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思い出ぽろぽろ

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ぽろぽろ思い出す昔のエピソード。昔のことじゃなく「今」につながる物語。
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2022年9月の記事一覧

過去の記憶と記録がつながる時、そこには届け主がいた。

過去の記憶と記録がつながる時、そこには届け主がいた。

昔のことってどれくらい覚えてますか?

正直、私はあまり覚えてないんですが、記憶してなくても『記録』があると、記憶を呼び起こしてくれる。そう実感している。

ただ『記録』を見ないことには始まらない。
記録や記憶の届け主は母だった。

たとえば『結婚は34歳!』と執念のように信じていたのは母↓↓

占いを受けた本人も忘れているのに、母は5年間ずっと忘れてなかった。占い師さんに言われた「34歳で結婚し

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リクルートとの出会いは、思わぬところで始まっていた

リクルートとの出会いは、思わぬところで始まっていた

過去の思い出を回収し、書いて、終えていく作業をしています。

今日はこちら。年季の入った紙。

高校2年生の時に作った冊子。私が丁寧にしまっていたわけではなく、実家で片づけをしていた母が発見し、思い出をめくりながら、興奮して持ってきてくれたもの。

やけに興奮していた母。その理由は?!

17歳の冬。家庭科の授業。
『あなたはどのように生きたい?職業観・人生観を先輩から学ぼう』の課題が出た。興味の

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温室そだちを貫いていく

温室そだちを貫いていく

「マキちゃんは、本当に温室育ちで生きてきたのね」

新入社員の頃、お局様代表の方に言われたセリフ。この後

「世界は広くて、マキちゃんの知ってる世界は小さくて、結構世の中は冷たかったり厳しかったりするの。でもね、できることなら、ずっと温室だけで生きていってね。」

と言われた。

入社当初、要領も悪く、気も利かず、社風にもなじめず浮いていた。お局様からの当たりは最も強く、面と向かって注意されるより

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結婚は34歳です。ぴたりと当たった占いにまつわる思い出話

結婚は34歳です。ぴたりと当たった占いにまつわる思い出話

弟から電話があって他愛もない話をした。

「俺、占いとか全然信じないけど、ねえちゃんの結婚の年を当てた占い師さんには感謝するわ」

29歳、初めてお金を出して『占い(占星術)』をしてもらった。人生だいぶ行き詰ったで歳で、1年で3回もその方のお世話になった。仕事運を専門としている方だったのだが、私の状況を見かねたのか、結婚運についても見てくれ、結婚がもたらす意味や、どんなタイプの人と結婚するか、気を

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