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環境配慮にふれた1年間。〜今月のお仕事19〜

月1回のペースで配信された「脱炭素といえども、息はして良いんですよ?!」の記事。環境に優しい生活を紹介し、実際取り入れて過ごしてみた気付きなどを書いてきたのですが、今回は1年間のまとめとして、誰でも気軽に取り入れやすいものを再度紹介しています。



「脱炭素」に関しては知識ゼロで、それを発信していく仕事をやることになってから学び始めた脱炭素初心者なんですが、学びながら実際に試してみることは、私にとってとても重要な事だという気付きに繋がり、この先の暮らしや物事の価値観を大きく変えてくれました。

特に、食に対しての価値観はとても大きく変わり、行動を起こしたことにより、色んな方との出会いがありました。
食材に愛を持って育てているたくさんの生産者さん達に出会えたことにより、食材一つ一つ大切に無駄なく使うという気持ちが生まれ、美味しく食べるために必要な調味料も、なるべく環境に配慮されたものや、生産者さんが原材料にこだわって作られたもの、あとは手作りしてしまうという、究極かつ原点に戻ってみて改めて良さを知る。という所まで行き着きました。

地元食材をなるべく使う(地産地消)を目標に取り組んでみようと思って、まず出会ったのが、私が住む場所から車で10分くらいの場所で有機飼育をおこなっている畜産農家さんでした。
牛が幸せに暮らせるように、自然あふれる広々とした土地に放牧させ、野菜など無添加の餌を与えて通常よりも長い期間大切に育てて出荷し、自分達で直売をする仕組みに出会いました。
そのお肉は、とても滋味深い味で、噛めば噛むほど味が出てくるお肉でした。大切に育てられてきたのだな。と、味が伝えてくれる情報を受け取って以来、スーパーで買うのをやめて生産者さんが直売している商品を買うようになりました。

地元の直売所で購入した、有機飼育牛のひき肉とオーガニックワイン、県内産の牡蠣とオマケの橙

味が伝えてくれる情報って書きましたが、これは自身で経験してみないと感じ取れないことだと思います。

私が住む場所の近くにこんな素晴らしい生産者さんがいてくれて、すごくラッキーだという気持ちと、感謝でいっぱいでした。
環境に配慮した取り組みを試してみたことが出会いのきっかけだったので、新しいことにチャレンジすることは大変だけど、自身にとっては良い変化でした。


私が住む町の自然豊かな山で育った有機飼育牛のローストビーフ

それからどんどん引き寄せて、たくさんの生産者さん達の食材に出会い、我が家の食卓はとても豊かになって、毎日美味しいもので溢れ、幸せを噛み締めている。
自身ではつくれないからこそ、感謝と共に、大切に美味しく使い切る気持ちを教わった。

まずは食から環境配慮に取り組むと、改めて考え直すことが一番情報を集めやすいし、理解しやすいと思う。

牛だけでなく、豚をとっても愛情込めて育てている生産者さんもいて、一見可哀想だと思う人もいるかもしれないけど、その可哀想だという思いを超える愛情を感じているので、消費者である私は、きちんと無駄なく美味しく感謝しながら家族でいただくことを大切にしている。


自家製キムチ、地元の野菜、愛情たっぷりに育てた生産者産の豚肉と循環型酪農カマンベールチーズ、すべて県内産。

野菜だって発酵食品だって、なんだって人の手で作られているものは生き物だ。

この一年で、今からの食のあり方について学んだ。

他にも簡単に出来ることは、マイボトルの持参。
お気に入りのコーヒーをマイボトルに淹れて持ち歩いて、山や海で一息つくと最高に贅沢な時間になる。

町の景色の美しさや自然豊かであることの大切さを改めて知る機会にもなる。こんな美しい場所があるのだという新しい発見があって、この町の良さを感じられる。
時間の速さをゆっくりにしてみるだけで、景色の見え方がいつもと変わってくる。

天気の良い日にお弁当も手作りして持参するとなお良し!
豪華なお弁当でなくても外で食べるだけで美味しい。

田んぼに囲まれた場所に咲く秋桜

自然に囲まれたまちは、季節が変わるごとにその良さを発揮している気がします。この自然豊かなまちの美しさを持続させるためには、私たちの今の暮らし方について考え直し、新しい取り組みに目を向けて自分にできることは何かを考えて、行動に移さなければなりません。
脱炭素の行動は様々ありまあすが、全てを取り入れることは難しいので自分に出来ることはないか、考えていき、自然にふれてみたり、こだわった食材を食卓に取り入れてみると、見方が変わってくるのではないでしょうか。

一人一人の小さな力をたくさん集めて、大きな力に変えていけるような発信をこれからもやっていこうと思います。




サポートしていただいたものは子供達の活動費として使わせていただきます、活動内容は記事にして報告させていただきます。