キーワードは「イマーシブ」

先日集英社XRの「マンガダイブ」に行った関係で関連するイベントや施設の広告がよくあがってくるようになった。なんとなく眺めていると「イマーシブ」って言葉がどれもキーワードのよう。

特によくあがってくるのがこれ。安いし常設なので近々行ってみる。https://banksy.tokyo/

「イマーシブ」。個人的にはそんな身近な単語ではないけどどうなんだろう?と調べてみると実はここ最近ホットなワードなんですね…。乗り遅れた。

googleトレンドで「イマーシブ」で検索

コロナ以降としてざっくり2020年以降の「イマーシブ」の検索傾向を調べたら2022年のGW以降で大きく増えたっぽい。おそらくきっかけは日本橋三井ホールで開催された「Immersive Museum」だろう。2023年版も現在開催中だ。

イマーシブってなんなの?って話なのですが「没入感」とのこと。
私が冒頭で述べたマンガダイブとかの美術館の形態だと、
・部屋丸ごととか、大きく空間を使って
・迫力ある音響で
・なにかの世界に放り込まれた感覚を体験できる
と言った感じ。

そのほか演劇は2020年くらいから世界的に人気が出ているようで、座席もそのまま演劇の小道具で役者に話しかけられたりするそう。遊園地のアトラクションで昔からあるやつだけど、そういうのが日常に近くなってきたんだなぁ。そのほか泊まれる劇場とか、よりリアルの近い就業体験も「イマーシブ体験」とくくられたりするらしい。

としまえん跡地にできた「メイキング・オブ・ハリーポッター」もハリー・ポッターの世界に「没入」できるみたい。
https://sculptors.jp/topics/15488

技術の進化とメタバースってワードのバズ、そしてコロナ禍が意外と影響してるみたいで、イマーシブ体験は
・一度に体験できる人数がある程度制限されるから密になりにくい
・コロナ明けのアクティビティの解放
ってところが後押ししてるのかなぁという所感。

ちょうど今日、森アーツセンターギャラリー&スカイギャラリーで開催中の「ディズニー・アニメーション・イマーシブ・エクスペリエンス」の会期延長も発表されたし、「イマーシブ体験」がまだまだこれから盛り上がりそう。

▼参考



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