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レポート#7 Semilir / Spain

今回は、フランス滞在中に観劇した「Semilir」についてのレポート。

Semilir / THE TEA TREE COMPANY (Spain)

対象年齢:2歳以上
会場:la maisonde la culturede tournai
作品時間:約40分

子どものための作品のチラシとは思えないチラシ。素敵。

「種」にまつわるサーカスとダンスのパフォーマンス。
男女のデュオ。
調べてみると、演出家がまさかの日本人で驚いた。

la maisonde la culturede tournai

文化センターの外観

地方の文化センター。
図書館、カフェ、ギャラリーなどが併設されていた。
余談だが、ここはフランス語圏であまり英語が通じない。(フランス滞在中に観たけど公演会場はベルギーです。)
受付で、
「今日このショーがここでありますか?(拙い英語)」
「あるよ!(フランス語)」
「ここですか?(拙い英語)」
「そう!時間になったらここから入ってね(フランス語)」
みたいなやりとりをしたのだが、相手がフランス語だったことに後から気がついた。
なんとかなるものである。

観客の様子

開演前。大運動会。笑

平日の午後だったからか、おじいちゃんおばあちゃんが孫を連れてきているパターンが多かった。これまではあまり見なかったパターン。
兄弟ケースも多く、2歳以下の赤ちゃんもちらほら。
満席。
私は次の予定があったために終演後ダッシュで出てしまったが、終演後に植物についてのレクチャーのようなものがあった様子。

物語とおどり

物語とおどりの関係性は2つのパターンがあると思っている。
①物語の中にダンスが挿入されるもの
②おどりそのものが物語をすすめるもの
シンプルに、「踊っている間に物語が進むかどうか」というポイントで考えていて、多くの場合が①は演劇作品、②はダンス作品(いわゆるダンスシアターのような)に多いと思う。

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