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読書感想文★攻略術【2】読むときに意識したい5つのポイント

📚“読書感想文”は読み方がカギ!
読むときに意識したい5つのポイント💡

前回は「課題図書の選び方」についてのお話でした。次は読むターン! 感想文を書くのがぐっと楽になる「読み方」があるんです。ちょっとした工夫で全然違うから、試してみてくださいね。


1 | 読む前の印象を忘れないでね

さあ読むぞ~!と表紙を開く前に、覚えていてほしいことがあるの。どうしてこの本を手に取ったかとか、第一印象はどうだったとか、読む前の今どんな本だと想像しているかとか。読む前にしか分からない気持ちがあるよ。もしかしたら読み終わったら今とは別の気持ちになってるかもしれないから。そういうふうに別の気持ちになること=感想が生まれたってことなんです。大切にしてね、感想の“種”。

2 | 主人公はどういう人かな?

多くのジャンルの本には、中心となる人物(人間じゃない場合もある)がいます。誰(何)を中心にお話が進んでいくか、動きを追っていこう。主人公はどういう人かな。誰の目線で書かれているのかを意識すると、内容をつかみやすいよ! 時間の流れはどうかな。回想や昔の出来事が途中で入ってくる本は、読み飛ばさずに「これはいつのことだろう?」と手を止めてみるのもあり。

3 | 伝えたいことは何だろう?

本は、その本を届けたい(読んでほしい)人のために作られています。読みながら、この本は誰のために書かれたのかなって考えてみるのもおすすめ。伝えたいことが何かに気付くきっかけになるよ。伝えたいことを別の言葉で言い換えると、「テーマ」といいます。その本のテーマが分かると、感想文がぐっと大人っぽく仕上がるはず!

4 | いいなと思ったページには付箋を

読んでいて「いいな」「変だぞ」「気になる」「ここ好き」…そんなふうに気持ちが動いたページには付箋を貼っていこう。色がバラバラだと見た目が混乱するから、単色で統一するとすっきりだよ。「いっぱい付箋を貼ったら、たくさん感想書かなくちゃいけなくなるかも」「ふせんには何か書いた方がいい?」と不安になる人もいるかもしれません。でも大丈夫。どのことを書くかはあとで考えるから、読んでる時は深く考えずにペタペタ貼ってみてね。感想文を書く時、どこだっけ…と探さなくていいからすごく楽だよ。

5 | 2回以上読もう

えーっ、という悲鳴が聞こえた気がする。でもね、一読しただけで感想を書くのは、大人でも、書く仕事をしている人でも、難しいこと。まちか先生にもそれは無理です。ほんとだよ。だから、せめて2回は読んでみよう。1回目は感想文のことは忘れて楽しみながら読む。2回目は考えながらじっくりと読む。時間がもったいない? そんなことないよ。その時間は“読書体験”といって、すごく豊かなものだとまちか先生は考えます(^^)

✑質問、取り上げてほしいこと、コメントください

今回は「読み方」編でした。次回は、本丸「書き方」編です。夏休み前までに「仕上げ」編までアップしたいなと思います。

今日のnoteは、Xでアップしている、#まちか先生の作文アドバイスから再掲しました。読書感想文★攻略術の全シリーズは↓ここから読めるのでぜひチェックしてみてね!

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