シェア
Malina.
2019年10月29日 23:48
きれいな洋服を着て、大きなお城のような家に住んで王子様のような旦那様がいる。小さい頃は、そんな物語を思い描いていた。少し大人になってからは、スポットライトを浴びながらバリバリ仕事をして有名になって、たくさんお金を稼ぐ。そんな物語を思い描いた。そうやって、何度も思い描いたいくつもの素敵な物語。だけど、その物語の主人公の顔は、なぜかいつもぼやけていた。***今、私が
2019年10月20日 14:58
そう問いかけられる度、私の思考は止まっていた。数年前、自己啓発が流行り始める少し前のことだ。私は自分探しに必死だった。そんなとき、信じるべき”何か”を見つけ、それを信じて疑わない眼をした人たちから、何度もそんな問いを投げかけられていた。「理想のあなたは?」「なんでも手に入るとしたら何が欲しい?」そんななんてことない問いがいつも私を追い詰めていた。物欲がないわけではない。したいことがないわけ