梶 真佐巳

コーヒー会社を2社経営しております。同じものを扱っていても角度を変えることで全く違う世…

梶 真佐巳

コーヒー会社を2社経営しております。同じものを扱っていても角度を変えることで全く違う世界が見えます。一つじゃない。複数のことに同時に取り組むことが可能な時代になってきています。https://www.facebook.com/masami.kaji

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ピンチに勝てる準備をする

こんばんは。僕は26歳の時から16年続く会社を一法人、2年前から2011年の震災ボラで知り合った同士と会社を設立。合計2社を経営する代表です。ところが2つも経営しているのに業績は▲。一つは創業間もない会社というのもありますが。合わせて金融機関から借りているお金は億以上。 ようやく。ほんとにようやくどちらも軌道に乗り始めて、いよいよって時におきたコロナ騒動。血の気が引きますよね。ちらつく「倒産」の二文字。しかし僕はあまり慌てなかった。どちらかというといつもと同じ気持ちだった。

    • 【チャレンジその④/10】ハンドドリップ

      お店の引き渡しが終わりました。 5月20日(金)6時00~開店に向けてついにお店が完成し引き渡しが完了しました。いよいよあと5日になりました。あとは粛々と準備をするだけになりました。 全店唯一のハンドドリップカウンター 当店はドトールコーヒーショップブランドの中で唯一ハンドドリップカウンターを持っています。決して唯一を自慢したいわけではないのです。チェーン店というのは全国統一して一定の品質を保つ厳しいルールがあります。一方でドトールコーヒーチェーンの加盟するための教えの

      • 【チャレンジその③/10】自家焙煎店であることの誇り。(後編)

        コンビニコーヒーの魅力 前回の続きから、セブンイレブンさんがコンビニコーヒーの歴史を変え、粕谷を中心とするファミリーマートさんがさらにより良いコーヒーを店舗で提供していることに衝撃を受けました。その魅力をもう少し記しておきます。 コンビニのコーヒーの味の魅力の一つは挽きたてであることです。カップをセットしてボタンを押すと一定量の豆が挽かれ、その後お湯が出て抽出が始まります。中の抽出の詳細は避けることにして中にサイフォンのような構造があって約1分ほど経つと挽きたて、淹れたての

        • 【チャレンジその③/10】自家焙煎店であることの誇り。(前編)

          ドトールコーヒーは自家焙煎店である。 この事実は皆さんご存知であろうか。ドトールコーヒーは1962年に誕生した自家焙煎及び卸会社なのです。その後カフェ・コロラドを立ち上げ、1980年にはドトールコーヒーショップを開業。「喫茶文化をより明るく、老若男女共に親しめる店」として喫茶文化に革命を与えることを旗印に登場した国内のブランドなんです。社名の「ドトール」とは創業者の鳥羽博道氏が若かりし頃ブラジルのコーヒー農園で修行していた時にサンパウロに住んでいた地名「ドトール・ピント・フ

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        ピンチに勝てる準備をする

          チャレンジ②皆様の大切な時間を最大化

          ドトールコーヒーショップ全店にはこのようなタグラインがあります。 「ドトールのち、はれやか」 これは皆さんが朝の眠気覚ましにドトールに寄ろう、ちょっと疲れたからドトールに寄ろう、雨降ってきたからドトールに寄ろう、気晴らしにいつもの友達とドトールへ行っておしゃべりしよう、あの店の元気な店員さんに癒されたいからドトールへ行こう、このような想いを述べた言葉です。ドトールの経営理念である「1杯のコーヒーを通じて人々に安らぎと活力を提供する」まさにこの言葉の実現が「ドトールのち、は

          チャレンジ②皆様の大切な時間を最大化

          チャレンジ①定休日を作りたい。

          5月20日にいよいよ新生「ドトールコーヒーショップ船橋駅南口店」がスタートいたします。ドトールコーヒーショップが「1杯のコーヒーを通じて安らぎと活力を提供する」という人々の暮らしには欠かすことのできない「エッセンシャルブランド」として存在するときに自分の店はその街における心のインフラとして位置づけ、永続的に補修や修正をしながらそして時代に合わせて発展しなくてはなりません。そしてこの理念に基づき僕らは「皆様の大切な時間を最大化する」ことをミッションとし、これを達成するために今回

          チャレンジ①定休日を作りたい。

          事業計画④僕にとっての金融機関とは。

          これまでのおさらいこんばんは。前々回からの本題に戻ります。これまでのお話のおさらいとして自粛や休業だからと言って世間に対して恨みを抱いたり、国や自治体の補助政策が悪い、遅いなど不平を言うよりはまず自社の足元を見つめなおす、そして未来に向けて理想図を描き出すというところを書いてきました。その中で中小企業の経営者と共にブレインのようにサポートしてくれるのが社労士や税理士さんであってその方々との付き合いの見直し方も書いてきました。そして今日はその最後として金融機関との関係について書

          事業計画④僕にとっての金融機関とは。

          プッシュアップチャレンジ

          今回はこれまでの記事本線から少し外れます。 恐れながら申し上げます。複数の諸先輩方からプッシュアップチャレンジのバトンとやらが回ってきました。かれこれ最初の方から回ってきて3週間経とうとして完全にスルーしています。恐れながら申し上げます!僕は人から何かを頼まれてやることが本当に苦手というか嫌いというかやっぱり苦手です。それがただ単に腕立て伏せをするだけのことだとしてもです。人から何かを期待されて行動するよりも自分で最初から企画をして誰かに笑ってもらおうとか驚いてもらおうとい

          プッシュアップチャレンジ

          事業計画③の2会計士の活用

          中小企業経営者の現状会社を立ち上げると、もしくは店舗を立ち上げると毎日が接客と営業、次への企画、そして人材の育成と毎日がどちらかというと現場の売上の向上に目が行きがちです。そしてその傾向は知らないうちに1年過ぎ気づくと3年過ぎていきます。そうこうしているうちに先日も述べたような自分では太刀打ちできないような競合店の進出から始まり地球環境の変動や感染病など不測の事態が起きてくるのです。自分で商売を始めて16年たちますが本当にうまく行ってるなあ、絶好調だなあって思うことはほんの2

          事業計画③の2会計士の活用

          事業計画③会計士の活用

          法人今日は企業を「法人」という言葉を使って書くことにする。法人とは法的に人格を与えられ権利や義務を人間同様に認められた団体を言う。よって人間と同様に対比していくとわかりやすいかと思ったからである。労務が労働者の環境を作る法人の人格形成だとすれば経理は臓器や血液と言った法人の人体とも言える。コロナショックにより自分も含め休業、自粛等により売り上げが大幅に減ってしまった。法人は絶食状態で血液も生むことができないで各所で不全が起きている。そのような中、各法人は輸血を求め金融機関に走

          事業計画③会計士の活用

          事業計画②事業計画と社会労務

          新しい社労士さんと取り組んだ3つのこと私が社労士さんと契約をして早速取り掛かったことがあります。それは①クラウド給与計算ソフトを導入したこと②就業規則を改定して社員昇格とアルバイトの無期契約化をしやすくしたこと③補助金制度を活用した事業投資を始めたことである。 ①クラウド給与ソフトの導入で激変する。今まで給与計算って会計士、税理士さんの仕事だと思っていたんです。だって、源泉徴収税の計算とか年末調整とかめんどくさい作業たくさんあるじゃないですか。(今も完全には理解できていない

          事業計画②事業計画と社会労務

          事業計画②(重要!)事業計画と社会労務

          社会保険労務士の仕事を皆さんご存知ですか?皆さんの会社は社会保険労務士さんと契約をしておりますか?僕も創業時から父の紹介でずっと同じ方に依頼をしてきた。皆さんは社会労務士さんがどのような仕事をされるかご存知でしょうか。僕はすごく失礼な言い方ですがスタッフの雇用保険や、労働保険、一部社員の社会保険の入退会を手続きすることくらいにしか考えていませんでした。顧問料は確か当時は月に2万円。大きいのか小さいのか気にならない程度でただ用事があるときだけ来てもらって手続きの打ち合わせをちょ

          事業計画②(重要!)事業計画と社会労務

          事業計画①先頭に立たない

          今月も自粛休業要請が延期になり世の中は落胆と政府への補償を求めて悲痛な怒りの声が毎日鳴りやみません。しかし、その負のパワーを自分自身の1%でも改善すべきところを探し省みることを僕は勧めます。融資、補助金、助成金手続き、申請が難しいと言われています。果たして本当に難しいもの何でしょうか?日ごろ聞きなれていなかったり関心を持たないものは自然と難しいものなのではないでしょうか。そのような言葉を聞く限り私はそれを経営者としての勉強不足、努力不足と言わざるを得ません。もちろん僕もまだ未

          事業計画①先頭に立たない

          財政拡大と経営力向上

          アベノミクス僕はマクロ経済のことはよくわかりません。2012年だと思うけど第2次安倍政権発足前に「アベノミクス」という言葉を用いて財政を拡大し民間の投資を喚起。そして女性や若者が輝く日本などを標榜して消費と投資を増やしてデフレからの脱却を図ろうとしていました。ところが2013年には財政収支の黒字化を方針決定し緊縮財政路線さらには消費増税によりそれはデフレ傾向を逆に強めてしまった。何となくこういう認識でいる。 そこに来たコロナウィルス感染による経済活動の停止。国は緊急財政出動

          財政拡大と経営力向上

          番外編 融資情報記事!

          僕は家賃の補償を求めて署名などはしません。だって・・・。本当に家賃の大半を補償してくれるのでしょうか。皆さん都市部の一等地の家賃相場とかご存じなんでしょうか。僕なんか一番大きな店舗なんか月400マ・・・。もし、全国の飲食店の補償したら破滅しますよ。もっと現実を見て。飲食店だけじゃない苦しいのは。 と、いうことでいつもの事業計画の話は一旦置いといて今日も大事な話。しかも緊急性がとても高いので書きます! 新しい制度融資が5月1日から受付始まります。 https://www3.

          番外編 融資情報記事!

          事業計画書を見直す。

          こんばんわ。ここで予防線を張るわけではありませんが僕は経営コンサルタントでもありません。ビジネスで大成功を収めているわけでもありません。しかし、毎日がよりよくなるように日々トライしていることには変わりはないです。もちろんトライのためには準備は欠かせません。突然一人で何かを始めても当然ドン引きされるだけですよね?そう。周囲の協力なしには物事は進められないのです。だから、僕は何かを始める前、かなり前から計画を語りだします。そして周りの反応を見始めます。その台本となるものが昨日言っ

          事業計画書を見直す。