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車椅子で役者をやるもの。

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車椅子ユーザーになって芝居復帰に至るまでの話し。
運営しているクリエイター

#ラジオパーソナリティー

車椅子で役者をやるもの。(seen13 緊張と緩和)

車椅子で役者をやるもの。(seen13 緊張と緩和)

勢いというものは凄いもの。

先日のインプロ(即興劇)のワークショップを受けてから翌月には新たな団体のワークがあると連絡を受け前回と同様、車椅子でも参加可能か確認をして頂き、問題ないとの連絡を受け参加する事になった。今回のワークショップは「初心者コース」と「経験者コース」の2コース。

ここでふと考える。

前回のワークで「車椅子でもやれるんじゃね?」と思ったのは確かだ。だが、芝居の経験と言われる

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車椅子で役者をやるもの。(seen12 不安と緊張)

車椅子で役者をやるもの。(seen12 不安と緊張)

事業所運営もいよいよ忙しくなってきたりラジオの収録放送も絶好調な時期。ラジオは俺に沢山の友人や縁を与えてくれた。しかし一番の収穫は「自分で放送内容を決め発信する」事が出来た事。これは演劇演出舞台構成に似ていた。「何をしよう。どうすればリスナーに楽しんでもらえるか?どんなコーナーを組み込もうか」など無限大な楽しさ。本番をやってまた次の企画を考える。まさに30分間の舞台。ゲストは共演者。自分を出してる

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車椅子で役者をやるもの。(seen11 ラジオと記事)

車椅子で役者をやるもの。(seen11 ラジオと記事)

「役者 宮地大介」の芝居は俺の目を醒させた。

「芝居がしたい」

車椅子になってから初めて出た感情。車椅子でやれるのか?とか関係ない。兎に角やりたい。ただそれだけだった。そんな感情を持ち始めた時にまたはせなかさんからお誘いがあった。演劇やりたい欲求が高まってる時に観たのは初めて「インプロ(即興)芝居」だった。客席からお題をもらって即興で繋いでいきストーリーをその場で完結させた。天才かよと思った。

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