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財政拡大と経営力向上

アベノミクス

僕はマクロ経済のことはよくわかりません。2012年だと思うけど第2次安倍政権発足前に「アベノミクス」という言葉を用いて財政を拡大し民間の投資を喚起。そして女性や若者が輝く日本などを標榜して消費と投資を増やしてデフレからの脱却を図ろうとしていました。ところが2013年には財政収支の黒字化を方針決定し緊縮財政路線さらには消費増税によりそれはデフレ傾向を逆に強めてしまった。何となくこういう認識でいる。

そこに来たコロナウィルス感染による経済活動の停止。国は緊急財政出動として117兆円の予算を決定しました。前回の緊急記事でも書きましたが事業者に対しての融資枠の増設や保証料の負担などよりサポートされることになりました。僕も今回の枠を上手く使って新たな事業投資をしていくことを決めました。いや、コロナ感染が拡大するにつれて投資していく想いがより強くなりました。理由は3つあります。

投資を決意する3つの理由

①人々の行動が変わった。(自分も)

今は電車に人があまり乗っていない(はず?見てないからわからないけど)けど電車やエレベーターに人がたくさん乗っていると嫌だと思うようになりました。ドアや取っ手、ボタンを直接触るのが嫌でスマホの角や服の袖でを使ってボタンや取っ手を押したりします。そして何よりスーパーなどの人混みに行くのが恐くなりました。本当に買い物に行ってくださる家族やまたそこで働かれている方々に感謝です。しかし、我々はこのように潔癖が刷り込まれた人間に変貌してしまいました。そしてこれは今後少なからず自分の商売に影響してくると思われると思うようになりました。

②お客様に支えられていることにさらに気づく

普段も当然のことながら感謝はめちゃくちゃしています。しかし、SNSやWEBのライブを見ていたりコメント下さったりこういう状況下でも私たちのことや商品を求めてくださったり本当に僕らの事業活動は嗜好品として必須ではないけれども苦しい中でも安らぎを提供するためにやはり必須なんだと感じられたこと。だからこそ、自分たちの商品をもっと魅力的にもっと価値あるものとして提供したい。そのように思ったのです。これは伝え方こそ違え両方の会社に対して思いました。

③V字回復しかありえない。

決め手はここです。2月の途中から売り上げが急に減ってきました。当時は中国の友人からも半年から1年は感染の拡大ではなくて経済の後退を覚悟してと言われました。そこでそれに耐えうるようセーフティーネットを使って数千万円の借り入れをしました。(今回の5月の制度融資を使って1本化することも視野に入れております。)さあ、数千万。ただでさえ事業資金として借り入れしているのに今回の借り入れ、今年は据え置きして元本返済はないけれども必ず据え置き期間後に返さなくてはいけない。現行の借り入れに加えてこれがのしかかってきたとき僕らはこれを絶対に返さないといけない。どうやって?会社の業績がコロナ以前より1.5倍は良くなる。それしかないのです。今まで通りに戻らないかな?なんてレベルでは毛頭ダメなんです。

苦境を乗り越えるために必要なモノとは

もっともっとたくさんみんなの喜ぶ笑顔を見られるのが一番うれしい。これさえできれば事業者にとって何よりの力になるのです。このことただ一つに絞られていることに気づきました。つまり①と②。これを達成してお客さまの心からの笑顔をみたい!もとから②は推進するつもりでしたがこの状況下でも足を踏みとどめるのではなく前にさらに進むと決めたのです。

いつも言いますが僕は全くタイプの違う会社を2社経営しています。よって2社分同じ想いで進めていきます。

ということでこの思いを言葉にしてまとめたのが経営力向上計画に基づいて書かれ、かつ経営力向上に関する指針に複数盛り込んだ「コロナ改訂版の事業計画書」だったのです。だからnoteの更新を3日待ってと言ったの。5か年計画で書きました。数字も出しました。これでさらなる融資を求めて金融機関に行ったのです。(5月1日)

冒頭に戻ります。

今は緊急ではありますが財政が拡大しました。事業者にとってはチャンスでもあるのです。チャレンジする力がお客様を勇気づけることを忘れてはいけないと思います。そしてその意思は必ずお客様の購買(消費)を間違いなく動かします。そしてもしかしたらこの財政出動こそが本当のデフレ脱却に動くのではないか。そんなチャンスを少し感じました。

続く。次回は「事業計画書の中身」について。全然進まない(笑)もちろんこんな粗雑な僕noteなんか気にしないでください。少しでも気持ちが動いたら行動しましょう。

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