マガジンのカバー画像

だって、おいしそうな女だから

40
柴崎マイが観察してきた「おいしそうな女」について描いたイラストエッセイ。
運営しているクリエイター

#エッセイ

憧れ女子のルーツを探ることで見えたこと

憧れ女子のルーツを探ることで見えたこと

高校時代に憧れていた女子のルーツが、ヌーヴェルヴァーグの代表的な女優、ジーン・セバーグにあったことを探り当てた私は、まず「ヌーヴェルヴァーグって?その世代の女優って?」というところから調べてみました。

ヌーヴェルヴァーグとは、直訳すると「新しい波」。1950年代半ばから始まったフランスにおける映画の革新運動のことです。

代表的な監督には、ジャン=リュック・ゴダール、エリック・ロメール等がいて、

もっとみる
ハッと目を奪われるオンナが持っているもの

ハッと目を奪われるオンナが持っているもの

女性を描くイラストレーターとして、これまで多くの魅力的な女性を観察して描いてきましたが、20代後半に発見したことがあります。それは「ハッと目を奪われるオンナは、品と色気をあわせ持っている」ということでした。

そんな女性にすっかり魅了された私は、30代に入ってから「おいしそうな女」と呼び始め、自ら「おいしそうな女」を体現できるように、研究と実践を繰り返してきました。

皆さんにも、品と色気をあわせ

もっとみる
美しいけど可憐なオンナでいるために

美しいけど可憐なオンナでいるために

“美しいけど、ときおり見せる可憐さ”

“親しみやすいけど、どこかミステリアス”

“キレイなのに、ちょっとしたヌケ感がある”

というような、相反する印象を持つオンナでいたいと思っている。

なぜなら、オンナはいくつになってもサプライズが入っていると、人をハッとさせる魅力を出すことができるから。

そんなオンナでいる方法のひとつに、洋服での色の魅せ方がある。

例えば、ラベンダーカラーは、“美し

もっとみる
二種類の幸せ感を持つオンナ

二種類の幸せ感を持つオンナ

大人になっても美しく、愛されていて、好きな仕事で輝く「おいしそうな女」になりたい。

私自身がこの10 年で「おいしそうな女」を目指してきて感じるのは、「とにかく楽しい」「とにかく幸せ」と思うことが多かったということ。もちろん人生それだけでは済まされない辛い時期もあった上だけど。

それらひっくるめて、愛おしい10年間。

私は、人は「なりたい自分」や「目指す姿」があるときと無いときでは、「幸せを

もっとみる
自信が蘇る、オンナとしてのブラウス

自信が蘇る、オンナとしてのブラウス

なぜだろう。自信があるオンナはそれだけで美しく見える。

内面にも外見にも、自信という美容液は絶大な効果を発し、オンナに瑞々しさと輝きと艶を与える。

「そんなオンナは稀よ」と、言いたくなる気持ちも分かるけど、オンナならいつからだって自信は持てるものだし蘇ると、私は信じている。

ほんの少しの変化でオンナは、進化する生き物だから。

例えばファッションを変えるだけで、別人のように自信のある雰囲気を

もっとみる
“オンナの幸せ最上級!”の叶え方とは?

“オンナの幸せ最上級!”の叶え方とは?

キレイなることも、愛されることも、好きな仕事で輝くことも、願いはそれぞれ違えど、根本的な叶え方は一緒だと思う。

この10年、<美・愛・好きな仕事>を追いかけてきて感じたことだ。

そして、この3つの幸せを叶える「おいしそうな女」という女性像を提唱していると、それらを同時に叶えた人が“オンナの幸せ最上級!”として思うかもしれないけど、ほんとうの意味での“オンナの幸せ最上級!”は「自分が決めること」

もっとみる
だって、おいしそうな女だから

だって、おいしそうな女だから

35歳以上でも「おいしそうな女」に見える女性がいる。

彼女たちは、いつまでもオンナだ。年相応の美しさを滲ませながら、最愛のオトコから愛され、自分の好きな仕事を手にして光り輝いている。

25歳のころに数ヶ月いたパリで、遠目で見かけたマダムたちのような女性だろうか。その実態はときに手からこぼれ落ち、霧の中にいるように霞みながらも、私は、30代40代とそんなオンナになりたいと思いながら、彼女たちのイ

もっとみる
育ちがいいオンナに見える最強の服

育ちがいいオンナに見える最強の服

発売当初から、タイトルが気になっていた本がある。

『「育ちのいい人」だけが知っていること』という本だ。

あったようでなかった「育ちのいい」という視点。

かつては多くの人が「育ちがいい」というのは、育った環境がいいと捉えていたところがあると思うけど、育った環境がいいというのは「しつけがきちんとされてきた」という意味であって、もし小さな頃にしつけがされていなかったとしても、大人になってからでも「

もっとみる
ディテールより、雰囲気に色気あるオンナになる

ディテールより、雰囲気に色気あるオンナになる

「おいしそうな女」に欠かせない魅力のひとつが色気。
彼女の色気はどこからくるのか・・・。

確かなのは、「おいしそうな女」の色気は、ディティー
ルより雰囲気から放たれていること。

バストを露わにするとか、ディティールからの単純な
色気ではない。滲み出て、静かに漂う色気。男女とも
に魅了する色気とは、そういう種類のものだ。

では、雰囲気に色気あるオンナになるには、どうした
ら良いのだろう。

もっとみる
良い恋愛をすると開花する5つのこと

良い恋愛をすると開花する5つのこと

「良い恋愛」をすれば女性は大きく開花する。

本来持っている自分のポジティブな魅力もネガティブな魅力も、恋愛という「男性と向き合い愛されること」での行為によって、自分を丸ごと受け入れて愛していけるようになるから。

「真の彼」という存在は、女性を開花させる「良い恋愛」ができる相手。

具体的にどんな風に開花するか?

1.自分のことをもっと好きに、愛せるようになる
2.自信のなかった部分にも自信が

もっとみる
おとなな恋の仕方とは?

おとなな恋の仕方とは?

恋はするものではなく、落ちるものなので、理性が効かなくなるのが乙女というもの。

例えば、今放映中のドラマ「恋はつづくよどこまでも」のヒロイン、勇者ちゃんみたいに。(「恋つづ」を知らない人はググってみてくださいね)

優秀なイケメン外科医の魔王こと天道先生に恋をした乙女な勇者ちゃんは、自分から告白してすぐ撃沈しながらも、なんだかんだで猛アタックして彼女の座を勝ち取るのですが、ライバルが出現!

もっとみる
幸せになれる、大人のためのおいしい恋愛講座

幸せになれる、大人のためのおいしい恋愛講座

自分だけがおいしい思いをする恋愛のことを指しているかのような題名ですが、それとは違う。

私が思う「おいしい恋愛」とは「賢い恋愛」に一番意味が近い。

そう、おいしそうな女たるもの、恋愛は賢くしたいもの。

ストレートに言えば、恋愛に振り回されるのではなく、恋愛をコントロールするくらいの自分でいるのが、おいしそうな女。

大人になればなるほど、恋愛でついた傷は癒えにくくなる。そして、「私に魅力が無

もっとみる
大人がモテ服、3つのポイント

大人がモテ服、3つのポイント

深田恭子さんが、身にまとっているのは、ほとんど王道のモテ服。

ちょっとムチっとしているボディに、女の子らしいフェミニン服は、男性ウケには間違いない。

王道って映画のラブコメみたいに、大勢の人を胸キュンさせる力が確かにある。

万人をときめかせる服って、苦手な人もいると思うけど、多くの人を魅了させるパワーというジャンルはなくならない。

いくつになってもモテ服が合う人っているもので、田中みな実さ

もっとみる
40代がお手本にしたい!鈴木京香さんスタイル

40代がお手本にしたい!鈴木京香さんスタイル

以前、ある漫画家さんが「女は、おばさんになると、ちょい太かちょい細しかいなくなる」と本の中で書いていたのを読んで「がーん」となった。

と同時に「当たってる!」と、ものすごく納得。

何度も色々な所で書いてますが、私自身が40代になって10kg体重が増えて、まさに「ちょい太」になってしまったから。

だから、40代になって「太すぎず細すぎない」の女優さんに憧れを持つようになった。

鈴木京香さんも

もっとみる