マホ

東京でゲームプランナーをしていました。いまもデジタルを中心にいろいろやっています。 n…

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東京でゲームプランナーをしていました。いまもデジタルを中心にいろいろやっています。 noteはいろいろ模索しながら書いていこうと思っています。

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最近の記事

これからのブランドとプロダクト

何度かnoteに書いているけれど、私の最近のいちばんの関心ごとは「コンテンツの配信元」と「受け手」の関係性の変化である。 吉本興業の「FANY」やHYBEの「Weverse」はアイドルやタレントのD2C化だと思っている。これまで、テレビや代理店に対してのBtoBビジネスから、直接ファンに語りかけるBtoCビジネスへの転換だ。 とはいうものの、D2Cってよく知らないなと思って、本や関連する記事を読んだ。そのなかで自分なりの整理ができつつあるのでnoteにまとめてみる。 ユ

    • Bリーグから学ぶファンビジネス

      先日BリーグとVリーグの試合を見に行った。スポーツ観戦の経験はほとんどなく、Jリーグの試合に何回か行ったことある、くらいの記憶だったけど、屋内スポーツは雨風の影響がなく、冬なのに暖かくて快適だった。それに何より、試合というより「ショー」であって、アリーナに入ってから帰るまで、試合以外の時間もずっと楽しめる工夫をいくつも重ねられていることを実感した。特に「最近のアリーナ競技はすごい」と聞いていたけど、1分も暇な時間がないくらいずっと何かの施策が実施されていて油断できないし、非日

      • 「没入」体験について思うこと

        過去のnoteにも記事をあげたが、2023年の夏は「イマーシブミュージアム」に連続して行った。当時は「イマーシブ」というワードが世間で話題になっていることも知らなかったし、アートや映像体験が進化してきていることを実感した、つもりだった。 イマーシブはなんかかっこいい映像体験に、今は生成AIブームでイマーシブは落ち着いた、と勝手に自己完結していた。が、あれから個人的に色々と勉強し、実際のところ「イマーシブ」の本質はもっと違うところにあるのでは…?と思い始めているので、現段階の

        • Robloxとクリエイターエコノミー

          先週「映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~」を読んで、その後なんとなく「若者論」に関する本を何冊か読んだ。それらを踏まえて、現代のテクノロジー、ビジネスについて、特にRobloxでのクリエイションについて、自分のなかで見えてきたことがあるのでまとめておこうと思う。 読んだ本は以下。だいたいkindle Unlimitedで読める。 映画を早送りで観る人たち〜ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~ Z世代~若者はなぜイン

        これからのブランドとプロダクト

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        • 日記
          1本
        • 感想文
          2本

        記事

          「映画を早送りで観る人たち」を読んだ

          podcast番組「奇奇怪怪」のdiscordで紹介されていて読みたくなった本。 新書だしさくっと読めるだろと思って読んだら2時間くらいで読めた。 映画は早送りで見ないですが、アニメやyoutubeは早送りで観ることがあります。アニメは仕事上どうしても話の筋を知っておかなければいけないのに話数が多すぎて短期間ではとても追えない、ということで早送りで観たことがある。youtubeは解説系や紹介系動画は早送りで観ることがある。そもそもがダイジェストなので。 なぜ映画を早送りで

          「映画を早送りで観る人たち」を読んだ

          【イマーシブ展覧会】ディズニー・アニメーション・イマーシブ・エクスペリエンス

          「イマーシブ」は体験してみるキャンペーンが自分の中で開催中なので六本木で開催されている「ディズニー・アニメーション・イマーシブ・エクスペリエンス」に行ってきた。 8/31までということで、平日ならいけるだろと思ってチケットを見たら夜しか空いてなくてやっぱディズニーの人気はとんでもないなと思ったら、好評ということで会期が延長されてました。もともとある程度意図してバッファ取ったスケジューリングだったのかな。 これまで行った展覧会と異なるのは以下3点 使用する面は前と左右、床

          【イマーシブ展覧会】ディズニー・アニメーション・イマーシブ・エクスペリエンス

          Immersive Museum@日本橋三井ホールに行った

          有休消化中に気になるものには行ってみようキャンペーン中なので、日本橋で開催されている「Immersive Museum」に行ってみた。 形式は集英社XRの「マンガダイブ」とほぼ同じ。長方形の部屋で、天井以外の壁と床に映像を投影、音響と共に刻一刻と変化する印象派のアートを楽しむというもの。 床にはyogiboとかクッションが並んでいて、適当に寝転びながら薄暗い部屋でおしゃれにアートを楽しむという空間で、平日の11:30なのにけっこう人が入ってた。 映像はゴッホやゴーギャン

          Immersive Museum@日本橋三井ホールに行った

          キーワードは「イマーシブ」

          先日集英社XRの「マンガダイブ」に行った関係で関連するイベントや施設の広告がよくあがってくるようになった。なんとなく眺めていると「イマーシブ」って言葉がどれもキーワードのよう。 特によくあがってくるのがこれ。安いし常設なので近々行ってみる。https://banksy.tokyo/ 「イマーシブ」。個人的にはそんな身近な単語ではないけどどうなんだろう?と調べてみると実はここ最近ホットなワードなんですね…。乗り遅れた。 コロナ以降としてざっくり2020年以降の「イマーシブ

          キーワードは「イマーシブ」

          集英社XRのマンガダイブに行った

          今後の自分のためにXRと名のつくイベントは貪欲に参加したいと思う。 というわけで、今日はマンガダイブに行ってみた。 恥ずかしながら、こんなイベントが開催されていることに8月に入るまで気づかなかった。スマートニュースに「VR」というタブが追加できることも知らなくて、実は世間は自分が思っているよりメタバースに関心があるのかもしれない。 「集英社XR」のイベントの一つだそうで、集英社XRはなんと2021年に立ち上がってた。。ほんとここ何年か視野が狭くなっていた。自分の運営するコ

          集英社XRのマンガダイブに行った

          web3の勉強をはじめます

          web3について勉強しなければいけなくなったので、いろいろnoteにまとめていこうと思う。これまで関わってきた業界と似ているようで全然違うので何から手をつければいいかわからないし、胡散臭い話も多いのでどうやって勉強すればよいかから右往左往してしまったけど、それなりに方法を見つけたのでまずはそれをメモってみる。 信頼できそうな知識人を見つけるweb3についてはまずこれだった。仮想通貨バブルで億り人、NFTで一儲けみたいな胡散臭い話があったり、web3の本が出たと思ったら出版停

          web3の勉強をはじめます

          2023 3月に読んだ本など

          ぼくはイエローで、ホワイトで、ちょっとブルー2なんか最近本読んでないな、何か読まないとなと思って、前から気になってたので読んだはず。1ヶ月までの動機ってこんなにすぐ忘れちゃうんだ。  ブレイディ・みかこさんの文章が自分にすごく合ってるのか、サクサク読めて楽しかった。英国の自分で調べて考えさせる授業がとても羨ましくて、日本は詰め込み式と言われているが、本当にこれで良いのかと大人になって改めて考えさせられてしまう。政治・経済、それらひっくるめて社会全体を見つめる機会が彼らには豊富

          2023 3月に読んだ本など

          書くことを思い出す

          最近インプットもアウトプットもめちゃくちゃ減ってる気がする。 何をしても気がそぞろで、いまいち日々を受け流している気がするし、何より仕事のモチベが下がっている。モチベで仕事をするなという話かもしれないが、その論調は嫌いだ。モチベで仕事の精度を左右されない方がいいことはわかっている。でもそうは言ってもやる気の有無はコントロールしきれない。 とりあえず、意識してインプットし、できるだけアウトプットすることを心がけてみる。生活がとにかく雑だ。振り返って1日を有意義だったと、感じら

          書くことを思い出す

          ゲルハルト・リヒター展に行き、ある画家の数奇な運命を見た。絵画を生で見ることの喜びを感じる!!!フォトペインティングは本物を目で見ないとわからない感動がある

          ゲルハルト・リヒター展に行き、ある画家の数奇な運命を見た。絵画を生で見ることの喜びを感じる!!!フォトペインティングは本物を目で見ないとわからない感動がある

          イヤーコンパスで振り返り2021

          2021年も今日で終わり。今年は個人的にかなり実りある1年だったので、しっかり振り返りをしたいと思い、イヤーコンパスを使ってみた。 振り返りや目標設定に最適と聞いたことがあり、なんとなく「ネーミングがいいな」という程度で手を付けてみたものの、思いのほかボリューミーでけっこう大変だった。 思いのほかログがない問題やってみてわかったのは、そもそも1年のログが全然残っていない! 仕事の日報が雑すぎて何やってるかわからない プライベートのライフログがほとんどない ※デジタル

          イヤーコンパスで振り返り2021

          架空の誰かに認められたくて

          今年で32歳だけど今が一番自分の人生を楽しんでる気がする。 親元にいた時は、よくわらない架空の誰かに褒められたり、認められたりするために勉強していた気がする。親も、そういう風にわたしを教育していた。 よく叱られるときの決まり文句として「そんなことすると怒られるよ」とか「笑われるよ」とかがあったなと。この辺からもよくわからない架空の第三者からよく見られるために振る舞うように言われていたのかもしれない。まぁ他人からの目線は大事だけど、できれば「こうすればかっこいいって思われる

          架空の誰かに認められたくて

          本高い〜学びのコストについて

          毎週一冊は本を読むぞ!と意気込んでいたものの、尻すぼみ気味で最近読めていません。 というのは二つ理由がありまして、一つは弱虫ペダルにハマりまして凄い勢いで読んでたので本を読む余裕がなくなりました。弱虫ペダルすごい。また別で語りたい。 もう一つはコストです。1週間でササッと読んでしまうのに1500円くらい毎週払うのはなんだかなぁと感じ始め、社内の図書サービスや、prime readingなんかを駆使してみたもののあっという間に気になる本は読みつくしてしまったのです。 本、

          本高い〜学びのコストについて