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仕事の有無じゃなく子どもの有無でもなく、じゃあ何を話せばいいの?と思ったら

こんにちは。

牧 菜々子です。

初対面の人と、話す場面。

聞いていいのかな?

聞かないほうがいいのかな?

「お仕事されてるんですか?」

「お子さんはいらっしゃるんですか?」

共通点を見つけるためだとしても、なるべくこちらからは聞かないようにしたいところです。

そうなると、1つ問題が。

話すことが、なくなってしまう。

仕事のことじゃなくて、子どものことじゃなくて、じゃあ、一体何を話せばいいの?

ほんとに、難しいです。

一番おすすめなのは、現にそこでその人と出会った、その背景の話です。

趣味の集まりで出会ったなら、その趣味の話。

結婚式の二次会とか、誰か主催のパーティなら、その主役との関係、思い出、エピソード。

これなら、属性も、年齢も、関係ありません。

「おいくつなんですか?」と、聞かなくて済む。

プライベートに踏み込み過ぎないのに、立派な共通点が成立するのです。

現にいる「その場」のことについて話す

現に、その人とそこで会っている状態について話す。

単純ですが、便利です。

応用も利きます。

ママ友となら、子どもの有無はわかっています。

だからといって、子どもの話なら何でもしていいかというと、そうでもない。

子ども同士でも違いはあるからです。

だから、子どもという共通点の話ではなく、今そのママ友と顔を合わせている、その集まりについて話す。

参観日なら、園の方針の良いところ。

講演会なら、講師についての聞きかじりの情報。

共通のママ友との井戸端会議なら、その共通のママ友とのエピソード。

また、ビジネスの場面だったら、仕事の有無はわかっています。

だからといって、相手の仕事のことを、いろいろ聞くのもどうかという時。

仕事という共通点の話ではなく、今その人と顔を合わせている、その場や背景について話す。

セミナーなら、いつから興味があるのか。

交流会なら、どこで知ったか、前回はどうだったか。

飲み会なら、この店に来たことがあるか、飲み会自体が得意かどうか。

苦手なら苦手で、話が合うかもしれません。

そこで顔を合わせている、その場や背景の話。

どんな場面でも、同じように応用できます。

相手から話してきたら、その話をする

話しているうちに、仕事や、子どもや、結婚のことなど、相手から出てくることがあります。

そうしたら、その話をしても大丈夫です。

私自身は、職場で若輩の私に親切にしてくださった女性に、最後まで独身かどうか聞きませんでした。

その方から、パートナーの話が出なかったからです。

「姉の子どもが、」という話が出たので、お姉さんのお子さんの話は何度かしました。

特にかわいがってくださった方なので、今も交流がありますが、こちらから聞くことはしていません。

じゃあ何を話せばいいの?

初対面の最初の会話で、大事なこと。

それは、根掘り葉掘り聞かないことです。

仲良くなるより、「ご結婚は?」と聞かないことのほうが、よっぽど大事。

じゃあ、何を話せばいいの?と思ったら…。

その集まり自体や、その背景の話。

「誰つながりですか?」

「いつから好きなんですか?」

とにかく、この場にいるということは、こういうことかな、と思ってみる。

この場、この場、と心がけるのが、一番おすすめです。