いまいりさ

東京6年目、あこがれの西住まいを堪能しています🏡 美味しいものとの出会い、心の潤う言葉…

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東京6年目、あこがれの西住まいを堪能しています🏡 美味しいものとの出会い、心の潤う言葉を大切にしています。 ソーシャルデザイナーとして活動しています。

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最近の記事

荻窪堪能記

昨日はそういえば、韓国ドラマの沼にハマって 廃人みたいな時間に寝てしまった。 幸せな夢を見て目を覚ますと1日の半分が終わっていたので、 時間を取り戻すかの様に、 手の込んだ朝ごはんをつくり、家中をぴかぴかに磨きあげた。 午後からは、久しぶりに会う遠方に住んでいる友人とお茶をした。 場所を西荻窪の「それいゆ」 客層の年齢層はバラバラ、よく本を読んでいる人を見かける。 店内の入り口入って左奥の席は、真昼なのに夜のラウンジを思わせるディープな雰囲気があって、とても良い。 日曜日の

    • みんなで考えた”ご機嫌の作り方”

      vol1「ご機嫌な自分の作り方」 今回の参加者は男性2名:女性4名の計6名でした。 まりこさんのお話し どうして自分が”ご機嫌”と向き合う様になったのか。 仕事で体調を崩したまりこさん、体調を崩すと心も体もしんどくなってしまう。そんな状況を変えるために、まりこさんは今までやってみた事を試してみる事にしたそうです。 ・化粧品を作る ・味噌を手作りする やってみたかったことをできる時間は、自分の心を豊かにしてくれたと話してくれました。 だけれど、”ライフスタイルに何かを取り入

      • 熟れすぎたトマト

        ここ最近「どんな風に生活しているの?」と聞かれることが多くなったので 日々の過ごし方を言葉で残してみたいと思いました。 本当は苦手なの朝は少しだけ苦手です。 もっと早起きして、元気に歩いたり、友達と海に出かけたりしたい!と心の底から思っているのです。でも、さらさらのタオルケットが気持ちよくて、引き剥がすことにいつも苦労しています。 今までは、早朝に起きてお昼のお弁当も作って、少しヨガをして身体を伸ばし、時々はシャワーを浴びて身体を温めたりもしていました。 自分にとっては、す

        • 彼女は贈り物かの様に言葉を紡ぐ

          今回は大切な友人「森野日菜子さん」の”今”をインタビューしました。 森野さんが、毎日何を考え何を大切にし生きているのか 日々の暮らしを覗いてみました。 彼女は、軽やかな足取りで、人生をとても楽しんでいる。目に映るもの、彼女自身のセンサーで感じ取ったものをじっくりと咀嚼して、美しく人間味ある温かい言葉に落とし込む、優しい人です。 彼女の職業はフリーランスライター。と話していますが、仕事の内容は記事の執筆から編集、さらに企業のイベントの企画運営など幅広くになっています。 今

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          barano cookie

          荻窪に引っ越して早くも2週間が経った
東京の西側は、想像していたよりも穏やかで静かであったかい街だ
 中央線は快速電車がよく通る。
東京に来てしばらく経つが、まだ快速電車が通過する時の風圧には慣れずに、びくりとしてしまう。 そんな私だが、


近頃行きつけのお店が出来た 西荻窪にある「in the rough」というカフェ。 初めてそのお店に足を運んだ日 お店はゴルフセンターの下にあるので 
入ってもいいのかな…? と少し心配になった。
 入り口の階段を降りて、小さなガラ

          あっさりと事は済んだのか

          2020.6.25 通話終了のボタンを押した。 ホーム画面に戻ったケータイを枕元に投げた。 私は、部屋の真ん中に立っていた。 軽い。不思議と体はとても軽かった。全身からどばっと嫌なものが流れ落ちた様だった。残った私の身体は、とても軽くてゆらゆらしていた。 想像していたよりも、あっさり事は済んだ。 色々な理由も考えたし、読み原稿だってパソコンのメモに打ち込んだ。今までお世話になった気持ちも込めて、感謝の言葉も伝えようと思っていた。 用意していたもの達を何一つ使うこともなく

          あっさりと事は済んだのか

          昨日までの苦しい気持ち。 朝になるとすっかり忘れていて、なんであんなに怒っていたのか。 朝日が優しく入るこんな日だから ごめんね、って素直に伝えられそうだ… 悪いと分かっていても、感情が湧き出て溢れて止められない時もあるから 黙って静かに落ち着くのを待つことにしよう

          昨日までの苦しい気持ち。 朝になるとすっかり忘れていて、なんであんなに怒っていたのか。 朝日が優しく入るこんな日だから ごめんね、って素直に伝えられそうだ… 悪いと分かっていても、感情が湧き出て溢れて止められない時もあるから 黙って静かに落ち着くのを待つことにしよう

          内緒

          何も明かさなくて良い 理由なんて話さなくたっていい 今、この瞬間 あなたが過ごしている時間。 それは、あなた自身の大切な時間 季節の移ろいを感じ心地いい風にふかれているその時 大きな海を目の前にただただ独り占めを楽しむじかん 小さな四畳半の寝室で涙を流すもんもんとした時間 こんなことをしていてもいいのかと思うくらい沢山寝た1日 誰かを想い、必死に頑張ったその時間 どんな時も、それはあなた自身が選び そして過ごした、大切な大切な時間なのだ。 だから、大袈裟に着飾る必要も

          言い訳をやめた。髪を切った。

          暑い日が続く… じっとり汗をかいた首筋に、髪の毛がひたっと張り付いていた 元から、内向的な人間の私。 ずっと短かった髪の毛を伸ばそうと思ったのも、周りの人から 女性らしい、おしとやかなイメージを持ってもらいたかった。 他人の評価だけで出来上がってしまった様な自分。 他の人には真似できない様な事を成し遂げてみたい、などと一丁前の野望は持っているくせに、実際になると人の顔色ばかり気にしている。 合理的、独創的、論理的 こんな言葉達に憧れ、そことは程遠いところで 協調性を何より

          言い訳をやめた。髪を切った。

          3:1:1 の魔法

          私の祖父は 逞しく、いつも大きな声で笑っていて、 怪我をした左腕が少しだけ曲がっていた 祖父の手はいつも傷だらけだった。 祖父はマラソンが大好きだった。 怒った所を見たことがないくらい、とても優しい人だった。 寝る前は必ずいいちこをお供に晩酌を楽しむ人だった。 祖父は料理人だった。 近頃、仕事の事で悩み、行き詰まっていたときに思い出したのは 祖父の姿だった。 私の家族が住む家と祖父母の家は、徒歩5分の距離。 祖父の作るご飯が大好きで、夕方になると自分の家のご飯の前に、

          3:1:1 の魔法

          世界を小さく変えた、強く優しい女性

          今日の朝映画は「フラワーショウ!」 ヴィヴィアン・デ・コルシィ監督の2016年の作品。 逞しく、美しく、色鮮やかな自然の生きる様子が前面に表現されたこの作品は、ランドスケープデザイナーとして活躍する主人公メアリー・レイノルズの半生を描いた物語である。 物語のあらすじ 主人公メアリーは、自然豊かなアイルランドの地で生まれ育つ。自然の声を聞き、いつも自然と共に生活してきた彼女は自然を生かすガーデニングデザイン”を得意としていた。 ガーデニングデザイナーへの道を歩はじめたメア

          世界を小さく変えた、強く優しい女性

          手に入らないから綺麗ですか

          もうすぐ初夏、ひんやりとした風に乗った 湿っぽい匂いを嗅ぐといつも記憶はあの日に遡る 瞬間的に あ、この人とどうにかなっちゃうな。 と思う人に出逢ったことはありますか? そうして大抵そうゆう人とは どこかで必ず巡り会い、どうにかなってしまうのです 恋人。 それはとても大切で、愛しく、幸せな響きのはずで 無条件に共に時間をすごせる儚い約束でもあり そして、手に入った瞬間に見劣ってしまう様でした きっと、どう頑張っても手の届かない いつかどこかにいってしまう そんな女

          手に入らないから綺麗ですか

          今日もまた恋に落ちるかの様〜博士の愛したセオリー〜

          今日の夜映画は「博士と彼女のセオリー」 ジェームズ.マーシュ監督 2014年の作品 "理論物理学"の教授であったスティーヴン.ホーキングと元妻ジェーンの一生を描いた作品である。 映画の全体的な印象としては、どこかひんやりとしていて乾いている。 きっとjohann johannssonの音楽がそれを彷彿させる。 言葉では表現しきれないほどのもどかしい気持ちを 凛として澄んだ空気感が包み込んでいて 主人公夫婦の姿があまりにも美しく映った 神経障害を患っていたスティーブン。自

          今日もまた恋に落ちるかの様〜博士の愛したセオリー〜

          灯されるじかん

          小さなガラスのキャンドルホルダーにきらめく温かな光 ゆらゆらと形を移ろわせる影 それはまるで花びらが風にゆらゆらと揺れているように優しくやさしく 暗闇の中で灯されていた 小さな絵本を開くと 「お帰りなさい。今日も1日お疲れ様でした。  今日はどんな1日でしたか?」 と書かれていた なんだかその言葉を読んでいるうちに私は少し泣いてしまった おかえりなさい 一人暮らしを始めて、日常から消えてしまった言葉 当たり前ではなくなってしまっていた言葉を目の前に どうしようもなく温

          灯されるじかん

          透かすとそれは蒼色だった

          溶ける様な空と海の境界線を見たのはこれが初めてだった 地元で見ていた日本海は いつもどこか悲しい気持ちになるくらい、 切ない色だった。 真っ青というよりは、少し灰色に近く 波はどこか荒々しいけれどかっこよくて好きだった 東京にきてから、初めてみた太平洋の海 静かすぎる波はとろとろとして、光に反射した海は緑に近い様な青色で 透き通っていてたからか、 空との境界線がはっきりとは見えなかった。 その景色を見た瞬間 移り変わっていく青色、蒼色、碧色がゆらゆらと生きていて 少し

          透かすとそれは蒼色だった

          犬なみ。

          嬉しいことがあると満面の笑みを浮かべ 悲しいことがあると大粒の涙を流し 怒った時には口先をつんと尖らせる 犬並みにわかりやすい私には、 ちょっぴり得意なことがある それは、 ある瞬間に感じた 匂いと感覚を記憶に結びつけること。 どうやら私は犬並みの嗅覚も持ち合わせていたようだ 冬の朝 新宿駅の匂いは、お化粧を落とした後の感覚にどこか似ているし 6月頃の雨の匂いを嗅ぐと、昔好きだった人と夜のドライブに出かけた時の高揚感に包まれる 秋の清澄白河の街でムンっと空気を吸