2024/5月のカルチャー

ここ何ヶ月かは映画館からも足が遠のき、本も全然読めてなかったけど5月はちょっと復活してきた。仕事とプライベートがわかれていないと無理ってわけじゃないけど、仕事に侵食され続けるとつらくなる。どちらもバランスよくやっていきたい。

映画館で観た映画

悪は存在しない

とてもよかった。いろんな解釈ができる映画で、たくさんの人の感想を見て何度も楽しめた。監督のインタビューまで追ってしまった。尺が短いのに濃厚。寒くなったらまた観たい。

パストライブス

「自分のために自分の人生を生きる」を最近改めて意識しているのでとてもよかった。誰かにとって良い人生ではなく、自分が満足できる人生を生きる。主人公のノラはそこを第一に生きていてとてもかっこいい。韓国系アメリカ人という設定もとてもいい。

関心領域

アトロク2の試写会にて。このご時世にこの映画をトークショー付の試写会で観れたのはとてもよかった。関心領域というタイトルの意味をプレイではなく本当に考えるようになった。自分がホロコーストについて意外と無関心を貫いてきたことや戦争や政治に思っている以上に他人事だったことを気づけた作品。

オッペンハイマー

タイミングを逃し続けて5月にやっと観れた。関心領域から間をあけずに観たので、原爆と戦争、政治について考える機会が増えた。キリアン・マーフィーはスケアクロウ役が気味悪かったので苦手意識があったのだけど、とても素敵な俳優でファンになった。彼の別の作品もどんどん観たい。

猿の惑星キングダム

映画館で映画を観たい!と思ってムービーウォッチメンの課題映画を観に行った。猿の惑星は初代以来だがなかなか面白かった。アバターウェイオブウォーターで3D映画の表現がまた一段引き上げられたとのことでめちゃくちゃエイプの表情が豊か。人間のエゴや無意識の支配欲みたいなのも描かれててなかなか深い。続きもちゃんと作られて欲しい。

辰巳

最近は辰巳のことばかり考えてしまう。自主制作映画なのだがそんなレッテルは必要ないくらい映画の質がたかい。めちゃくちゃクールでかっこいい。ジャンルとしてはやり尽くされているものなのだがそこにあえて挑戦して、でもちゃんと新しい作品になっている。俳優の方々の演技も素晴らしく、でも自主制作ということでトークショーなど、自前のプロモーション活動を地道にされていて、本当に心から応援したいと思った作品。出会えて良った。

教養としての投資

円安がひどいので改めて投資に関する本を読みたくて読んだ。自分の資産を労働以外で増やす手段を持つのだ。

六人の嘘つきな大学生

本がなかなか読めなくなってしまい、リハビリにと小説を。小説も本当はもっとコンスタントに読みたいのだがなんだか怠けてしまう。この本には2,3回しっかり狙い通りに騙された。人の中身を全部知ることなんてできない。ある一面で悪く見えても見方を変えれば…というのさまざまな視点で見せてくる。面白かった。とても満足度が高い。

むすび

本がマジでぜんぜん読めてない。インプットぎできてないのでnoteも全然書けてない。とはいえそんな時もあるよね、と自分を甘やかしつつ、六月はもうちょい学びを増やすつもり。今は絶賛「金属バット」ブーム。金属バットのYouTubeばかり見ている。
今月も頑張りすぎないように頑張る。

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