Mana Annju(マナ アンジュ)

大学生時代に失語症をなおす過程で、言霊と音霊の存在を知り、日本の精神の在り処を求め『舞…

Mana Annju(マナ アンジュ)

大学生時代に失語症をなおす過程で、言霊と音霊の存在を知り、日本の精神の在り処を求め『舞う瞑想』を始める。 毎年2か月に及ぶインド生活を経、2022年 言霊と音霊を用いた、舞う瞑想『コトノハ舞』を創始し、言霊と瞑想を通じてアートと瞑想で伝えています。

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  • マナと言霊の世界

    失語症を経て、言葉の世界にカムバックするまでのリハビリの過程で言霊と音霊の存在に気づく。コトダマのみで誘導する瞑想ワークを行うにいたるまでの手記を綴りました。

最近の記事

言霊と音霊*6 〜スサノオ①〜

お久しぶりの投稿✨ ずっと下書きのままだった、深きコトダマについて。 ヨモツヒラサカを後にして、 日御碕にも、佐太神社にも行きたかったけれど、 (佐太神社は翌年に参りました) やはり、出雲大社ははずせない✨と、 出雲をあとにしようという日に出雲大社へ。 荒神谷遺跡で旅友?となった方と共に行くことになりました。(荒神谷遺跡の話はまたいつか) 出雲大社までは、旅友の運転するレンタカーで詣ることになりました。 須佐神社で『タマノリ』の名をいただいていたせい(参考)か、言葉

    • 言霊と音霊*5 〜イフヤサカ〜

      ヒフミ祝詞で声が出ることを知った私は、 連泊中の民宿のご主人に不思議な話をききます。 黄泉の国との境界と呼ばれる黄泉比良坂は、 うつし國と黄泉の國を分けるという、 『千引の岩』の伝説があり、 伊賦夜坂(イフヤサカ)ともいうその場所に行ってみたいと思いました。 近くに揖夜神社という古い宮があります。 私はこの神社の名前『イヤ』『イフヤ』と言う言霊に、 『飽和』『臨界』『次元』という意味を感じました。 あの世とこの世の 境目に立つ。 その感覚に触れたくて、 揖夜神社を

      • 『アイニナル』

        • 【コラム】こわばりほどけ

          今日は2022年2月20日🗓 いま、noteに綴っている言霊の旅に出掛けたのは、 約22年以上前のこと。 この後、 さまざまなエナジーアドベンチャーに巻き込まれますが、それは本編にて✨☺️🙏 すべてを通して学んだことは、 私たちは古来から優れた感覚と知性に恵まれ、 風土に育まれた、豊かなスピリットとして生まれて来ている。 一見厳しく、 終わりのない苦難のようであっても、 さらにさらにクリアリングするために、 お試しのように試練に恵まれます✨昨日2月19日から、 二

        言霊と音霊*6 〜スサノオ①〜

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        • マナと言霊の世界
          11本

        記事

          言霊と音霊*4 〜ヒフミ祝詞〜

          ケカレなき言霊を求めて、 出雲の旅は続きます✨ お金をほとんど使わないなぁ😳 と、秘境以外はほぼすべて徒歩で、 感覚を頼りに歩く旅。 『美味しいもの食べたい』とか、 『お土産買いたい』とかがなかったからでしょうね。 神社の参拝料と交通費と、 宿泊はユースホステルか民宿で、 温泉♨️はだいたい公共で、 気楽なひとり旅でした☺️ けれど、 何かに渇望していて、 ありのままに声を出したい気持ちは、 日に日に高まっていました✨ 次に向かったのは、 鏡の池があるという八

          言霊と音霊*4 〜ヒフミ祝詞〜

          【コラム】泣いて下さい✨

          約1ヶ月くらい前に、 とあるセッションにて、 「泣いて下さい」と言われました😳 『え?ワタシけっこう泣き虫ですよ?』と思ったのも束の間、 最近、心から泣いた記憶がない。 親しい仲間にきくと、 泣くべきところでは泣いてたように思うけれど、 本気で泣く、悲しい、というイメージがない、と。 そう、必要なところで 正しく泣くような。 超、客観視している内側の誰かが、 どこかで、 『ハイカーット❗️   この泣きのシーンOKです‼️』という感じ。 少し涙が出ることは🥲あ

          【コラム】泣いて下さい✨

          言霊と音霊*3 〜トラウマと向き合う〜

          私が旅に出た理由は、 『ケカレなき音』つまり、 自分にとって苦痛のない言葉で話す為でした。 それは、言葉の中に 『嘘』を見つける旅でもありました。 無銭旅行の間も、 人と話すことは、道をきくとか、 ごく一般的な会話しか極力しなかったし、 まだ、 失語症の時の心的ショックから完全には癒えてなくて、 どうしても、 会話の中潜む『偽り』が気になってしまう。 眞名井の宮司との出逢いが、 旅の中で初めて、 感情的なことも、 奥深い森羅万象のメカニズムについても、 朝から

          言霊と音霊*3 〜トラウマと向き合う〜

          言霊と音霊*2 〜○ペケ人生のやめ方〜

          ヨーガをしっかり勉強した方なら、一度はきいたことある、 『ジャッジメント』の禁忌。 でも何故か? 理解している人が少ない。 腑に落ちていない物ごとは、 決して実行できないもの。 先日書いた下記投稿でも触れていますが、 『絶対的正解』 そして、 『絶対的不正解』 を求めることは同時に、 『誰かが正しくて 誰かが正しくない世界を望む』 ということです。 それはつまり、 どういうことですか? 多様な世界、 相反する陰陽のバランス。 創造・維持・破

          言霊と音霊*2 〜○ペケ人生のやめ方〜

          言霊と音霊*1 〜タマノリ〜

          お金がなくなったら、ハイッ終了〜✨ な無銭旅行☺️✨ お風呂が大好きということもあり、 秘境の公共温泉が近くにあるという理由で、 奥出雲の須佐神社⛩へ✨ 音霊からして、 素戔嗚の尊を御祀りされてるのだろうとは思っておりましたが、出雲空港から、バス30分、、、 いや、1時間は乗ったぞ⁉︎👀 これ、本当に帰れるのか? ユースホステルに泊まる予定はしているものの、、 というくらい山奥でした✨ やはり、人っ子1人いない。 時期的なもので、神在月でもないしな、、、 と思いながら

          言霊と音霊*1 〜タマノリ〜

          マナと言霊の世界*10 〜眞名井の宮司〜

          とても大事なターニングポイントとなった出逢いについて✨ 古事記の世界に言霊の秘密が隠されていると感じていた私は、黄泉比良坂の伝説がある東出雲の古社を巡っていました。 けれど元来、方向音痴なワタシは、 行こうとした逆の場所にたどり着いてしまいます。 季節は8月の終わり。とにかく暑い😵✨ 自然と涼しい感じがする方へと向かったのか、 いつのまにやら『真名井乃滝』へ。 1日歩いても、ほぼ人に会わず。 滝より先に神社⛩に着くものの、 いや、先に滝に行きたい✨ なんせ、本殿まで

          マナと言霊の世界*10 〜眞名井の宮司〜

          マナと言霊の世界*9 〜旅に出る〜

          3回生の夏休み頃から、居ても立っても居られなくなって、旅に出ます。 猿岩石の当て所ない無銭旅行の流行った時代のすぐあとだから、というわけではなかったですが、 とにかく、古い神社に行きたくなったんです。 古ければ古いほどよくて、 そこに、純粋な『音霊』と出逢える気がしていました。 最近の言葉は、 祓っても祓っても、煩わしさが付き纏ってしまい、 古い詞(ことば)にしか、確かめたいスピリットが宿っていないように思えていました。 けれども、 ろくにアルバイトもしていなかった頃

          マナと言霊の世界*9 〜旅に出る〜

          マナと言霊の世界*8 〜ケカレなく〜

          作品というコミュニケーション手段を見つけ、 日常会話にさほど支障がなくなってきたワタシでしたが、 3回生ともなれば『ゼミ』というシェア討論会的なカリキュラムがあり、かなりの試練の場となりました。 ワタシから見れば、 普段、無垢な小動物的エネルギーで接している方さえ、 限界体勢で、猛獣に変身している状態、という『場』が『ゼミ』。 気をつけていないと噛みつかれたり、斬りつけられたりします。 そもそも、芸大なのですから、 価値観のフリーダムさはピカイチ✨なはず、、、💦 け

          マナと言霊の世界*8 〜ケカレなく〜

          マナと言霊の世界*7 〜魑魅魍魎〜

          ワタシは大学の専攻を移ることにして、 半年遅れて復学しました✨ 学年が変わりましたので、とても気楽で、 初めて会う人たちとともに学びました。 ファインアートから逸脱した、 現代美術系の専攻だったため、 さっそく作品として言葉のワークを始めました。 ・タイトルが変わるたびに違ってみえるモノ ・辞書を引き続けて浮き上がる言葉の羅列 ・物語りの続きを自分が書き、その後を愉しむ作品 など、言葉が出にくい分作品創りに没頭し、 どんどん発表することができました。 作品を発表する

          マナと言霊の世界*7 〜魑魅魍魎〜

          マナと言霊の世界*6 〜正解と不正解〜

          言葉に『ワク』がついている、 と前回お話ししました。 それは、ある一方向からのみ、ものごとを見たり考えたり、結論づけたりするときに起こることで、 一方向のみの考え方に徹すると、必ず、 『正解』『不正解』が生じます。 領土を拡大したい『国主』にとっては、 戦うことこそが『正解』であったとしても、 明日の食物を担う農民にとって、 国土を荒らす戦いは『不正解』に決まっている。 どこを目指し、何を優先するかは、 人それぞれ星の数ほどある価値観次第で、 『決断』はあって

          マナと言霊の世界*6 〜正解と不正解〜

          マナと言霊の世界*5 〜ワクを外して話す〜

          ヨーガ教室で初めっから飛んでいってしまったワタシでしたが、毎週一生懸命にポーズや呼吸法をトレーニングしました。 とてもインド本場に近い由緒正しいのヨーガ教室だったようで、1週間後には作務衣のような專門着を来て逆立ちしていました。 体調もよく、どんどん心身の不調も改善していきましたので、発声もしやすくなっていました。 ただ、やはり何気なく会話すると、 頭にひどく緊張が走るため、 発する音霊言霊が濁らぬよう、 極力気をつけていました。 そこで気づいたのが、 すべての言葉に

          マナと言霊の世界*5 〜ワクを外して話す〜

          マナと言霊の世界*4 〜瞑想との出逢い〜

          高校時代にバスケで腰を痛めた(元々腰椎の一部が肥大化し、脊柱の側弯症が原因)ワタシは、カイロプラクティックの先生のおすすめで、独学でヨガポーズを行っておりました。 大学生になったらちゃんとしたヨガを習おう。 と思っていたところでの失語症でした。 日常会話がある程度できるようになったので、 街中でしたが、公民館の一室で行われるヨガ教室を見つけて行ってみることにしました。 初めてで、言葉の出にくいワタシに、 講師の女性は優しく、丁寧に誘導下さいました。 仰向けの瞑想ワーク

          マナと言霊の世界*4 〜瞑想との出逢い〜