はらだまほ

パフォーマー/振付家 立教大学現代心理学部映像身体学科卒。 "からだとことば…

はらだまほ

パフォーマー/振付家 立教大学現代心理学部映像身体学科卒。 "からだとことば" "からだのことば"をキーワードに、パフォーマンス/振付/ワークショップなど、幅広い世代に向けてさまざまな活動をしている。 https://maho0518.wixsite.com/mysite

最近の記事

レポート#1 KUCKUCK-Festival / Germany

ドイツで行われたKUCKUCK-Festivalに行ってきました! 今年は例年使われている会場が改装中で、例年とは会場が異なるようでした。 チケットの取り扱いが作品毎(おそらく会場管理)だったので、 それが少しややこしく…。 果たして取れているのか不安を抱えながら行きましたが、 無事に取れていました。笑 私が訪れたのがフェスティバル前半だったこともあって作品数が少なく。 そしてダンス作品は観れず…残念。 あまり作品について具体的に書くのは気が引けるので(ネタバレ的な…)、

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    • 「ことばとからだの往復書簡展」

      「ことばとからだの往復書簡展」を開催するにあたって、内容をどこまでどう観客と共有するか。 とても悩んでいるトピックです。 先日ある現代美術展に足を運びました。当日制作の方がとても親切で、作品について1〜10まで全て説明してくださいました。 果たして、それは良いことだろうか、、、、? 全部の説明を聞いた後、私は「じゃあ私は今から何を見れば良いのだろう、、、?」という気持ちになったのを、新鮮に思い出せます。 もちろん、説明を聞いてじっくり作品を味わいたい人がいるのも事実。

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      • ことばとからだの往復書簡

        昨年新たに始めた試みとして、オンラインプロジェクトの「ことばとからだの往復書簡」(https://maho0518.wixsite.com/odori-kobou/作品譜1)が挙げられる。 なにをやりたかったのか、なにができたのか、ということを言語化するの難しいけれど(得意ではないけれど)、自分なりに、少し整理してみたいと思う。 はじめにクリエーションをするということは直接的なコミニケーションだと、当然のように信じ込んできた。ところが、コロナ禍で直接的なコミュニケーション

        • 身体の中にいる、無限の住人を探す

          先日、とあるワークショップに参加した。 他人の振付を身体に入れるのが久しぶりすぎてドキドキで、そして案の定ぼろぼろだったが、その時の気づきを短く文章にしてみる。 振付を踊る時や誰かに振付を渡す時、その1振り1振りに住み着く住人の性格が見えた時に、面白いと感じる。動きが変わる瞬間、身体全身が違う人になり続ける。身体の中にいる住人が、振付によって顔を出しては引っ込め、出しては引っ込める。 言い換えれば質感なのだけど、私はおそらく一昨年あたりからそのことを求めて自分の身体の使い

        レポート#1 KUCKUCK-Festival / Germany

          他人の身体に"成る"という体験

          私が最近関わった作品に 「しん・街スケッチ」と「リモート温泉」 というものがある。 「しん・街スケッチ」は、武蔵小金井に住み暮らす人々とともに創作した"体感型パフォーマンス"である。 作品についてはこちら 参加者それぞれが共通のルートを歩き、その街の環境を記録する。さらには、その時の"身体の状況"を言葉に起こし、他人と共有することを試みる。 「リモート温泉」は、その名の通り、いつでもどこでも温泉に浸かっている身体に"成れる"作品である。 作品についてはこちら どちらも、他

          他人の身体に"成る"という体験

          おどりのなか、もやのなか。

          -さいごの時間、きっと身体が感じていること- 作/出演 はらだまほ ビジュアルデザイン 藤原里歩 ご自身の部屋等静かな場所で、イヤホンでご鑑賞ください。 ↓作品情報が掲載されているサイトはこちら↓ https://maho0518.wixsite.com/mysite/odorino-naka

          おどりのなか、もやのなか。

          おどりのなか、もやのなか。