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レポート#5-2 bibu Festival / Sweden

さて、bibuのレポートの第二弾。
第一弾はこちら



Astons stenar / Teater Pero & Helsingborgs Symfoniorkester (Sweden)

対象年齢:4歳以上
会場:Helsingborgs Konserthus, Stora salen
作品時間:40分

Teater Peroはマイムがベースの劇団。
出演者は女性が1人、男性2人。
世界各国で上演されている作品で、今回はHelsingborgs交響楽団のアンサンブルとのコラボレーション。
そうです、圧巻の生演奏。

観客の様子

コンサートホールの大ホールでの上演。
おそらく、8〜10歳くらいの子どもたちグループがいくつか。
あとは大人。

上演の様子

お父さんとお母さんと子どもの3人家族の話だと思って観たのだけど、終わってパンフレットを見たら夫婦と犬の話だったらしい。
とにかく石を拾ってくる犬(子ども)の話で、子ども時代に石集めが好き(というか趣味)だった私は、わかるわあ……と思いながら観た。
最後のオチも、多分共感する大人がたくさんいるだろうなと感じる終わり方だった。

なんといってもHelsingborgs交響楽団の生演奏が最高。
bibuのためのスペシャルバージョンで、指揮者とともに舞台上に奏者がずらりと並ぶ。
実はbibuのオープニングパーティーで聴いたHelsingborgs交響楽団の演奏が素敵すぎて、観劇予定じゃなかったのだけど無理やりねじこんだ。
圧巻。
良かった。
音がまろやか。
作品にとっては良い環境とは言えなかったけれども(客席と遠すぎ、演技エリア狭い、両脇にずらりと奏者が並びツラに指揮者が立つので世界観が作りきれない、)、音楽にとってはベストな環境だった。

ただ、もし、平土間で音響が完璧なホールがあったとしたら、奏者や指揮者を散らばして…このシーンは奏者の間を縫って展開して…などなど、勝手に演出プランを考えながら観た。


Whizz, whirr, bang, clang! / Hav-Anna Company & Teater Viirus (Finland)

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