イヤーコンパスで振り返り2021

2021年も今日で終わり。今年は個人的にかなり実りある1年だったので、しっかり振り返りをしたいと思い、イヤーコンパスを使ってみた。

振り返りや目標設定に最適と聞いたことがあり、なんとなく「ネーミングがいいな」という程度で手を付けてみたものの、思いのほかボリューミーでけっこう大変だった。

思いのほかログがない問題

やってみてわかったのは、そもそも1年のログが全然残っていない!

  • 仕事の日報が雑すぎて何やってるかわからない

  • プライベートのライフログがほとんどない

    • ※デジタルタトゥー怖いなと思い、意図的に残していなかったのもある

この時点で結構な反省で、プライベートのことは本当にあんまり思い出せない状態…月イチくらいで振り返りをまとめる習慣をつけたいと思った。

その少ないログを振り返りながらも、意外といろんな発見があり…

  • 1月の段階で年間スケジュールを立てていた

  • 実はギリギリまで準備不足で大変だったアレは、1月の段階で視察に行ってた…

  • 新しい挑戦を始めていたが、それは実は2月から始まっていた

    • ※事情により5月くらいまで凍結したが、1年の早い段階で動き始めていたのを振り返るまで忘れていた

4~8月末までは猛烈に忙しかった記憶があるけど、それより前から準備してたんだな~すっかり忘れてた。そして9、10月も結局ばたばたと忙しく、気づいたら年末!という状態だったんだな…。お疲れ自分。

振り返ってみたものの

時間がかかる!

そもそも定期的な振り返りはあまりしない性分で、よくないと思いつつも、ノリと勢いでここまでやってきたことが多いのと、「恥の多い生涯を送ってきました」という自己肯定感の低さが心の底でいまだに燻っているため、過去にフラットに向き合うのがとてもとても苦手だ。

だが勇気を出して過去の日報やgoogleカレンダー(しかしなぜかデータはすべてiPhoneから消えてしまっていた…)、Instagramなどを振り返ってみた。これだけで1時間かけろとイヤーコンパスは言うが、実際本当に1時間くらいかかってしまった。

まずは1年間を振り返ってみて

やり終えた直後、「イヤーコンパスで振り返りしてみてよかった!」という感想は正直持てなかった。というのも、万人が使えるフォーマット故に、ピンとこない項目も多々あるためだ。

たとえば、以下は現段階であまり自分にとって重要ではない項目に感じた。

  • この一年で最も驚いたこと

  • 影響を受けた3人

  • 影響を与えた3人

  • 手放すべきこと

とはいえ、逆を言うとこういう観点で生活をしてきたことがないな、という気付きでもあった

この1年において「友人やコミュニティー」、「お金、資産」、「ウィッシュリスト、バケットリスト」などは、プライオリティが低かったようだ。項目を埋めている最中は苦痛だったが、改めて見直すと一目瞭然だ…おもしろい。

埋めるのに苦労した項目

上にも書いたが、特に苦労した項目程自分の課題に感じる。

  • プライベートに関する項目が埋められない

    • 友人など:恵まれているけど、流れに身を任せているなぁ

    • お金、資産:無頓着です

  • 超長期目線なやりたいこと

    • ヴィジョン型ではないので目を背けてきた

  • 最も良い決断、背負った最大のリスク

    • この観点は全くなかった、目からうろこ

    • 決断をしていないわけでもないし、リスクも振り返ればかなり背負ったけど、意識してなかった

  • 影響を与えた3人、サポートしてくれた人

    • 「チームで働いている」と意識してきたつもりだったが、思っている以上に独りよがりだったかもしれない

来年に向けの項目

人生における目標、などない

目標設定は、振り返りよりも苦手だ。自分は大きな目標を立てて逆算で努力するということがとても苦手で、これは就活時代からの難関だ。就活時代にこのブログの記事に出会い、自分もこの性分なのだろうと突き進んできた。

そして、ここ2~3年くらいでこの本に出会い、「自分には人生の大きな目標を立てることは向いていない!」と確証を得たのだった。

※ぜひkindleで出してほしい…

「どうなりたいか」より「どうありたいか」を重視する性分なので、就活時代に「5年後どうなっていたいですか」などの具体的なイメージを求める目標設定が本当に苦痛だった。そんなの、自分が常に変化するんだから考えるだけ無駄だろと思っていた。

ただ、最近これに対してもある程度言語化ができてきて、自分の人生における目標は、強いて言うならば、「一生面白い仕事をし続けたい」、だろう。
だから、常に今より一歩成長し続ける必要がある。今と同じことをしているのは快適だけどぬるま湯だ。そして何より、私のストレングスファインダーの1位の項目は「学習欲」。常に向上を望んでいるのだ。

だから来年の目標はけっこう空っぽだ。去年できなかったこと、課題と感じたことの改善になる。新たな目標を立ててそこから仕切りなおすんじゃなくて、私の人生はつねに地続きだ。

未来のための、魔法の言葉

来年に向けてのこれらは全然埋められなかった。1年を過ごすうちに埋められるだろうか…?でもこの項目は本当にこれまでの人生でなかった観点だ。先に決めたことがない項目である。

  • 自分の中で好きになれる3つのこと

  • 思い切って発見したい3つのこと

  • 勇気をもって断る3つのこと

まとめ

実用書を読むときもそうなのだが、結果的にイヤーコンパスは自分が向き合ってこなかったことは何か、を明らかにする作業になった。そもそもログが残っていないことも大きな気づき…この後12月単体の日記をもつけてみよ…。facebookにある時期だけ「1年はこんな年だったな、来年はこんな年にしたいな」というポエムを残していて、そっと非公開にしたものの自分の青臭さを知るには非常~~~~~に良いテキストだった…。日記は途切れ途切れでもつけておくものだなと思った。

まぁそんなこんなで2022年。今になって気づいたが、今年は後厄だったけどめちゃくちゃいい一年だった!来年もがんばろう~!

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