「あなたのやってきたことには価値がある」と伝える
こんにちは。
牧 菜々子です。
外から見ると、「あの人はいつもすごいなぁ」と思われている人でも。
本人は、「自分は大したことをしていない」と思っていることが往々にしてあります。
「いやいや、すごいことですよ」「大きな価値ですよ」と言われて初めて、「そうなのかもしれないな」と気づく。
考えてみれば、無理もありません。
だって、「自分はすごいです!」と大声で言うわけにはいかないからです。
誰かが言ってくれないと、わからないからです。
もちろん、自分で自分をほめることも大切です。
逆に、「すごいですね」と言われ過ぎてうんざりしている人がいることも事実です。
それでも、「私はあなたのやってきたことに価値があると思います」と周りの人に向かって伝えるということは、この先もずっと必要なのではないかと思います。
当然本人はわかっているだろうと思って、伝えそびれてしまうこともあります。
気恥ずかしさもあります。
でも、ストレートに言っていいと思います。
伝えられたほうには、うれしい気持ちが残るのではないでしょうか。
本当に大変なことをやってきた人ほど、「大したことをしていない」と思っているものです。
それに対して、「私はあなたのやってきたことに価値があると思います」と伝えられたら。
これからの時代は、自分のことは誰かにやってもらい、誰かのことを自分がやる時代です。
自分で自分の価値に気づくことももちろん大切ですが、誰かに思いを伝えることで「価値を贈る」こともできる時代なのです。