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記事一覧
マナと言霊の世界*10 〜眞名井の宮司〜
とても大事なターニングポイントとなった出逢いについて✨
古事記の世界に言霊の秘密が隠されていると感じていた私は、黄泉比良坂の伝説がある東出雲の古社を巡っていました。
けれど元来、方向音痴なワタシは、
行こうとした逆の場所にたどり着いてしまいます。
季節は8月の終わり。とにかく暑い😵✨
自然と涼しい感じがする方へと向かったのか、
いつのまにやら『真名井乃滝』へ。
1日歩いても、ほぼ人に会わ
マナと言霊の世界*9 〜旅に出る〜
3回生の夏休み頃から、居ても立っても居られなくなって、旅に出ます。
猿岩石の当て所ない無銭旅行の流行った時代のすぐあとだから、というわけではなかったですが、
とにかく、古い神社に行きたくなったんです。
古ければ古いほどよくて、
そこに、純粋な『音霊』と出逢える気がしていました。
最近の言葉は、
祓っても祓っても、煩わしさが付き纏ってしまい、
古い詞(ことば)にしか、確かめたいスピリットが宿っ
マナと言霊の世界*8 〜ケカレなく〜
作品というコミュニケーション手段を見つけ、
日常会話にさほど支障がなくなってきたワタシでしたが、
3回生ともなれば『ゼミ』というシェア討論会的なカリキュラムがあり、かなりの試練の場となりました。
ワタシから見れば、
普段、無垢な小動物的エネルギーで接している方さえ、
限界体勢で、猛獣に変身している状態、という『場』が『ゼミ』。
気をつけていないと噛みつかれたり、斬りつけられたりします。
そ
マナと言霊の世界*7 〜魑魅魍魎〜
ワタシは大学の専攻を移ることにして、
半年遅れて復学しました✨
学年が変わりましたので、とても気楽で、
初めて会う人たちとともに学びました。
ファインアートから逸脱した、
現代美術系の専攻だったため、
さっそく作品として言葉のワークを始めました。
・タイトルが変わるたびに違ってみえるモノ
・辞書を引き続けて浮き上がる言葉の羅列
・物語りの続きを自分が書き、その後を愉しむ作品
など、言葉が出
マナと言霊の世界*6 〜正解と不正解〜
言葉に『ワク』がついている、
と前回お話ししました。
それは、ある一方向からのみ、ものごとを見たり考えたり、結論づけたりするときに起こることで、
一方向のみの考え方に徹すると、必ず、
『正解』『不正解』が生じます。
領土を拡大したい『国主』にとっては、
戦うことこそが『正解』であったとしても、
明日の食物を担う農民にとって、
国土を荒らす戦いは『不正解』に決まっている。
どこを目指し
マナと言霊の世界*5 〜ワクを外して話す〜
ヨーガ教室で初めっから飛んでいってしまったワタシでしたが、毎週一生懸命にポーズや呼吸法をトレーニングしました。
とてもインド本場に近い由緒正しいのヨーガ教室だったようで、1週間後には作務衣のような專門着を来て逆立ちしていました。
体調もよく、どんどん心身の不調も改善していきましたので、発声もしやすくなっていました。
ただ、やはり何気なく会話すると、
頭にひどく緊張が走るため、
発する音霊言霊
マナと言霊の世界*4 〜瞑想との出逢い〜
高校時代にバスケで腰を痛めた(元々腰椎の一部が肥大化し、脊柱の側弯症が原因)ワタシは、カイロプラクティックの先生のおすすめで、独学でヨガポーズを行っておりました。
大学生になったらちゃんとしたヨガを習おう。
と思っていたところでの失語症でした。
日常会話がある程度できるようになったので、
街中でしたが、公民館の一室で行われるヨガ教室を見つけて行ってみることにしました。
初めてで、言葉の出にく
マナと言霊の世界*3 〜純粋な音〜
言葉として『声』は出ないけれど、
『音』としては『声』は出せる。
けれど、『歌詞』になるともうダメで、
内側に『音』が広がる方が好き。
自分でもなんなのだろうと思いながら、
吐き気のしない発声を模索していました。
ハミングを繰り返す中で、時折、
『A(あ)』とか『U(う)』とか『La(ら)』とか『Ha(は)』とか『Ho(ほ)』とかを出せるようになっていきました。
ウタの中でも、歌謡曲はほぼ
マナと言霊の世界*2 〜木霊する〜
大学2年生で失語症になった私は、一人暮らしをしていた京都の西山の麓で学校とアパートを往復する単調な暮らしを続けていました。
学校には行きますが、授業もほぼレポート済むものを選び、友だちを避け、、、
というのも人間不信が友人と先輩を中心に始まっていたので、正直怖かったのです。
芸術大学でしたので、マイペースな制作スタイルが許されたのがせめてもの救いでした。
他の人が授業の間に図書室で本をあさり
マナと言霊の世界*1
初めまして、Mana Annjuと書いてマナ・アンジュと読みます。
この名前は親につけていただいた本名ではなくて、
大学生の頃に失語症になった兼ね合いで、
『自分のタマシイの名前はマナ』
と感じたことから始まります。
もともと、詩や唄は好きでも、言葉の表現はあまり得意ではなかったワタシ✨
ある出来事をきっかけに人間不信に陥ってしまいます。
ここでは割愛しますが、19歳にしては純粋培養され