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【イマーシブ展覧会】ディズニー・アニメーション・イマーシブ・エクスペリエンス

「イマーシブ」は体験してみるキャンペーンが自分の中で開催中なので六本木で開催されている「ディズニー・アニメーション・イマーシブ・エクスペリエンス」に行ってきた。

8/31までということで、平日ならいけるだろと思ってチケットを見たら夜しか空いてなくてやっぱディズニーの人気はとんでもないなと思ったら、好評ということで会期が延長されてました。もともとある程度意図してバッファ取ったスケジューリングだったのかな。

これまで行った展覧会と異なるのは以下3点

  1. 使用する面は前と左右、床の一部

    • 背面は使用しない

  2. 床は一部ツヤがあり鏡面のようになっている

  3. ある程度客が座る場所は指定される

  4. 展示部屋が複数ある

  5. 物販を挟んで後半はパネルの展示

1について、今回はディズニーアニメーションがモチーフなので、過去2回の展示とは比較にならないくらい演出が派手で、壁の端から端にキャラクターが移動することもある。そうなると背面まで使用してしまうと観客が見逃すシーンも出てくるのである程度投影場所を限定したのかなと思う。あわせて、今回は上映中は一箇所に座ったままで歩き回ったりできないので、背面はなかなか見づらいので使用しないと判断したのかな。

3と4はある程度リンクしていて、移動があるのは「展示A」を見終わって「展示B」に移動している間に新規グループを「展示A」に動員できるようにしているのだと思う。その際客の移動が発生するのでスムーズに移動できるように整列させているのだろう。

2がとてもよかった。スタートはライオンキングの演出で、日の出の演出からスタートするのだが、床に太陽が反射してとてもきれいだった!

上映内容はディズニーアニメの名シーンで再構成されたもので日本語版の歌やセリフも再生される。ディズニーアニメってパーティクルが素敵だよなぁと思ってみてた。ピーターパンのティンカーベルが出すキラキラが象徴的。

床は反射用、広い壁面をメインスクリーンとして使用し、狭い左右の壁面はサブで基本は左右同じものが投影される。左右見やすい方を見てくださいという配慮を感じる。
メインスクリーンは全面使うこともあれば、2つか3つに分割して同じものを複数投影することもあった。(でも境目は見えない工夫がされている)

今回の展示でうまかったのは、既存のアニメーションと今回の展示用に作った演出がうまく溶け込むように作られていることだった。解像度が全然違う演出が貼り付けられたようになってしまうことってどうしてもあるんだけど、ディズニーはできる限りそれが違和感ないように配慮されてて「さすがディズニー」と感じさせられた。

上映エリアを過ぎると物販を挟んでパネル展示に移動。フォトエリアやこれまでのディズニーアニメの歴史、アート面でのこだわりなどを展示していた。今回はディズニー創立100周年ということで、歴史を振り返る展示が会期の後半から追加されたらしい。

マンガ、アート、アニメとそれぞれのイマーシブ展覧会に行ってみたけど、やっぱアニメは相性がいい。もとがスクリーンに上映されるものなので当たり前だけど、やっぱ解像度が上映を想定されて作られているのでなんの違和感もなくみてられる。あと今回はディズニーってことで「日常に魔法をかける」みたいな心構えができているので、すんなりと世界に「没入」する体験ともマッチしていた。

今後どういった展開ができるかなぁ。よく考えたらプラネタリウムもけっこう体験として似てるよな、とも思ったり。

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