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ケントデリカットと弁慶を足して2で割ったら。。。

まずは出会いから

鑁阿寺西門の喫茶八蔵の梁川さんとは
2016.9、二回目となる足カフェで出会いました。

梁川さんはFacebookで足カフェの開催を知り
参加申し込みしてくれましたが、
当時の彼のアイコンはケントデリカット笑
実際に会うまでちょっと怪しい人では?
と思っていました笑

彼が参加してくれた足カフェvol.2のゲストは
足カフェvol.1に参加し、
足利との関わりが増えた人にお願いしました。
その時のゲストは
たびするおでんもっくもっくの大将の木村さん
つなぐつむぐ会の代表山田さん
そして、エッセンスのオーナーシェフ薮崎さん
ゲストトークで足利の古民家の話がでたこともあり
梁川さんからは
足利の古民家でカフェイベントをやってみたい
と相談をいただきました。

彼は高校卒業後、足利を離れ
都内で専門学校へ進学。
奥様とは専門学校時代に出会い、二人とも卒業後
テレビ番組の大道具となりましたが、退職。
その後、カフェ開業の道を目指し
出会った当時は
開業資金を貯めるためタクシー運転手をやりながら
デパートの催事場や、ゲストハウスなどで
出張コーヒーをやっていました。

継ぐということ

屋号は『八蔵(はちくら)』
この屋号は彼の両親が営む蕎麦屋八蔵(はちぞう)の
屋号を音読みしたものです。

彼の夢は自分のカフェの開業。
その候補地を都内か、地元の足利か
まだまだ悩んでいる様子でしたが
実家のご両親が営む蕎麦屋をリスペクトし、
屋号を継ぐなど、頭の中では、
すでにお店のイメージやコンセプトが
しっかりと出来上がっていたように思いました。

2017.5.3〜5.5、北仲路地裏ワインの日に併せて
通3丁目の古民家でカフェイベントを開催しました。
三日間の来場者は350人超。
中には2時間強待つ方もいるほどの大盛況でした。

彼らは足利でのお試し出店で、
自分たちの味やコンセプトに共感してくれる
ファンがいることを確信し
足利への移住を決意しました。

そして2017.11.3〜三日間
再度古民家でのカフェイベントを計画しました。
この時も同じくらいの来場者にお越しいただいた
そうです。

移住はよいじゃねぇこと

さてさて、そんな彼らの足利移住ですが
決してスムーズではありませんでした。

①保育園問題
 東京にいる間にお子様の保育園を探しましたが
 通常9月の申し込み。その時足利に住民票はなく
 そもそもまだ暮らす場所も決まっていなかった
 ことから一次申し込みはできず、
 二次申し込みまでお預けとなりました。
 田舎は待機児童ゼロと言うイメージでしたが
 だからと言ってどこの保育園でもスムーズに
 入れるわけではなかったようです。
②店舗🆖問題
 何度か物件を内見し、店舗候補地を絞りましたが
 設計を進める中で急遽、候補地を断念しなければ
 ならなくなってしまいました。
 新築工事と違い、
 リノベーションはいろいろ法的な条件があったり
 費用も実際に解体してみないとわからないことも
 ただ彼らが断念したのは12月。
 お店のオープンを4月に控え、準備も整えていた時
 彼らにとって大きなダメージとなりました。

移住ってホントよいじゃねぇんです。
自分の生活環境(家、仕事、暮らし)だけでなく
家族の生活環境まで大きく変わってしまいます。
本人にとっては生まれ育った故郷かもしれませんが
家族にとっては単なる田舎かもしれないし
子どもたちにとっては、明らかに新天地です。


壁を乗り越えるのに必要なこと

そんな大変な移住を乗り越え
自分たちの夢を叶えようとする彼らを見て
『コンセプト』と『チャレンジ精神』
はとても重要と思いました。

①コンセプト

前途にも紹介したとおり
お二人はしっかりとした自分たちのお店に対する
『コンセプト』を持っていました。
なんとなくこうしたいではなく
決して、熱意だけでなく
「全体を通した基本的な考え方」
「はじめから終わりまでの一貫した考え方」
を意味する言葉です。
詳しくはお店に伺った時に
ご本人から聞いていただけたら
と思いますが、
単に『カフェをやりたい』だけでなく、
どんなカフェをやりたいのか?
またカフェで何を成し遂げたいのか?といった
『カフェの、その先』を見通し

・いつもみんなが集うコミュニティを作りたい
・自分たちがいいと思うちょっといい暮らしを提案したい
・自分たちのコンセプトに共感してもらいたい

そんなことを目指しているように感じています。


②チャレンジ精神

せっかく自分の店を持つのだから…
そして、人の多い東京ではなく
人の少ない地方での開業だから…
なんでも揃う東京ではなく、
ちょっと不便な田舎だからこそ…
そしてせっかくふるさと足利へ移住したのだから
ここでしかできないことをやろう!
そんな前向きなチャレンジ精神を持っている
ようにも思います。

以前、私は田舎はまさにパラダイスと書きました。
自分のやりたいことさえしっかりしていれば
東京よりもチャレンジしやすい環境だと思います。
応援してくれる仲間もいます。

そして、このコロナ禍、
チャレンジしやすい環境は
加速している
ように思います。

地方へ移住したみなさんも
ずっとこの町で暮らしているみなさんも
今、そして、ここでしかできないこと
どんどん積極的にチャレンジしてみませんか?

ご相談はこちらまで

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