記事一覧
自分の学びをまとめてみる/地方公務員
初めまして。
とある役所で地方公務員として働いているしょうたろうです。
このnoteの目的は、自分の学びとして、読んだ本、参加した講演会等、興味を持った地方自治関連のニュースへの感想といったものの内容を記録して、振り返りに役立てようというものです。
プロフィールにも書いていますが、私は「地域に飛び出」す「意識の高い」公務員ではありません。また、地方自治等に関して、専門的に研究を進めていく予定
2022年地方自治ニュース回顧
毎年、年末には1年間の地方自治関係で気になったニュースを振り返っています。今年もとりとめもなく振り返ってみましょう。
今年もコロナ禍の中で地方自治体が対応に追われた一年でした。保健所関係、ワクチン接種関係、給付関係などコロナ禍の対応に当たっている職員の皆様は、本当にお疲れさまです。
コロナ禍も3年目となり、コロナ禍対策は臨時的な施策から経常的な施策に移行しつつあります。ということは、コロ
SDGsと新たな社会のための歩み(京大JIAMセミナー感想)
京大公共政策大学院とJIAMの連携セミナーを聞いてきました。こちらも興味深く思ったことをまとめておこうと思います。テーマは「SDGsと新たな社会のための歩み」です。セミナーの内容とは関係ありませんが、京大の法経第一教室に入ったのは久しぶりで懐かしく思いました。
ホームページはこちらから。
研修のご案内 | JIAM 全国市町村国際文化研修所
1.持続可能な社会を作るためのデジタル改革(岩
学校弁護士-スクールロイヤーが見た教育現場-【読書感想】
教員免許を取得して社会科教師として勤務しつつ、弁護士資格を持ってスクールロイヤーを担当している、すなわち双方の知見を持つ筆者が「学校弁護士」について論考する一冊です。
https://www.kadokawa.co.jp/product/321904000015/
スクールロイヤーに明確な定義はないようですが、学校の問題に対して法律を用いて解決しなければならないときに、何らかのかたちで学校や教
附属機関と私的諮問機関について
最近、こんなニュースがありました。
地方自治体の条例の原案を作成した懇談会が、条例に基づく附属機関ではなく、要綱(内規)に基づく設置であり、違法ではないかと指摘するものです。これについて考えたことを書いてみます。
地方自治体は、施策や事業を進めるにあたって、条例や計画、方針を策定したり、事業者を決定する等を行うことがあります。こうした自治体の意志決定は、民意に基づく首長や議会によって行わ