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マナと言霊の世界*10 〜眞名井の宮司〜

とても大事なターニングポイントとなった出逢いについて✨

古事記の世界に言霊の秘密が隠されていると感じていた私は、黄泉比良坂の伝説がある東出雲の古社を巡っていました。

けれど元来、方向音痴なワタシは、
行こうとした逆の場所にたどり着いてしまいます。

季節は8月の終わり。とにかく暑い😵✨
自然と涼しい感じがする方へと向かったのか、
いつのまにやら『真名井乃滝』へ。

1日歩いても、ほぼ人に会わず。

滝より先に神社⛩に着くものの、
いや、先に滝に行きたい✨
なんせ、本殿まで何段あるんだか、この階段❗️

と躊躇するワタシの横をスルリと抜けて、
白髪の御老体が、サクサク階段を登る😳❗️

すれ違いざまにひとこと、

『どうぞお先にお詣り下さい』

と言われました。

神職の装いから、
ひと目で宮司様だとわかったので、
諦めて😂登りました✨

確か100段くらいあったかと思いますが、
後ろの宮司さまが、サクサク追い登られてきますので🤣💦
ぜいぜい(←大学生)言いながら登りました✨

77段目くらいから、宮司さまがいろいろ説明して下さっていました。

『息切れないのかな?』

と振り返ったときに、白髪の宮司が盲目であることに気づきました。

『見えてるみたいに登るな、、、』

石段について、本殿について、
亀甲紋について、話しながら、なんと、
本殿をご開帳まで下さいました。

御参拝のあと、宮司のおうちの縁側で、
終わらぬ古事記のメカニズムと、日本の神職教育に秘められた歴史を淡々と語る宮司さま。

私にコトシロヌシさまが幸い下さってると言って下さいました。
はっ!といきなりされたかと思うと、

『あなたはもしや女性ですか?』

と聴かれました😂💦

『はい、女性です、、、😳!』と。

まさか、男性と思って話して下さっていたとは💦💦💦

古事記には、いくぶん
男性原理と女性原理の話が含まれるので、恐縮されていました✨☺️💦

その後も話題は尽きることなく、
けれども宿も決まっていなかったので、

黄泉比良坂の伝説地の近くの民宿をご紹介いただき、
真名井神社をあとにしました✨

このときは、真名井乃滝もちょうど水が出ておらず。

その後、お写真を送り、
宮司さまからもお手紙いただき、

数年のちにまた真名井神社を訪れましたが、
その際には、宮司さまはみまかられた後でした✨

続きはまた✨

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