『WAVES』

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        記事

          私のカルチャー・エスケープ

          STAYHOMEも苦ではない。 むしろ今は助かっている。 時間が有り余るほどあるのに、まだ足りない。 一方で、やりたいことはたくさんあるのに、どうも食指が動かない。 うーん、たった4行でこの矛盾。 そんな中、ポッドキャストの海で、アフターシックスジャンクションのワンコーナーに出会う。 緊急事態宣言の一か月延長が決まり、心身の疲れもオーバーシュート気味。「巣ごもりにオススメ」的な情報を受け取っても、どうにも新しいカルチャーに触れる気力が湧かず、気付けば昔懐かしんだアレや

          私のカルチャー・エスケープ

          『そして父になる』

          久々に邦画の良作といわれる作品を見たくなり、Amazon primeで視聴。 是枝監督の作品って、重たいテーマを単調に描くイメージがあって、このご時勢あまり見る気にはならないかったんですが(笑)、今日はテレワークなので早めに夕食をとれ、穏やかな平日の夜でしたので視聴! ---- 新生児取り違えにより、今まで大切に育ててきた息子が、実は赤の他人だったことが物語の始まり。裕福な家庭を福山雅治と尾野真千子が、貧乏な家庭をリリーフランキーと真木よう子が演じます。 格差社会の風

          『そして父になる』

          20200415 テレワーク問題2

          三日坊主にはならなかったが、さっそく放置。 言い訳するとしたら、テレワーク問題が終結せず、二転三転したことによる精神疲労である。 さて、緊急事態宣言から約一週間、弊社の動きを振り返る。 4/7 都内ではないものの、都内近郊3県のため、もちろん対象地域である。社長命令により、全社員テレワークの実施が宣言された。3月中にも話題には上ったが、特に懸念事項の吸い上げにとどまり、大した施策は練られていなかった模様。直属の上長は「明日からでもできる人はテレワークで!」…と。なんという

          20200415 テレワーク問題2

          20200408 テレワーク問題

          いよいよ弊社でもテレワーク導入に向けて御触れが出された。 とはいえ、新卒研修やらなんやらで詳細がわからんまま。 とりあえず自宅から会社PCにリモート接続されるようになったけど、いくつか問題点がでてきた。 電話対応入電、架電どちらも頻繁に行う業種なだけに、在宅で対応するのは不可能に近い。社用携帯を貸し出すなんて話もあるが、用意している間に収束してしまいそうだ。交代勤務で対応するとの話もあるが、シフトを組むのも一苦労。そもそも出社するリスクが回避出来なければ、元も子もない。

          20200408 テレワーク問題

          20200405 最推しアニメが始まった

          今日からアイドリッシュセブンのアニメ二期が始まった。アイドリッシュセブン、私にとっては大切なコンテンツなのだ。とても。 真性・りぼんっ子だった私は、もちろん種村有菜を見て育った。イオンから怪盗ジャンヌ、時空異邦人KYOKO、満月をさがして。毎月りぼんの発売日が楽しみで、雑誌を切り抜いてスクラップブックにして、コミックスもクタクタになるまで読んで、全員応募大サービスは必ず購入した。 中学生になって本誌を読まなくなって、ちょっとずつ離れていっても、種村有菜だけは特別だった。

          20200405 最推しアニメが始まった

          20200404 diary

          やっと休日じゃ。今週も長かったな。 9時に起きたのに、お昼食べて、13時から16時まで寝てしまった。 無駄に消化される一日。 最近そんなんばっかだなぁ。 劇場公開も軒並み延期されていて、映画も見に行けないし。クサクサ。 今日の晩酌のお供は、sapporo chu-hi クリアレモン。 檸檬堂が売ってなかった。悔しさ。 何しようかな。何もすることがないや。 おやすみなさい。

          20200404 diary

          20200403 金曜日だけど、水曜日のネコ。

          水曜日のネコって名前の発泡酒。 ジャケ買い。サッパリしてて飲みやすい。 金曜日だけどね。 思い出のマーニー見ながら晩酌。 ◇◇◇ 彼氏から別れようかってLINEがきた。 迷いもあったけど、うん。って返した。 「何がいけなかった?」 「何を考えてるの?」 「どうすれば良かったの?」 畳み掛けるようにメッセージがきたけど、返すことができない。 理由なんてないのよ。どうすればいいもない。ただただ、後悔と自責の念だけ。 既読スルーをする。 はははは。 ◇◇◇

          20200403 金曜日だけど、水曜日のネコ。

          20200402 diary

          三日坊主にならずにすみそうな日記。久々に続きそうかな。 最近遊びに行けない代わりに、仕事が暇になってきて、定時で帰れる。嬉しい。 なので、帰り道にあるしまむらに寄ったりしている。普段は19時に閉まってしまうので、行きにくかったんだけどね。今なら行き放題。 破格の安さとオシャレなアイテムが揃っているとはいえ、中々これ!ってものが無いイメージだった。安物買いの銭失いの典型って感じで。 でもインスタでプチプラのあやさんを知り、最近はオシャレなのもあるんだな〜と。 最近はま

          20200402 diary

          20200401 diary

          今日はエイプリルフール。 喧嘩別れした友人に、「あんたは嘘ばっかつくのな」とよく言われていた。 もちろん私は故意に嘘をついているつもりはない。 詐欺師とか、そういうのとは無縁なはずだ。 嘘、というより、話を合わせているつもりだった。 例えば、「寒くない?大丈夫?」と言われたとする。 もちろん寒いのだが、凍死するほどではない。我慢できる。 「(寒いには寒いけど)大丈夫だよ、(我慢できないほど)寒くない」と、返す。 でもだんだんと冷えきて、唇の色が悪くなってきたあたりで、

          20200401 diary

          20200331 diary

          最近感銘をうけたnoteの記事。 日頃、好きなことを仕事にしたいなぁと思う。 漫画家の自叙伝的作品が好きで、さくらももこの「ひとりずもう」、東村あきこの「かくかくしかじか」、藤子不二雄の「まんが道」あたりは私にとってバイブルだ。 どの作家も、才能はもとより、漫画家になるためになりふり構わず筆を走らせた。へたくそでも、道具がなくても、ただペンを走らせる。睡眠時間を削って、評価されなくても、先に成功をつかむ同志を見ても。「漫画家になる」と疑わずに邁進する。

          20200331 diary

          20200330 diary

          志村けんが亡くなった。 縁もゆかりも無いけれど、縁遠い親戚よりはその人格を知っている気がするくらい、小さい時からみていた、ちょっとスケベで親しみ深いコメディアン。 日航機事故で亡くなった坂本九に近いかもしれない。ただ、事故当時生まれてもないので、“かもしれない”としか言えないのだけれど。 そう、連日ニュースを騒がす厄災は何度も見てきたし、加齢や持病で急逝された芸能人はいくらでもいる。 “ニュースの日常”と“私の日常”が乖離しているように、それらがイコールになること

          20200330 diary

          「100日後に死ぬワニ」の‘余韻’をぶち壊された論争

          Twitterを始めとするSNSで連日話題となっていた「100日後に死ぬワニ」。私も3日目あたりから追いかけ、約3ヶ月程毎日楽しみにしていた。山なし落ちなし、だけど意味がある四コマだった。 ワニくんの日常は、おおよその人が20代前後に経験する日常だと思う。友達とゲームをしたり、バイト先の先輩に恋をしたり、夜中に集まってラーメン食べに行ったり、就職していく友達に置いていかれた気分になったり― 99日間を通して、誰もが経験したであろう日常を切り取っていく。 しかし、100日目

          「100日後に死ぬワニ」の‘余韻’をぶち壊された論争