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出会いが間違い

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#バンドマンとの恋

真実とは?

真実とは?

「全然捕まらないですね。タクシー。」

「だね。さっき店で呼んでもらえばよかったね。まぁ、このあたりのこの時間ってこんなもんだよね。きっと。」

「だね。私、タクシー呼ぼうか?」

「いや、歩こう!」

「え?うん、はい・・。どこか目的地はあるの?」

「いや、ない。笑 なんか、久々に会うから、テキパキできない。ごめん。笑」

「あ、いや。こちらこそ。」

「れいちゃん、大人になったね。って、当た

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消したい過去

ほんの数十秒、何も言えず立ち尽くしていただけなのに、

その時間が長く感じた。

知らないふりをしていいのか、

どちらかが沈黙を破らないといけないのか。

私は、徐々にあきとさんから目線を外し、その場から立ち去ろうとした。

「れいちゃん、待ってよ!」

久々にあきとさんに名前を呼ばれて、あの時の記憶が鮮明に蘇る。

悲しみと、苦しみと、憎しみと、愛おしさ。涙を瞳に止めておくのが大変だった。

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理性が切れて・・・

理性が切れて・・・

翌日。

「れいちゃん、出かけるの?」

「うん!今日、**ちゃんの家に泊まるかも!」

「**ちゃん?あー!あの子ね!分かった!親御さんに、お世話になりますって連絡入れたほうがいいかしら?」

「いやいやいや!そんなの今どき古いよ!やめて!」

「ははー!そうなのね!分かった!また**ちゃん連れてきてね!」

「うん!ありがとう!」

母に罪悪感を覚えながらも、私は○○駅へ向かった。

約束の1

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彼の理性

彼の理性

「・・・知りたいって言ったらどうなるの?」

あきとさんは、私を抱きしめて、言った。

「でも、理性を保つ。どういうことかは教えない。」

「・・・なんで?私がガキだから?」

「ちがう。お互いに色んなものを失う。俺の理性が保って失わないのであれば、俺は保ち続ける。」

「・・・大人だから?」

「そう。大人だから。・・・もう寝よっか。」

「一緒のベットでは寝ていいの?」

「そうしたいなら、い

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初めてのキス

初めてのキス

30分ほどして、夕飯が部屋に届いた。

「うんまそ!やっぱ和食はいいね〜!」

「温泉では和食ですね!!あきとさん、お酒いいんですか?」

「あ、そっか。泊まるんだもんね。じゃあ焼酎かワインでも飲もうかな。」

「ビールじゃなくていきなり!?」

「大人でしょ。笑 ビールあんまし得意じゃなくて。笑」

「意外〜。どうぞ、飲んでください。」

「じゃ、遠慮なく!れいちゃんは?ノンアルコールで何か頼む

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ダブルの歓喜

ダブルの歓喜

あれから二週間。

私は高校受験よりも勉強に励んでいた。

高校受験より必死だった。

絶対に這い上がる、と。

そして、夏休みを迎える。

今年もまた暑いらしい。

あー、また玄関前に生きてるか死んでるか分からないセミが転がってて、立ち往生する季節だなー。

周りの友人が夏休みを満喫している頃、

私は全ての誘いを家族旅行と言って断り、

勉強に明け暮れた。

そして、編入試験当日。

3つの公

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3度目の遭遇

3度目の遭遇

ジムで汗を流し、シャワーを浴びて、帰り支度をしていた。

ーこれからどうしよう。

そんなことを考えて、ボーッと窓の外を見た。

・・・あれ?

ジムの目の前にあるライブハウスから、一人の男性が出てきた。

ーーーあきとさん。

ジムは3階。

ライブハウスは道を挟んで1階。

私は、ただただ、あきとさんに目を奪われていた。

ーー行動範囲って、こういうことか…。

!!!

すると、視線を感じた

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